2013.01.22
# 雑誌

大逆転!1ドル100円で大儲けする日本企業ベスト100
50人のプロが選んだ会社

1ドル=100円台だった約5年前、過去最高益を出した企業は多い〔PHOTO〕gettyimages

50人のプロが選んだ会社

 乾いた大地に慈雨が降り、草木が勢いよく上へと枝葉を伸ばし始める。長く円高に苦しめられてきた日本企業が、アベバブルによる円安シフトで息を吹き返し、大復活するシナリオが見えてきた。

 新年最初の株式市場では、昨年来高値をつけた銘柄が300を超えた。言うまでもなく株価とは企業の将来性を見込んだものであり、マーケットが日本企業の〝これから〟に期待感を膨らませていることがわかる。

 そんな中でも期待できる企業はどこなのか。本誌は経済のプロ50人に緊急取材を行った。質問内容は、仮に円安の流れがこのまま続いて1ドル=100円になったうえ、さらに安倍政権による経済政策(通称アベノミクス)が奏功しているという前提で、そのときに「期待できる日本企業ベスト5」はどこかというもの。

 結果をまとめたのが4ページからの表である。50人が挙げた企業数はおよそ100社で、これぞ1ドル=100円で大儲けできるといえる日本企業ベスト100がズラリと並んだ。獲得票数をもとに選んだトップ10は以下の通りである。

1位 トヨタ自動車(26票)
2位 本田技研工業(17票)
3位 キヤノン(11票)
4位 日産自動車、日立製作所(9票)
6位 コマツ(7票)
7位 三菱商事(6票)
8位 ファナック、パナソニック、野村HD(野村證券)(5票)

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