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10.27 岡山 NJKF2024 west 5th試合結果!

2024年11月30日
拳論 0
先月10月27日(日)、岡山県倉敷市真備町のマービーふれあいセンターで行われた「NJKF 2024 west 5th」は、今回も2018年西日本豪雨の真備町復興支援を掲げ、収益金から寄付が行われた模様です。

16 MARI 20241027




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NJKF2024 west 5th拳之会主催興行23rd / 10月27日(日)マービーふれあいセンター
主催:拳之会ファイトプランニング / 認定:ニュージャパンキックボクシング連盟

第11試合    58.0kg契約 5回戦
×国崇(WKAムエタイ世界フェザー級Champ/拳之会)計量オーバー減点2、グローブハンデ 
      VS  TKO 4ラウンド 2分15秒
○ユン・ドクジェ(韓国) 

当初予定されていた対戦相手クァク・リョンピョ(韓国)の負傷により、ユン・ドクジェへ変更。ユン・ドクジェは過去、KTK57kg級、MAX FC55kg級のタイトルを獲得しており、昨年9月のNJKF大阪でJyoseiをハイキックでKO勝利している他、韓国では竹内賢一、MOMOTAROに勝利している強豪。2019年にはRISEにも出場し、鈴木真彦と対戦しています。
連勝が期待された国崇だったが、前日計量で760グラムオーバーとなり、規定時間内にパス出来ず計量失格。国崇は2000年のデビューから108戦目で初の体重オーバー。拳之会の小川春彦会長によると、「アマチュアも合わせて200戦以上の中でも初めて」という。
その会長の「倒すしかないからな!」という声を背に試合に臨んだ国崇だったが、初回、右オーバーハンドと左フックで2つのノックダウンを喫し、ローキックやボディーを中心に攻めて来るユン・ドクジェに、やはり本調子でない様子。
第2ラウンドに入ると国崇はローキックを中心に攻め、得意の左ボディも繰り出す。ユンはボディストレート、ハイキックなどを出し、ややローキックを嫌がる場面も。
第3ラウンドにはユン・ドクジェの攻めに対し、国崇はローキックから左ボディーブローをヒット、ヒジ打ちを見せる場面もあった。
第4ラウンドにはローキックから更に左ボディーブローを繰り出す国崇だが、ユン・ドクジェはその左ボディーに右ヒジ打ちをカウンターしノックダウンを奪う。更に右ボディーブローで国崇が蹲ると、レフェリーストップがかかり。ユン・ドクジェのTKO勝ちとなった。

勝ったユンは、国崇の体重オーバーにも「選手としてはやってはいけないことですけど、あり得ることですし、自分もレジェンドの国崇選手と戦いたかったですし、日本で試合がしたかったので、試合を受けました。」と語り。試合については「レジェンドを相手に緊張しましたが、怯えることなく練習どおりに技を出せました。同じRAONジムのイ・ソンヒョン選手やチャンヒョン・リー選手が12月にRISEに出るので、自分もそういう大会に出たいですし、これからも日本で戦いたいです」と語った。
国崇は4月の佐藤亮戦で拳を負傷し、練習出来ない期間に通常体重が増えたことがオーバーの要因で、そのための調整不足もあったという。2025年の拳之会主催興行はすでに4月20日の、10月16日が発表されているが、ここまで地元興行を引っ張ってきた国崇がどう再起を図るかにも注目される。

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第10試合  ミネルヴァ・ライトフライ級(108LBS)王座決定戦 3回戦
×美斬帝(1位/テツ) 
      VS  判定0-3 (29-30、29-30、28-30)
○MARI(2位/ナックルズ) 

過去、ミネルヴァ・アトム級、ピン級王座を獲得している同級2位のMARIが3階級制覇を目指して、同級1位の美斬帝と対戦。これまで幾度も挑戦しつつ、未だベルトを巻けていない美斬帝も初戴冠に意欲を燃やしているだけに、両者には多くの声援が集まった。

初回、序盤から前に出てカーフやパンチを出してくる美斬帝に、MARIはパンチで応戦、組んでのヒザ蹴りも繰り出す。その中で美斬帝も距離を取るとパンチを返していく。
第2ラウンド、打ち合いの場面が増え、美斬帝のパンチがヒットする場面も。だが全体には上段前蹴りなども交えて攻めるMARIが優勢。
第3ラウンド、更に打ち合い中心となり、美斬帝も最後まで攻めの姿勢を見せたが、MARIが判定勝利で3階級制覇を成し遂げた。

チャンピオンベルトを巻いたMARIはマイクを持つと「怪我して1年ぶりの復帰戦で、しかもタイトルマッチになって不安な部分も結構大きかったんですけど、皆さんの応援のおかげで獲ることが出来ました。3階級制覇することが出来て、同じベルトなんですけど、一番重さを感じます。打ち合いの中でも『絶対負けない』という気持ちで戦いました」とコメント。

更に試合後には「久々の復帰戦で、力が入って疲れました。打ち合いの中では、自分の方が若干当てているかなという実感はありました。今後は、3階級制覇に実力が伴うようにしたいのと、まだ世界タイトルに挑戦したことがないので、そのチャンスを掴めるように頑張っていきたいです」と、早くも次の目標を掲げていた。

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第9試合   57.0kg契約 5回戦
○ダウサヤーム・ウォーワンチャイ(元・ラジャダムナン系スーパーフライ級6位/タイ) 
        VS    TKO 1ラウンド1分32秒
×庄司理玖斗(NJKFスーパーバンタム級6位/拳之会) 

庄司理玖斗は4月に初の国際戦で中国人選手に勝利し、“国崇越え”を掲げているが、今回は元・ラジャダムナン系ランカーのダウサヤーム・ウォーワンチャイと5回戦で激突。初のタイ人との対戦に意気込んだが、開始早々からパンチを振るってくるダウサヤームにヒジ打ちを食らうと、おびただしく出血し、ドクターチェックを経てレフェリーがストップ。庄司は地元で初の敗北を喫する結果となった。

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第8試合   バンタム級 5回戦
×則武知宏(NKBフライ級1位/テツ) 
      VS    TKO 3ラウンド2分33秒
○山川敏弘(京都野口)

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第7試合    62.0kg契約3回戦
○平尾一真(Blaze)
      VS    TKO 3ラウンド2分10秒
×平田大輔(平田)

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第6試合    72.0kg契約3回戦
○本野有哉(照道会)
      VS    TKO 2ラウンド2分54秒
×磯村真言(グラップリングシュートボクサーズ)

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第5試合   スーパーバンタム級3回戦
×大村絆人(魂心舘)
      VS   判定0-3 (28-30. 28-29. 27-30)
○丹孔志狼(心将塾)

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第4試合    女子ミネルヴァ・スーパーフライ級3回戦(2分制)
○上野hippo宣子(ミネルヴァ・スーパーフライ級2位/ナックルズ)
      VS    TKO 3R 2分6秒
×三宅美優(拳之会)

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第3試合    女子ミネルヴァ・バンタム級3回戦(2分制)
○珠璃(ミネルヴァ・スーパーバンタム級5位/闘神塾) 
        VS   判定3-0 (30-29. 30-28. 29-28)
×MEGUMI☆KICK SPARK(KICK‐SPARK)

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第2試合    60.0kg契約3回戦
○崇斗(HAKUBI)
      VS    判定2-0 (30-29. 30-28. 29-29)
×中川滉基(一神會館)

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第1試合    女子ミネルヴァ59.0kg契約3回戦(2分制)
â—‹RIKI (VERSUS)
      VS    判定3-0 (30-28. 30-27. 30-26)
×日立(GRABS Kickboxing)計量オーバーにより減点2

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アマチュアキックボクシングNEXT☆LEVEL提供試合

OP第2試合 NEXT☆LEVEL 62.0kg契約3回戦(90秒制) 
○宮地龍我((OU-BU)
      VS    TKO 2R 18秒
×赤城卓(FORCE)

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OP第1試合 NEXT☆LEVEL 55.0kg契約3回戦(90秒制)
○村上剣心(闘神塾)
      VS    TKO 2R 1分15秒
×梶原一晃(BOSS)

以上はNJKF広報部より11月5日に配信されました情報で、レポートを引用しています。
レポート=高崎計三氏
画像は1枚を除いて割愛します。
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(堀田春樹)No.74
NEWSIDER Tokyo & Kuala Lumpur
Author: NEWSIDER Tokyo & Kuala Lumpur
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