やじうまの杜

注意! 「Windows 11」では「Office 2013」が使えない

そろそろ「Office 2021」への買い替えがお勧め

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「Excel 2013」

 「Windows 11」の正式リリースと同時に、買い切り版「Microsoft Office」の新バージョン「Office 2021」の販売もスタートしました。新しいWindowsは是非新しいOfficeと一緒に使ってほしいと思いますが、手元にがある「Office 2013」を使い続けてやるぜー! と思っている方もなかにはいるかもしれません。

 しかーし! 残念ながら「Office 2013」を「Windows 11」で使うことはできません。

なお、Office 2013 は Windows 11 ではサポートされないため、Windows 11 へのアップグレードを予定している場合は、この機会に Microsoft 365 または Office 2021 へのアップグレードをご検討ください。

Windows Blogsの「Microsoft 365 と Office 2021 で協働作業を簡単に」より引用

 つまり、「Windows 10」のまま「Office 2013」を使うか、「Windows 11」にアップグレードして「Office 2021」を買う必要があります(「Windows 11」をサポートするOfficeの最低バージョンは「Office 2021」になるようです)。

 もっとも、「Office 2013」がサポートされるのは2023年4月11日まで。無理に使い続けてもあと2年しか使えませんし、「Office 2019」や「Office 2021」に比べると機能不足は否めません。当面の間「Windows 10」を使い続けるならばそれとセットで使うのもありですが、「Windows 11」へのアップグレードを考えているならばそろそろ買い替え時といえるでしょう。

 最後に、歴代Officeの主なシステム要件とサポート期間をまとめてみました。一瞬見間違いかなと思ったのですが、「Office 2019」よりも「Office 2021」の方がCPU要件が緩いのですね。少し意外に思いましたが、それだけ軽量化が図られているということなのでしょうか。もしそうならばうれしいですね!

Office 2021Office 2019Office 2016Office 2013
CPU1.1GHz以上(2コア)1.6GHz以上(2コア)1GHz以上(SSE2)1GHz以上(SSE2)
メモリ4GB4GB2GB1GB(32bit)/2GB(64bit)
空きストレージ4GB4GB3GB3GB
OSWindows 10/11Windows 10Windows 8.x/10Windows 7/8.x/10
サポート期間(+延長)5年5年(+2年)5年(+5年)5年(+5年)
サポート終了日
(延長サポートを含む)
2026年10月13日2025年10月14日2025年10月14日2023年4月11日