新「ドラゴン・タトゥーの女」筆頭候補に英女優クレア・フォイ
2017年5月17日 12:00
[映画.com ニュース] キャストを刷新して製作するハリウッド版「ドラゴン・タトゥーの女」の続編「The Girl in the Spider's Web(原題)」で、英女優クレア・フォイがヒロインのリスベット・サランデル役の筆頭候補に挙がっていることがわかった。
本作は、世界的ベストセラー「ミレニアム」シリーズの第4弾「蜘蛛の巣を払う女」の映画化。米バラエティによれば、製作を手がける米ソニー・ピクチャーズが、まもなくフォイにリスベット役をオファーする見込みだという。一方で、米ユニバーサル・ピクチャーズが同時期に公開を予定している「ファーストマン(原題)」でメガホンをとるデイミアン・チャゼル監督も、フォイと面会しているようだ。
Netflixオリジナルドラマ「ザ・クラウン」でエリザベス女王を演じたフォイは、第74回ゴールデングローブ賞テレビシリーズ部門の主演女優賞(ドラマ)を受賞した新進女優で、映画出演作には「ミスティック・アイズ」「ミス・シェパードをお手本に」などがある。粗暴な凄腕ハッカーのリスベット役では、スウェーデン版「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」に始まる3部作のノオミ・ラパスが世界的にブレイクするきっかけをつかみ、ハリウッド版「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラは第84回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされた。
原作小説は、初期3部作の作者で2004年に死去したスティーグ・ラーソンさんに代わり、スウェーデン人作家のダビド・ラーゲルクランツが執筆した。映画脚本は、スティーブン・ナイト(「マリアンヌ」)とジェイ・バス(「モンスターズ 新種襲来」)が原作者のラーゲルクランツと共同で執筆し、「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレス監督がメガホンをとる。前作の監督デビッド・フィンチャーは、製作総指揮として参加する。全米公開は2018年10月19日予定。