菊池の叔母が経営していた青山にある飲食店のレジ横に家族や親族の写真を飾っていた
たまたま来店していた音楽関係者が、その一枚の写真に目を留め、
その場で菊池について質問攻め、後日、叔母を介し、スカウトされる
丁度そのころ、菊池の門限は日没まで、
中学に入っても部活に入ることを許してもらえない厳しい家庭だった
反抗期に入り、何とか家庭の縛りから抜け出したいと考えていた時に、
叔母から芸能界入りの話を聞き、その縛りから逃れられると思い、承諾した
芸能界入りに関して、厳しい父は、事務所に学校に行かせること、
学業に支障が出ないスケジュールであることを条件を出した
●声量が無い が、コンプレックス
声量が無いので、ボイストレーニングを受けたが、
声帯の構造上、大きな声を出すと商売向きの声ではなくなると診断された
その後も歌うことに自信は持てなかった
ある日、鈴木雅之から「一緒にコラボしないか?」と誘われた
自信が無い菊池は断ったが、
「だってこの曲を作っていたら君の声が出てきちゃったんだもん」
と諦めずに何度も誘われたので、歌うことに
それが「♪渋谷で5時」
菊池は、ようやく歌うことの殻を破ることができたという
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