|
【第380回】
落ちものパズルゲーム「Colors」効率よくブロックを消して最短クリアを目指そう
(09/06/26)
『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は、繰り返し楽しめる落ちものパズルゲーム「Colors」を紹介しよう。
ブロックを入れ替えて消していく落ちものパズルゲーム
ブロックは赤、青、黄、緑、紫の5色で、1から4までの数字が書いてある。ブロックを消す方法は、同じ色のブロックを4つ以上つなげること。そのためにプレイヤーのすることは、同じ数字の書かれた色の違うブロックを2つ指定して場所を入れ替えるだけとシンプルだ。操作はマウスでブロックを指定し、左クリックで決定、右クリックでキャンセルとなっている。ブロックが消えると、空いたマスに上からブロックが落ちてくる。 特殊なルールとしては、“レベル”という数値がある。これは1回のブロック操作につき画面上部からランダムで落ちてくる、追加ブロックの数を示している。たとえばレベル1の場合は、ブロック操作を行うとブロックが1個落ちてくる仕組みだ。残りブロック数が少なくなるにつれてレベルがアップし、最高はレベル5。これにより、無駄なブロック操作を続けると画面上のブロックが増加していき、いつまでも30個以下にすることができない。このルールを考慮して最後の追い込みをかけるのが本作の面白いところだ。
最短クリアを目指して効率よくブロックを消していこうプレイの基本は効率を重視すること。画面上のブロックの配置をよく見て、最も多くのブロックを消せる操作を考えよう。簡単に言うと、2つのブロックを入れ替えたとき、その双方のブロックで4つ以上のつながりを完成させて、2色のブロックを消せる操作を探すのだ。これで一度に少なくとも8個のブロックを消すことができる。ブロックの入れ替えで片方しか消せない状況においては、消えずに画面へ残るほうのブロックが、同じ色のブロックと縦に並ぶように入れ替えるといい。同じ色が横に並んでいると、ほかのブロックを消すことでズレてしまうことが多いが、縦に並んでいればその2個のブロックが離れることはないからだ。こうして同じ色のブロックを固めていくことが最短クリアにつながる。また、画面の左右両端の列は消しにくいので、序盤から優先的に削っていきたい。凸型に消していくのが理想的だ。 つまりプレイ開始直後は、左右端の列で、かつブロックの入れ替え操作によって2色のブロックを消すことができる場所を狙うのがベストだ。ブロックの初期配置によってはそれが不可能な場合もあるが、なるべくそれに近い操作を探していくといい。
簡単操作で暇つぶしや頭の体操にピッタリ
逆にそれがないと、クリアできそうでできない状況が続くことになる。追加ブロックの内容はランダムなので運頼みになりがちではあるが、意図的に2色を温存してプレイするなど、クリア可能な状況を作り出すことも可能だ。とはいえ、最短クリアを目指すとなれば、ブロックの温存は不可能。結局のところは、運を天に任せてサクサクプレイするのが本作の楽しみ方なのかもしれない。 筆者の記録はブロック操作14回でのクリアで、なかなかこれ以上縮めることができずにいる。正直なところ運の要素もあるので、記録更新は難しいかもしれない。とはいえゲームオーバーがなく、落ちものパズルでは必修技能とも言うべき連鎖組みが必要ないので、プレイ自体はとても簡単。小さな子供でも楽しめるだろう。クリア条件は若干難しい感もあるが、プレイを続けていればいつか必ずクリアできる。時間つぶしや頭の体操としてお手軽に遊ぶにはとてもいい一作だ。
□vexil games|オリジナルのWindowsゲーム「ベクシル・ゲームズ」 (藤井 宏幸)
|
|
|
|||||||||||||||||||
トップページへ 週末ゲームINDEX へ |