Gather-Tech.info #123: コードレビューのプロセスをマネジメントする大切さ
#123です。
先週はAWS Dev Day Tokyo 2018が開催されていました。以下で資料がまとめられています。
- 【随時更新】AWS DEV DAY 2018 資料リンク集 : Qiita
- AWS DevDay Tokyo 2018 Database トラック資料公開 : Amazon Web Services ブログ
日本初開催のVue.jsのカンファレンスVue Fes Japan 2018も開催されていました。
また、GitHubが先週起きた障害の報告をアップしています。ネットワーク機器の部品交換によるネットワーク切断がメタデータを管理するデータベースの不整合を引き起こしたことが原因だそうです。
- October 21 post-incident analysis : The GitHub Blog
- GitHubが障害を総括、43秒間のネットワーク断が1日のサービス障害につながった:データベースの不整合解消に時間 : @IT
今週のイチオシ
コードレビューのレビューはマネージャーの仕事 : POSTD
Pull Requestが主流になってからのコードレビューの役割とマネージャーの役割について。単なる品質管理ではなく、社会化でありチーム文化に影響を与えるもの。マネージャーはプロセスには積極的に関わるようにする。
現代のコードレビューがチームの文化を形成するのに重要な役割を担っていることが説明されています。マネージャーはきちんとレビュープロセスに介入することの必要性が伝わってきます。
ニュース
IBM、レッドハット買収で合意–3.8兆円 : ZDNet Japan
IBMがRed Hatを340億ドルで買収。買収は2019年下半期に完了する見通しとのこと。
リアルタイムデータ処理基盤 「Atlas」 のソースコードを公開します — HACK The Nikkei
日経で使っているリアルタイムデータ処理基盤Atlasがオープンソース化。今後段階的に公開していく。
gRPC-Web is going GA : Cloud Native Computing Foundation
gRPCをJavaScriptから呼び出せるgRPC-Webが正式リリース。以下を読むとどういうものか理解しやすい。
アーティクル
Firebase Summit 2018 で発表された新機能 : Google Developers Japan
Firebase Summit 2018で発表されたFirebaseの新機能のまとめ。Firebase Management APIのリリース、Cloud FirestoreとRealtime Database用のローカルエミュレータのリリースなど多くの機能が発表された。
Kotlin1.3の新機能 : AABrain
Kotlin 1.3の主要な変更点や新機能についてのまとめ。main関数の引数が不要に、coroutineが正式リリースなど。
Data Science in Visual Studio Code using Neuron, a new VS Code extension : Microsoft Faculty Connection
neuronというVS Code拡張について。PythonとRのコードをインタラクティブに実行してグラフなどを出せる。Jupiter Notebookをバックグラウンドに使用している。
Google Translate APIを使ったSphinxドキュメントの自動翻訳 : c-bata web
Sphinxで書いたドキュメントを自動翻訳する方法について。sphinx-intlでpotファイルを作成、Google Translate APIを使ったスクリプトで変換をかける。
React Conf 2018のKeynoteで発表されたHooks、Concurrent Reactのまとめ - Cybozu Inside Out : サイボウズエンジニアのブログ
React Conf 2018で発表されたReact HooksとConcurrent Reactについての解説。それぞれの詳細が書かれている。特にHooksは目的や制限なども書かれていて理解しやすい。
スライド、ビデオ
大企業と技術開発型ベンチャーの連携 : SlideShare
比較的大きな企業とベンチャー企業が連携して研究開発を行う際の枠組みについて。大企業側が理解すべきこと、契約形態について、推進にあたっての課題などがまとめられている。
クックパッドの動画事業での AWS AppSync 活用事例 / Practical use of AWS AppSync by Cookpad : Speaker Deck
AWS AppSyncの活用事例。Firebase Realtime Databaseからの移行の経緯、具体的な使い方、利用時のボトルネックなどがまとめられている。
マイクロサービス化デザインパターン - #AWSDevDay Tokyo 2018 : SlideShare
マイクロサービスとは何か、マイクロサービス化の観点、導入ステップがまとめられている。特に導入ステップのところは方針が順を追って説明されていて分かりやすい。
Amazon SageMaker で実現する生産性の高い機械学習基盤 / #AWSDevDay : Speaker Deck
WantedlyでのAmazon SageMakerの活用方法。導入以前の課題とそれがどう解決されたか、どのように導入を進めたか、利用する中で出てきた注意点などがまとめられている。
noteをNuxt.jsで再構築した話 : Speaker Deck
noteがAngularからNuxt.jsに移行している話。Nuxtを採用した理由、Atomic Designの採用やユニバーサルJavaScriptなど設計、実装のトピックがまとめられている。
外部に依存したコードもテストで駆動する / Test-Driven Architecture - AWS Dev Day Tokyo 2018 : Speaker Deck
Alexa Skillsのコードを引き継いだというシナリオにおいて、ストーリー仕立てでテストとリファクタリングをどうしていくかが説明されている。Alexa固有機能への依存を減らしていく、LambdaやAlexaとの接地面を最小にしていく。
SRE大全 スタディスト編 後半 #hbstudy 85 / SRE Taizen Studist 2 : Speaker Deck
SREチームの組織作りについて。スキルマップ、SREのジョブディスクリプション、必要な能力、育成方法、評価など。
ツール、ライブラリ
galio-org/galio: GitHub
きれいなコンポーネントが用意されたReact Nativeフレームワーク。
Azul GUI Framework
Rust製のクロスプラットプラットフォームGUIフレームワーク。Mozilla WebRenderベース。
adaltas/node-csv: GitHub
JavaScriptのCSVライブラリ。CSVの生成、パース、変換、シリアライズの4パッケージからなる。
guyonroche/exceljs: GitHub
Excelの操作ができるJavaScriptライブラリ。
mcastorina/graph-cli: GitHub
CSVからグラフを作成するCLIツール。Python製。
suin/git-remind: GitHub
コミットされていないファイルがあるリポジトリ、git pushがまだされていないリポジトリを見つけてくれるツール。
サービス、アプリ
Personal CRM done right - Monica
個人向けCRM。家族や友人、プライベートなことを管理できる。
imgtranslate - Convert images across languages
画像に書かれている言葉を他の国の言語に翻訳するサービス。
Vein | 情報共有でチームが変わる
組織のためのソーシャルブックマークサービス。プライベートなはてブみたいなイメージ。