万学博覧会 特別企画
共につくる健康と文化の森とSFCの未来
●セッション「共につくる健康と文化の森とSFCの未来」
湘南藤沢キャンパス(SFC)は、1990年に開設され30年以上が経ち、2024年度には隣接する健康と文化の森のまちづくりが始まりました。SFCはこれまでも藤沢市、そして遠藤・御所見地区とともに歩んできましたが、このまちづくりを一つのきっかけにさらに連携を強め、ともに地域とキャンパスをつくっていかなければなりません。
SFCは2023年度からサステイナブルキャンパスプログラムを開始し、キャンパス内の全ての部局が横断して、環境・健康・地域・農業などをキーワードに多くの学生・生徒・教員が活動しています。加えて、いくつもの関連するキャンパス内外のプロジェクトが進行しつつありますので、それらを束ね情報を共有しながら、これからの地域とキャンパスのあり方を議論したいと思います。
開催日程
2024年11月23日(土) 15:00~16:00
会場
慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス Ω12
定員
250名(当日先着順)
登壇者
川﨑隆之 藤沢市副市長
一ノ瀬友博 環境情報学部長
飯盛義徳 総合政策学部教授
石川初 環境情報学部教授
内山映子 環境情報学部教授
小熊祐子 健康マネジメント研究科委員
●藤沢市特別展示「キャンパスカントリー」-藤沢市のまちづくりとSFCの取り組み-
藤沢市と慶應義塾大学SFCの合同企画による特別展示を行います。SFCが位置する藤沢市の健康と文化の森地区は、藤沢市の都市マスタープランに掲げられた6つの都市拠点のひとつです。1990年のSFC開設に始まり、2017年の湘南慶育病院、2022年の遠藤笹窪谷(やと)公園、2023年のHヴィレッジ学生寮など、豊かな自然や田園空間と共存する、地域の特徴を生かしたまちづくりが行われてきました。今後は、組合施行土地区画整理事業による約36ヘクタールの都市開発、いずみの線延伸による新駅の設置の計画が検討されています。
今回の特別展示では、健康と文化の森地区の全容、地区内で検討中の計画が目指す将来のまちの姿、他地区における取り組み、学生による提案や研究発表などを交えてさまざまな視点で藤沢市の現在と将来の構想を紹介します。また、SFCのサステナブルキャンパスへの取り組みや地域連携の実践例を紹介し、この地域におけるSFCの位置づけ、魅力と賑わいが高まる現在の様子、そして今後の可能性を探ります。
本展示は、藤沢市と藤沢市健康と文化の森地区土地区画整理準備会及び業務代行予定者である株式会社フジタ、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスが協力する産学官民連携によって実施されるものです。
展示場所
o(オミクロン)1階