レビュー
細さの限界に挑戦した日本語フォント「超極細ゴシック」
「M+ FONTS」の派生版、“Thin”よりも細いウエイト
(2015/2/25 17:05)
「超極細ゴシック」は、一般的な“Extra Light”よりも細い日本語フォント。Windowsなどに対応するTrueTypeフォントで、作者のWebサイトからダウンロードできる。商用でも無償利用することが可能。
「M+ FONTS」の派生版であり、ひらがな、カタカナ、英数字、記号のほか、JIS第一水準漢字のすべてとJIS第二水準漢字の一部を収録。一般的な“Extra Light”や「M+ FONTS」の“Thin”よりも細いウエイトがその特徴だ。
肉付きを極限まで削ぎ落としたデザインは、「M+ FONTS」のもともと広い懐をさらに広く見せ、優しくポップな印象を受ける。それと同時に、極細な漢字はゲシュタルト崩壊を誘発するほどの幾何学的な雰囲気も醸し出す。
デザインの特性上、画線が擦れやすいので、逆にそれを味として活かすようなフォントサイズ・カラーを模索したい。
ソフトウェア情報
- 「超極細ゴシック」
- 【著作権者】
- M+ FONTS PROJECT、Line Font
- 【対応OS】
- Windowsなど
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.00(14/12/12)