パナソニック、新型スマートホームデバイス「スマートロックEX」10月15日発売開始ー安全性と利便性を極める次世代技術搭載36字
スマートホームカオスマップ第2版が公開
国内外で拡大するスマートホーム産業を一望できる日本初のスマートホームカオスマップ第2版が公開されました。今回、新たに2つのカテゴリーが追加され、損保業界において日本初のプレイヤーが参入するなど、大きな進展を遂げています。
スマートホームカオスマップ第2版の詳細
スマートホームカオスマップ第2版は、「スマートホームソリューション」を14のカテゴリーに分け、のべ400社をマッピングしています。第1版よりも2種類のカテゴリー、150社が増加しました。特に注目すべき点として、「損保業界で国内初のプレイヤーが登場」、「SHaaS(スマートホームOEM提供)」カテゴリーの追加、「エネルギーマネジメント領域のプレイヤーの拡大」の3点があります。
カオスマップ制作の意図と背景
LIVING TECH協会が定義するスマートホームは、「モノとモノ」、「モノとコト」がネットワークで繋がり、機能やサービスがアップデートされることで、一人ひとりにフィットした暮らしが実現できる住環境を指します。本カオスマップは、ユーザーの暮らしや住環境全体で考え、それを可視化することを目的としています。
第2版カオスマップの登場背景
2023年3月に公開された初版で注目を集めたスマートホームカオスマップの第2版として、国内外のプレイヤーやカテゴリーが大幅に増え、より詳細な情報提供が可能となりました。また、スマートホーム後進国とされる日本の現状や、産業における空白地帯を把握しやすい構成となっています。
カオスマップの読み方と分類
このカオスマップは14のカテゴリーに分かれており、内側のグループが国内企業(サービス)、2段目のグループが日本に進出しているグローバル企業(サービス)、一番外側のグループが日本には進出していないグローバル企業(サービス)を配置しています。各カテゴリーには、業界別にプレイヤーの詳細が記載されています。
具体的なカテゴリーとその説明
Access Control(入退管理): スマートロックなどの入退室管理基盤を提供するプレイヤー。 Smart Home Security(ホームセキュリティー): 海外でビジネスとして成功しているカテゴリーで、オートメーションなどが可能。 Insurance(損害保険): 漏水検知、防犯対策、火災検知などのリスクを低減することで、利用者と保険会社双方にメリットがあるビジネスモデルです。 Energy Management (エネルギーマネージメント): エネルギー使用の監視と管理を可能にするスマートデバイスをインフラとして活用。 Home Automation (ホームオートメーション): 異なるデバイスやシステムを統合、連携できるプラットフォームを提供。 SHaaS(スマートホームOEM提供): スマートホームプラットフォームをB2B2CでOEM提供し、新規参入者のコストを抑えるサービス。 Luxury Smart Home (高級スマートソリューション): 高級住宅向けの統合スマートホームシステムを提供。 Smart Apartment(スマート住宅): スマートデバイスをビルトインする仕組みを提供し、住宅の価値向上を図る。 Built-In Developer(スマート住宅提供事業者): スマートホームを標準設備として提供する不動産デベロッパー。 Support (設置設定サービス): スマートデバイスの設置設定のサポートを提供するプレイヤー。 Telco (通信事業者): スマートホームをサービスとして提供することで競争優位を図ります。 Standards/Alliance (標準規格/団体): スマートホーム技術の標準化やメーカー間でのデバイス連携をサポートする規格/団体。 Smart Appliance(スマート家電 ): ネットに繋がる家電を提供するメーカー。 Smart Lighting (スマート照明): 調光調色ができるスマート照明の提供。