
南硫黄島を離れ、おがさわら丸は約56km北の硫黄島に向かいました。相変わらず天気・海況は最高で晴天でベタ凪でした。


「マストに亜種シロガシラカツオドリがいる!」という声があり、最上階デッキまで駆け上ってみると、沢山のアカアシカツオドリ、カツオドリに混ざって雄の亜種シロガシラカツオドリがとまっていました(赤丸内)。亜種シロガシラカツオドリの雄を見るのはこれで3回目ですが、その後、この子は飛び立って一瞬ですが船と並走してくれました。

オーストンウミツバメ(と思われる。翼上面の初列基部にフラッシュがない)


セグロアジサシ


この航路の一般種であるオナガミズナギドリ。

嘴がグレーのアカアシカツオドリ幼鳥などでした。
ベタ凪の水面スレスレを多数飛んでくれたので、飛び方の特徴(翼を板のように固い感じで羽ばたく)やサドルバック(腰の白い食い込み)を観察できて良かったです。
この動画で飛び方の特徴が見ていただけると思います(途中でちょっかいをかけるのはアカアシカツオドリ)。



硫黄島が近づくとシロアジサシが登場。非常に遠かったですが海にダイブしていました。


遠くを珍しいヒメクロアジサシが一直線に飛んでいきました。クロアジサシに比べて嘴が針のように細く頭上部の白と体の黒色のコントラストが非常にはっきりしていました。


硫黄島を周回する間、船尾にクロウミツバメがついてくれました。

硫黄島では演習をしていた掃海艇が我々を見送ってくれたのは圧巻でした。また硫黄島を離れるタイミングで献花式と黙祷があり、僕も花束を海に投げ入れさせて頂きました。(硫黄島は写真をネットに上げることが禁じられていますのでこの写真のみになります)

おがさわら丸は次の目的地、北硫黄島に進路を取りました。クロアジサシ3羽が船に並走して見送ってくれました。
(続く)
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