ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

ゲーム系Podcast聴きまくり近況と「ゲームなんとか」ポケモンSV回

例によってゲーム系Podcastばかり聴いている。前も書いたけどゲーム系Podcastだけで聴く番組がぐっと増えたので、以前は聴いていた他のジャンルのPodcastがぜんぜん聴けなくなったし、ラジオ番組にいたっては以前は週に20時間くらいは聴いてたのに今は2,3時間くらいしか聴いてない。

なんでこんなにゲーム系Podcastばかり聴いているのかと言えば、そりゃゲームが好きなのでゲームに関する情報とか駄弁りを延々聴いていたいというのが一番大きいんだが、他のジャンルのPodcastやラジオ番組に比べて聴いているときの精神的負荷が低い(自分的には)というのがある。ここ数年よく囁かれる、世間のSNS疲れ/SNS離れ傾向に近い情動が、たぶん俺のPodcast等音声コンテンツ視聴にも反映されているんだと思う。まあ俺はSNSに関しても意識的に消費時間を減らしていたので、これは自然な流れなのかもしれない。端的に言って疲れているのかもしれんね。ある種の生活保守主義的思想にも近付いてるのかもしれない。それはあまり良くないことだと俺は俺自身に対して思うのだが、まあ疲れているのなら恢復の時間は必要だ。

 

閑話休題。今日伝えたいのはそういう俺のせせこましい話ではなくこっちのほうだ。

Podcast「ゲームなんとか」で少し前に配信された『ポケットモンスター スカーレット/バイオレット』の感想回がすごく良かった。物語の読み解きと、そのうえでのひとりのプレイヤーとしての受容の問題。「(大人もプレイする)現代の、最新のゲーム」という観点からのゲームシステム・演出・UIへの批評と、しかしそこから逆に照射される「誰がメインプレイヤーなのか」というゲーム側の狙い。それらすべてが密接に絡み合い “人生の物語” のような境地へと至るゲーム語りで、本当に唸ってしまった。長いエピソードだが、ぜひ聴いてみてほしい。

 

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俺はポケモン初代リリース時にはすでに10代末期だったこともあってずっとごく表面的にしか触れていなかったのだが、それもそろそろいかんかなとポケモンSVは発売後すぐに買ってプレイしていた。わりあい楽しんではいたのだが、しかしどうしてもゲーム内容というより、(大ヒット確定の超巨大タイトルとしての)ソフトウェア品質的にちょっとこれは低レベルすぎないか……と思うところが多々あり、途中でペンディングしてしまったのだった(さすがにその後のアップデートである程度は改善されていると思うが、最初はかなりひどかった)。そういうこともあり、「ゲームなんとか」のこの回にはちょっと蒙が啓かれた感があり、そのうち再開してみようかなという気分になったのだった。せめてナンジャモには会いたい。

ポケモンセンターオリジナル フィギュア ナンジャモ&ハラバリー

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