新製品のDJI MATRICE30とMATRICE 300を比較してみた

ECOMAXは、DJI製ドローンの販売をいたしております。
MAVICやMINIシリーズなどのコンシューマー機だけではなく、MATRICEシリーズの販売も可能です。
店頭ではMATRICE 300 RTKの実機を展示しております。(業務で出動中の場合があります)

さて、DJIから新たに発売されることになったMATRICE 30シリーズ。
機体の参考本体価格はおおよそ90万円~となっており、MAVIC 2 EnterpriseとMATRICE300の中間的な位置づけにもなっています。
メーカー公表のスペックでそれぞれを簡単に比較してみました。

MATERICE 30 MATRICE 300 RTK
サイズ 470×585×215 mm (長さ×幅×高さ) 810 × 670 × 430 mm
重量 3770 ± 10 g(バッテリ2個搭載時) 約 6.3 kg(バッテリー2個搭載時)
最大ペイロード - 2.7kg
最大離陸重量 4kg 9kg
最大飛行速度 23m/s 23m/s
運用限界高度 5,000m 5,000m
最大風圧抵抗 15m/s 15m/s
最大飛行時間 41分 51分
このように機体性能は、バッテリー以外はほぼ変わらずです。MATRICE300は、ペイロードとして自社製品など様々なアタッチメントを搭載することが出来ますが、MATRICE 30はメーカー公表をしていないため実質不可能です。
カメラ性能を比較してみます。M30標準搭載のカメラと、MATRICE 300 RTKによく使われるH20Tです。
M30搭載カメラ H20T
ズームカメラセンサーサイズ 1/2 CMOS 1/1.7 CMOS
ズームカメラ解像度 48M 20M
ワイドカメラセンサーサイズ 1/2 CMOS 1/2.3 CMOS
ワイドカメラ解像度 12M 12M
サーマルカメラ視野角 64度 40.6度
サーマルカメラ解像度 不明 640×512
サーマルカメラ動画フォーマット 不明 MP4
サーマルカメラ画像フォーマット 不明 R-JPEG
産業用機であるにもかかわらず、M30はサーマルカメラの公表値が不明な点が多いです。そもそも動画や画像で保存できるのか?解析ソフトは使えるのか?などなど、赤外線外壁診断などの点検で使うには不十分な性能である可能性が高いです。
たしかにコンパクトなサイズの産業用機となると、魅力的な機体ではありますが、現場で導入するならまだまだMATRICE300に軍配が上がるといった感じでしょうか。
MATRICE30は、その型番から推測するにもMATRICE 300のゼロを一つとったということからも、廉価版という位置づけであることは間違いなさそうです。

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