※本ブログでは記事中にアフィリエイト広告情報を含みます
■ 無料版のTMPGEncでも試したかったので、ググッたら一発で出てきた。
最初”偶数・奇数フィールド(フィールド・適応)"にしてもカクカクしてたんでフィールドオーダーを”トップフィールドが先に表示される”にしたらOKになりました。
AviUtlだと
ファイル - 開く、ファイルを開くウィンドウ下部の「60fps読み込み」にチェックを入れて開く
60fps読み込みとちらつき
画面上のテロップや動きが無い文字(歌詞など)が60fps読み込みで「ちらつき」が気になる。
AviUtl プラグイン フィルタ by うえぽん上記サイトで配布されている「60fpsフリッカ軽減」をDLしAviUtlフォルダに入れましょう。
AviUtl - 設定 - 60fpsフリッカ軽減の設定
で設定画面が出てきます。
「時間軸拡大(4->8」にチェックし、ウィンドウの右上にチェックを入れてプレビュー画面を動かしてみてください。
ちらつきがなくなると思います。
試行錯誤のログ
60fpsの動画やゲーム、例えばPS2 GOD OF WARとかですがAviutlで60コマ動画出力の方法がやっとわかった。
d2vファイルを読み込むときに「60fps読み込み」をしてインターレース解除を弄らない事でOKだったんだとは…。
DivXコーデックの場合
DivXコーデックのプロファイルは「制御されない」で出力出来る。「ホームシアター」だと30コマまでに制限されてエラーが出る。
これで出力すると、ヌルヌル滑らかなんですがファイルサイズが大きくなってしまうんですね。
それとインターレース動画から60fpsのプログレッシブ動画にしてるんでどうしても斜めの部分がちょいギザになってます。
インターレース保持の話
かといってインターレース保持は、物凄くマイナーというかマニア向けの機能なんでお勧めしづらい。
インターレース保持の動画は、ハードウェアの進化でデインタレの効果が上がる可能性があるんで嫌いじゃないんですけれども。HWデインタレかffdshowのデインタレ使えば、滑らか動画を見られますし。
例えばWMV9フォーマットの1280x720(60i)動画もHWデインタレかませば、綺麗に滑らか再生してくれるし。
インターレースもPS3やXbox360以降のゲームでは考える必要の無い物になっていくとは思いますが。
ビットレートが足りない
60fps(60フレーム)の動画を試しに作ったりしてるんですが、30fpsの時と同じビットレートだと全然駄目ですねブロックノイズが酷くなる。
PS2(30fps)のをStage6にアップロードする時は1200kbpsくらいでも結構見られるもんですが、60fpsだと駄目ですねぇ…。
一番良いのは品質依存を使えばいいんですが、それだとファイルサイズが馬鹿みたいに大きくなるんで、ちょい無理。3Mbpsくらいにしちまうか、と考えてるんですが、うーむ。
テレビのフィールドとフレームレートに関する事
※2012年6月 追記■ ボクにもわかる地上デジタル - 地デジ方式編 - インターレース(interlace)■ フレームの話上記のサイトを参考に用語の見直しを行いました。
(60fpsと書いていますが正確には59.94fps、30fpsは29.97fpsとなります)
今回書いている
「60fps化」は地上アナログや地上デジタルなどの、
・インターレース方式 : 59.94フィールド , 29.97fps (29.97フレーム)の動画をPCでも同様に見えるようにする方法で、
・プログレッシブ方式 : 59.94fps(59.94フレーム)という動画にするためのプログレッシブ化(インターレース解除)をAviutlでやってしまうのが目的です。
スポーツ番組等はこれを使うことでTVで見ているようなヌルヌルした滑らかさを実現することが出来ます。
TV番組の生放送やスポーツ(サッカーや野球)では60fpsのようなヌルヌル動く前提で放送されています。
一部の番組(通販番組とかアクションカメラの街歩きロケとか)は30P、映画やアニメでは24Pをテレシネしてインターレース方式 : 59.94フィールド , 29.97fpsに変換されて放送。
そのためインターレースを解除しても60fpsの様なヌルヌル感はでません。(映画みたいにコマが少ない)
Aviutlで自動24fpsの処理を行う設定にすれば29.97fpsから23.976fpsに変換され元の映画やアニメのようなコマがクッキリ動くような映像に仕上げることができます。
もし上記の方法(60fps読み込み)を使わず通常のインターレース解除(自動など)でエンコードされた場合は、
・プログレッシブ方式 : 29.97fps(29.97フレーム)という動画ファイルが出来上がります。
TVで見るような滑らかさはありませんがファイルサイズの圧縮やビットレート確保により、エンコード時に発生する圧縮ノイズの軽減が期待できます。
またYouTubeなどの
・プログレッシブ方式 : 29.97fps(29.97フレーム)
までしか対応していない動画サイトなどにアップロードする場合も、通常のインターレース解除で十分だと思います。
(もしかしたら将来60fpsに対応するかもしれませんが)YouTubeは60fpsに対応していますが、インターレース解除には対応していないのでアップロード前のエンコード時にインターレース解除が必要になります。
それとこの「60fps読み込み」は元々の動画ファイルが
・プログレッシブ方式 : 29.97fps(29.97フレーム)で記録されている場合に使ってもヌルヌルしたような動画ファイルにはなりません。
またキャプチャカード等で、
・プログレッシブ方式 : 59.94fpsや60fps(60フレーム)という設定でキャプチャしたファイルの場合はAviutl上で、そのまま60fps動画として扱えるので、「60fps読み込み」は使う必要はありません。
例えばSony NEX-5というミラーレスカメラのAVCHD動画
インターレース、59.94iで記録されているのでインターレース解除すれば59.94fpsの動画になるんじゃない?と思うでしょう。
ところが実際には仕様のページを見ると
■ NEX-5D 主な仕様 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
AVCHD:1920 x 1080 (59.94i記録/29.97fpsイメージセンサー出力、約17Mbps)
となっていてPCでインターレース解除しても29.97p(29.97fps)でしか表示されない何とも不思議な映像になります。
30p動画の規格にすりゃ良いのになんで?と言いたいところですが単にAVCHD 1.0の規格に30pが存在しないためです。
■ Sony Japan | ニュースリリース | AVCHD仕様拡張およびライセンスの開始について60fps化に関する引用ここから
280 :名無しさん@編集中 :04/06/13 13:43
60fps化
AviUtlの場合
1.60fps読み込みでソースを読み込む。
2.通常通りフィルタやリサイズなどの設定を行い、通常通りエンコ。
※3次元プログレッシブ化フィルタ使うとテロップのちらつきが低減されるが、副作用もあるので確認汁。
ttp://www1.speednet.ne.jp/~latch_up/index.html
AviSynthの場合
SmoothDeinterlace(tff=true, doublerate=true)#2.0x用
tff=true or false:true=トップフィールドファースト、false=ボトムフィールドファースト
DGBob(order=1,mode=1,thresh=12,ap=false)#2.5x用
order=0or1: 0=ボトムフィールドファースト、1=トップフィールドファースト
mode=0~2: 0=通常のインタレ解除(29.97fps)、1=60fps化(59.94fps)、2=スローモーション
thresh: default=12
ap=true or false: true=artifact protectionを使用。
TMPGEnc2.5系の場合
1.ビデオ詳細のところにあるインターレース解除の設定を"偶数・奇数フィールド(フィールド・適応)"にする。
2.コマ送りしてスムーズに動いているか確認する。
2コマ進んで1コマ戻るという動きになったら、 フィールドオーダーを変更する。
3.通常通りフィルタやリサイズなどの設定を行い、通常通りエンコ。
TMPGEnc3.0系の場合
1.フィルター設定のところにあるインターレース解除の設定を"常にインターレース解除を行う(2倍fps化)"に、
インターレース解除の方法を"適応補間"にする。
2.コマ送りしてスムーズに動いているか確認する。
2コマ進んで1コマ戻るという動きになったら、 フィールドオーダーを変更する。
3.通常通りフィルタやリサイズなどの設定を行い、通常通りエンコ。
引用ここまで
- 関連記事
-
コメント