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Yager Developmentがシングルプレイを開発し、PCやコンソール向けに発売されたSpec Ops : The Lineのご紹介。
ステージはドバイ、砂嵐に襲われ都市が丸ごと破壊された状態、取り残された部隊を救出するため向かうウォーカー大尉達のストーリー。
感想
シングルプレイ難易度ノーマルでクリア。Steam版は日本語字幕有り。
操作性は若干コンソールのコントローラーに合わせたデザインになっているものの、PCでも違和感が無いTPSに仕上がっています。
ゲームのプレイ感覚としてはGears of Warの様な感じで、遮蔽物を上手く利用して戦うスタイルが求められます。ただGears of Warと違って敵がプレイヤー側に攻めてくるような激しい部分は少なく、どちらかというとプレイヤーの体力設定が低めで、攻撃を食らい過ぎるとアッサリ死ねる所が特徴。
んでノーマル難易度でも特に問題なく進めるんだけども、後半のステージは敵の攻撃が激しく無理して突っ込むと軽く死ぬ、んである程度の敵を倒したから進もうとするとあっさり殺される。後半部分で敵がプレイヤーを殺したくなる理由は分かるんだけども、幾らなんでもノーマル難易度にしちゃぁキツいなぁと個人的には感じました。
ステージ構成はドバイのみで、砂漠、ビル、廃墟、砂に飲み込まれた都市部といったところで、ちょっと単調に感じる部分。ヘリの機銃を使ったり、迫撃砲を使ったシーンがあるものの特に爽快や新鮮味が味わえないのが残念なところ。(というか迫撃砲は後味が・・・)
ダラダラ長いステージも無く、それよりもシングルプレイ自体6時間もあればクリアできるコンパクトな設計なので飽きが来る前にスパッと終わらせられた内容は個人的にアリ。人によっては短すぎる!ってかんじるかもしれません。
操作感覚は上述したようにGears of Warっぽく戦闘中は遮蔽物に隠れた戦いがメイン、武器は2種類、グレネード系は3種類まで。
命中率もアサルトライフルなら比較的高いのでイライラするような部分は無し、ただ弾薬の上限数が低くイチイチ弾薬を拾い集める作業が面倒だった。
ダッシュ移動でFOVが狭すぎるのと、ストーリーの語り部分で移動速度を遅くさせられる部分がイラっと、そしてフラッシュバック的なエフェクトが邪魔臭い。
敵に倒された後の読み込みが若干長いのが残念。
ストーリーはかなりダーク、正義でも悪でも無く助けに来た筈が・・・という展開、ストーリーの中盤くらいからプレイヤーの選択で展開が異なるストーリーが面白い。その選択肢もゲーム内のキャラクターとは言え基本的に殺すか殺さないかの選択で、ちょっと重め。
終盤のストーリー展開ラッシュが面白いものの、そこに辿り着くまでの展開がプレイヤーに疎外感というか置かれている状況が分かりづらいのが勿体無い。最後の選択でエンディングが変わるのも素晴らしい。
PTSDやアフガン戦争の影響、CIAの絡みが盛り込まれていて、戦争を実行しているアメリカならではの話だなーという印象、こういった部分で出てきそうなのがちょっと前ならベトナム戦争や湾岸戦争が多かっただけに、ゲームで語られる戦争のイメージも変わるんだなぁという印象。
ゲームのストーリー自体が短く、マルチの出来もそこまで期待できないっぽいので、さくっと現代戦のTPSやりたいって人は試してみては。
マルチプレイ
未プレイ、協力プレイや一般的なマルチプレイ有り
グラフィック
解像度 : 1920x1080
テクスチャの詳細 : 高
影の詳細 : 高
全画面 : はい
垂直同期 : オフ
アンビエントオクルージョン : オン
画質 : カスタム
上記の設定でほぼ60fps以上を維持、とくに重くて仕方ないって場面も無く全体的に軽め。それの影響なのか綺麗なグラフィックの割りに、細かい部分の作りこみがアッサリしていてインパクトのあるグラフィックには感じられない。
スクリーンショット
関連サイト
■ Spec Ops: The Line - Wikipedia, the free encyclopedia
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