電話機として
4.6インチと比較的小さいスマートフォンなので片手でもギリギリ操作しやすい範囲の端末。またVoLTEに対応してるので通話品質が良い。
片手でガッツリ持って動かそうとすると親指の付け根部分や手の内側がディスプレイに当たり、タッチ判定が入ってしまい親指のタッチが無視される、というのが何度もありました。
コンパクトなサイズなので裸運用を考えている人でも操作性向上のためにバンカーリングをオススメしたい。
ディスプレイ
おそらくIPS方式の液晶、約4.6インチ、1280x720の解像度、視野角は広く色変化も少ない。明るさを最大にすると目が痛くなるほど。
X-Reality for mobile、有効にするとシャープネスや色合いが向上するので解像度が一段上がったのかな?と思える画像処理機能。
カメラ
メインカメラ約2070万画素、1/2.3型のイメージセンサーサイズ、Gレンズ、BIONZ for mobile、F値はF2.0、とフラグシップレベルの性能。
「プレミアムおまかせオート」
恐らく多くの人が使うであろうモードながら、最大解像度が800万画素に制限されてるのが残念。SNSに上げる程度なら問題ない解像度だけど、2070万画素を使うにはマニュアルモードへの切り替えが必要なのが面倒。
それとソニー関連のカメラ特有のアンダー気味な味付けもXperia A4では同じく引き継がれてる。また明暗差が大きいシチュエーションを撮影すると明るい方に引っ張られ過ぎて暗い部分がただ暗くなってるのがちょっと残念。
オート撮影だと美肌設定が無いので「マニュアル」か「スタイルポートレート」(←強力な美肌モード有り)への変更が必要なのもちょっと残念。
インカメラ約220万画素
Xperia ZL2みたいな30万画素とは雲泥の差だけど、あんまり画質は良くないかな。室内だと結構ノイズ乗ってる。こっちもオートだと美肌モード無いので切り替えが必要なのがちょい面倒。
※追記 RAW撮影LightroomのRAW撮影は非対応
4K撮影
室温25度で10分以上の撮影に対応、もっと早くダメになるかと思ってただけに意外と持つ。
フルHDの撮影は60fpsと30fpsの撮影に対応、設定から変更可能。ただしフルHD 60fpsにするとシーンセレクションが無効に。
タップやらスクロールやら
指への追従性は以前のモデルより良くなっているように感じました、反応が良すぎてスクロール終わりに指を離す部分まで認識されて逆方向にスクロールしてしまう位に敏感。
なので
・設定 → ユーザー補助 → 長押し感知までの時間 → 「普通」 か 「長め」
で様子見。
Wi-Fi
画面オフ時(スリープ時)にはWi-Fiを切断するように設定、そこから電源を入れてロック解除してWi-Fiへ接続するまでの速度を手動で計測。
7秒~8秒
Android 6.0
SIMカード無くてもXperia Companionからアップデートできます。
■ Android™ 6.0対応 OSバージョンアップ | ソニーモバイルコミュニケーションズKitKat(Android 4.4)以降またiPhoneに戻ってたので知らなかったんだけど、Android6.0は痒い所に手が届く感覚があって使いやすい。
通知設定やアプリの権限もiOSに比べて弱かった部分が強化されていて、これならアプリの悪いふるまいを把握できるのが有難い。
それとSony独自のカスタマイズ部分がAndroid標準の機能に寄せてきているのでUIのチグハグさが無くなっているのが嬉しい。
Now on Tapが面白いAndroid 6.0からの新機能、画面に描画されてる内容を調べたいときにホームボタンを長押しすると情報が自動的に出てくる機能。
例えばtwitterで調べた役者さんがいたとする、いちいち検索で文字列入力すんの面倒って時はホームボタン長押し、んで結果が簡単に表示される。
角ゴシックが嬉しい
他のXperiaでもAndroid5.0世代から丸ゴシックから角ゴシックにフォントが変更になって読みやすい。
デレステ
メインのiPhone6sで遊んでるのだとマスタークリア95曲、マスターフルコン51曲、PRP820。難易度が高いマスター曲のフルコンができない腕前。基本2D軽量でプレイ。
んでXperia A4、動作設定は3D軽量がデフォルト
新規インストールの普通キャラでプレイ、純情Midnight伝説は一発でフルコンできる。
リズムアイコンのタイミング調整は19になっていて、この状態で遊んでも違和感が殆どない。(なんかタップした際に若干ふわっとした感じがある)
3D軽量
3D標準(映像フィルタ ソフト , 紙吹雪 有効 , フレームレート 60fps)
アンチエイリアスが掛かってなくてジャギーが目立つように見えるけど、これ端末で見てると少し気になるかなー程度なんでそこまで気にしない方が良い。だって4.6インチだからさーデカいタブレットとかで等倍表示されると目立つけどね。
Androidで音ゲーはオススメしないと言われてたので身構えてたけど結構普通に遊べます、どちらかというとディスプレイサイズが小さくてタップしづらく感じました。
それとiPhone6sと比べると色々な部分のロードが遅かったり、描画がカクカクしてる(3Dキャラじゃなくてコミュとかの後ろで2D描画されてるアレ)のが気になるけど、端末の値段やら発売時期が違うんでそこまで不満を感じてない。
Minecraft
60fpsに近いフレームレートが出てるんじゃないだろうか。
ゲームコントローラーのページにも書いたけどUSBコントローラーに対応してるんで、PS Vitaバージョン遊んでるような感覚になります。
■ USBコントローラ動作結果 「Xperia A4」 Androidアプリ
Xperia ZL2で凄い不満だったGoogleマップの描画が遅かった問題はXperia A4では全く問題なし。
だけどXperiaに付属してるFile Commander、お前はダメだ。ソニーも何でこのアプリをプリインストール?通知欄に別アプリの広告出してPlay Storeに誘導しようとする。もちろん通知の管理から無効にすれば問題ないけどいい加減なんとかしてくれソニーさん。
PS4リモートプレイ
4フレーム以上の遅延が出るので使い物にならない。
PS4 - 有線LAN - ルーター - 5GHz無線 - Xperia A4
こんな接続状況でもダメ。
感想
Xperia Z3 Compactと変わらないスペックなのに何で一年後に同じのを出したのか疑問だったのですがバッテリーで色々問題が出ちゃってたので、今からZ3 Compact狙ってる人はA4も視野に入れていいんじゃないかなと感じました。
ストレージが16GBって買う前はどうかなーと思ってたのですが、やっぱりキツイです。ゲームソフトもカメラで動画撮影もしないって人なら良いかもしれませんが、ゲーム数本いれると厳しくなってくる。そこにスクリーンショットや音楽ファイルも入れるわけで。
SDカードが使えるけど、使い勝手そこまで良くないし内部ストレージ化がデフォルトだと塞がれてるので何だかなぁと。
メモリ2GBも今となっては厳しい。iPhone6でiOS9を使って重いなーと感じてたのに似てる。
例えばデレステを起動してイベントで報酬条件みる、ホームに戻ってtwitterアプリ起動、ボーダーの条件調べる、デレステに戻る、デレステ最初の画面に戻ってる。
あーiPhone6使ってた時ってこういうの良く起きてたなーというのが感じられます。
ベンチマーク結果(別ページに掲載済み)だけ見ると悪くない数字が並んでるので、アプリを一つだけ使っている間はサクサク動くってのは本当。
ところが他のアプリに切り替えるっていうのが入ってくるとちょっと微妙なのが本当に惜しい。
■ ベンチマーク結果 Xperia A4 (SO-04G)ネガティブ寄りの感想になっちゃったんだけどAndroid6.0の良さが分かったしディスプレイ綺麗だし、VoLTEやおサイフケータイも有るし、微妙な部分を把握したうえでコンパクトな端末が欲しいって人にはオススメ、ドコモ系の格安SIMも使えますし。
ただ発売時期がZ3 Compactが2014年の夏で、iPhone 6が出たのも同時期、iPhone6のau版が小キズ有だと結構値段下がってるので、A4もその位の値段(2万5000円前後)じゃないと難しいところになっちゃう。
今3万円だすなら新品のSIMフリー機で結構いいやつ買えちゃいますし(おサイフケータイは無いけど)、その辺を比較した上で買うのが良いんじゃないでしょうか。
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コメント
Re: iPhone買うなら
メモリを1GB乗っけてるiPhone6以降の機種なら大丈夫だと思いますよ。
2017/02/08 URL 編集
iPhone買うなら
普段Android端末をメインで使っていますが最近サブ機としてiOS端末が欲しくなりました(久々にiOSアプリに触ってみたい)。家族にiPhone使っている人はいますが自分はiPhone4以来なので最近のiOSが全くわかりません。
3D駆使した重いゲームはやらないとして、Androidでいう4.4以上なら大抵のアプリが起動できて色々と使えるみたいな水準を満たしたiPhoneってどれに当たりますかね。
少ない情報ですがおすすめがあったら教えてほしいです。
2017/01/31 URL 編集