第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会は、1月11日の準決勝と13日の決勝を残すだけとなった。ベスト4の顔ぶれは、優勝経験がある流通経済大柏、前橋育英、東福岡の3つの実力校と、高校野球では名門ながらサッカーでは全国大会初出場という東海大相模となった。

12月下旬から1月にかけてラグビー、バスケットボールなどの多くの競技で高校日本一を決める大会が開かれているが、高校サッカー人気は他の追随を許さない。たとえば、昨年の決勝戦、青森山田対近江の試合には5万5019人の観客が東京・国立競技場のスタンドを埋めた。今年度は関東勢が決勝に進むので、やはり多くの観客が集まることだろう。
高校サッカー人気が高まったのは、この大会が首都圏で開催されるようになった1976年度の第55回大会がきっかけだった。