先日、会社のオフィスに オフィスグリコが導入されました。

gurik

オフィスグリコいいですよね。仕事の合間にちょっとカロリーを補給するのにぴったりですし、値段も安いからついつい買っちゃう。グリコの社内でも新たな販売チャネルとしてかなり貢献してるとビジネス系の番組で見た記憶があります。

今日は、そんなオフィスグリコの思い出を語りたいと思います。

「万引きは犯罪です」という全社メール


今では、超ホワイトな企業で働く僕ですが、新卒で入った会社は社員数40名程度の零細の出版社でした。新卒の自分と同じタイミングで入った40代の経理部長が、入社一ヶ月で辞めてしまうという事件があったりもしたのですが、当時はそれがどういう意味を持つのかもわからなかったので、元気に働いていました。

その会社で、オフィスグリコと セルフ茶屋というオフィスグリコのジュース版みたいなものが設置されたことがありました。

まぁ人間のやることですから、例えば50円玉を100円玉と間違えて入れてしまうぐらいのミスが起こる可能性はあるでしょう。逆に多く入れてしまうこともあるでしょうし、そういうちょっとした金額の誤差は、グリコ側もある程度織り込み済みだと思います。しかし、その会社では、そういうレベルでは済まされないぐらい在庫の減り具合と売り上げに差があったようです。

当然のように業者さんからクレームが来て、担当者から「お金を入れないで商品を取るのは万引きです。万引きは犯罪です」という全社メールが流れることになりました。今思い返しても、本当にひどい話だと思います…。

オフィスグリコは夏にはアイスが買えるバージョンもあり、導入時はみんなそれを楽しみにしていました。しかし、結果としてグリコさんは夏まで持たずに撤退。

そんな思い出を持つ僕が久しぶりに食べたオフィスグリコはちょっと苦い味がしました…。