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図形のアンチエイリアス機能などが追加された「OpenOffice.org」v3.1.0が公開「Writer」が日本語入力システムの“再変換”機能に対応
最新版の全体的な変更点は、各種ソフトで図形を表示した際にアンチエイリアスをかける機能が追加されたこと。また、図形をドラッグで移動中に半透明で表示するよう仕様が変更されたほか、文字列に上線を付加する機能などが追加されている。 ワープロソフト「Writer」では、「MS-IME」2002/2003/2007や「ATOK 2008」といった日本語入力システムの“再変換”機能に対応した。すでに入力を確定した文字列を選択し、日本語入力システムで“再変換”機能に割り当てられたキーを押すと、確定した文字列を再度変換できるようになっている。また、文章に“ノート”機能で付加したコメントへほかのユーザーが返信できるようになるなどの機能向上が施された。 表計算ソフト「Calc」では、画面下部にタブで表示されているシート名をダブルクリックし、名前変更ダイアログを表示できるようになった。また、セルへ関数を入力した際に書式をツールチップで表示できるようになるなど、より使いやすくなっている。さらに、統計分析向けの“GAMMA”“CHISQDIST”“CHISQINV”関数が追加されたほか、パフォーマンスも向上しているという。 データベースソフト「Base」では、SQL文でクエリーを作成する際にSQL文を色分け表示する機能や、SQL文中の括弧を入力した際に対応する括弧を一瞬強調して表示する機能が追加された。さらに、ODBファイルへマクロやスクリプトを埋め込めるようになり、データベースアプリケーションを作成できるようになった。 そのほか、プレゼンテーションソフト「Impress」に[文字の拡大][文字の縮小]ボタンが追加されたほか、図形描画ソフト「Draw」や「Calc」「Impress」に「Writer」と同様の、簡単に文書を拡大・縮小できるスライダーが追加されている。
【著作権者】Sun Microsystems Inc.
□ja: OpenOffice.org日本語プロジェクト (長谷川 正太郎)
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