cronで曜日を指定してスケジュールを設定する方法【Linux】
cronの曜日指定について
Linuxのcronは、特定の時間にコマンドやスクリプトを自動的に実行するのに利用します。
この記事では、曜日指定について説明します。
cronの書式
Cronの基本フォーマット(書式)は、以下の形式で記述されます
分 時 日 月 曜日 コマンド
Cronの編集方法は、[ crontab -e ]と入力すると、実行ユーザーのcronが編集できます
$ crontab -e
設定したcronの確認
設定しているcronの設定の確認は、[ crontab -l ]で確認できます。
$ crontab -l
cronでの曜日の指定方法
cronでの曜日を指定する際には、5個目の値に、数字または英語の略称を使用します。
曜日を「0~7」(0,7は日曜日)または「sun~sat」で指定します。ワイルドカード(*)を指定すると毎日になります
曜日 | 数字で表記 | 英語の略称で表記 |
日曜日 | 0 or 7 | sun |
月曜日 | 1 | mon |
火曜日 | 2 | tue |
水曜日 | 3 | wed |
木曜日 | 4 | thu |
金曜日 | 5 | fri |
土曜日 | 6 | sat |
設定集
毎週月曜日の午前2時にバックアップスクリプトを実行
0 2 * * 1 /path/to/backup.sh
毎週水曜日と金曜日の午後6時に特定のコマンドを実行
0 18 * * 3,5 /path/to/command
毎週土曜日と日曜日の深夜0時にログをクリア
0 0 * * 6,0 /path/to/clear_logs.sh
月曜日から金曜日の平日に実行
0 9 * * 1-5 /path/to/weekday_task.sh
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