無料素材「ぱくたそ」を使ってはいけない3つの理由と事例
ぱくたそ Advent Calendar 2015 - Adventarという企画がありまして、
「フリー素材ぱくたそにまつわるお話、エピソード、使用例、やっててよかったぱくたそ式!など何でもいいです」
というテーマの元、多くの方々が毎日ぱくたそを絶賛しております。
甘い。甘すぎるわ。
みんなぱくたそを絶賛しているが、そんな絶賛ではぱくたそのためにならない。カレンダー最後の私がみんなと同じく絶賛すると思ったか!
というわけで25日はチームぱくたその大川さんが締める予定だったのを、強引に入れ替えていただき、私がぱくたそを軽い気持ちで使うとこうなるんだぞっていう3つの事例を紹介する。
1つ)ぱくたそはあなたの大切な時間を奪う
「ぱくたそ」という無料画像サービスで時間を奪われた話
はいいました。同じ人。「あかん、このサイトは時間を奪われる。そう、ザ・ワールドのように!!」
まず皆さんにお話しておかなければならないのは、人間の購買に対する心理的なお話です。
人はそれぞれ、使える時間と使えるお金が限られているわけですね。
例えば毎月1万円のお小遣いをもらっている人は、毎月一本6千円もするお酒を買うかと中々手がでないものです。
でも毎月3万なら・・・、毎月買えるレベルになってきます。
これにプラス、ボーナスもない生活で、月に使えるお金が5千円だとしたら、その人はきっと、MacBook Proの最新モデルを買おうとも、iPadを買おうとも考えもしないでしょう。
人は自分にあった収入と時間に合わせて、物事を考えるのです。休みがない仕事の人は、旅行のことを考えませんし、まとまった休みが取れる人は、ライフスタイルの中に旅行を入れようと考えることも出来るということです。
さて、ぱくたそが悪魔的なのは、全てが無料と言うことです。
世間一般でいうフリーミアムとかそんな中途半端な意味ではありません。
文字通り無料です。
もちろん著作権は放棄してませんので、パクタソの画像を売っていいかと言われればダメに決まってますけど。
しかし、アプリ内課金があります、とか、1日10ダウンロード超えると有料とか、無料ユーザーはダウンロード待機時間15秒またなければいけないとか、そういう制約が一切ないサービスです。
どいつもこいつも無料なので、人はどの写真をダウンロードするかをじっくりと検討してしまったり、あとで使うかもしれない画像を今落としておかないとという制約もないので、見ることに集中させられます。
止めることの出来ないブラウジング。麻薬的なサイト。
ましてや、ぱくたその写真に対するタイトルが黒魔術的引力がつよく、多くの人を惹きつけます。
上のブログでも紹介されている
・数ヶ月前に炊いたお米を見つけ遠い目をする新米教師
・膝に矢を受けてしまった外回り
などはぱくたその悪魔の扉の入り口にすぎない。
そう考えてみるとぱくたそのあいつも角の生えた悪魔と言われるとそう見えてこないこともない。
2つ)ぱくたそに出演すると多方面から仕事がきて忙しくなる
ぱくたそで彼女ができました(できたとは言ってない)
ちなみにこの画像のタイトルは
です。「契約できるもんなら、契約してみろよ・・・」とクライアントを挑発する悪そうなSEO業者
ひょんなことから彼はぱくたそのモデルになりました。
ぱくたその地獄の使者とよばれているおつぱ氏が出演しているこの画像。
これをみた彼が考えた行動がこれだ。
その後、一体かれはどのような人生を送ることになったのか。「え、合法的に女性に踏んでもらえるの!?」っていうぱくたそ素材の衝撃な一面を発見してしまい、「僕も踏まれたいです」という志望理由で見事にデビューを果たせました。
ぱくたその魔力は多くのWeb系企業に浸透しています。これも全部無料という力がなせる技です。それからというものの人生が冗談抜きで変わりまくりました。
ぱくたそ効果半端ない。
転職がうまくいって楽しい。
まずはじめに職場が変わりました。
わたくし今でこそエンジニアとして楽しく過ごしておりますが、前職ではネットなどで取り上げられている所謂「帰れない系」エンジニアでした。
それが、ぱくたそで素材モデルをやっているということが面接時に知ってもらえたことがきっかけで「こんな面白いことしてんのか。じゃあうちで働きなよ」となって今の職場に就くことができました。(わりとマジ)
今ではすっかり「帰れる系」エンジニアとなりました。余談ですが前職の経験もあって、Greenさんとのコラボ素材では少ないカット数でバンバンとこなしました。
モデルとして出演したことで人生を大きく変えられてしまった。転職までするはめに・・・。まさに悪魔の所業。
もしもあなたの人生にスパイシーな魔力を注入してみたいと思ったなら、ぱくたそという扉にそっとのっくしてみるといい。
もしかすると、あなたはのんびりマイクラをしてゲーム実況したいかもしれないけど、いろんな仕事がきたり、多くの人から声をかけられる様になるかもしれません。
なんてゲーム実況泣かせなんだ全く。
3つ)一眼レフをまんまと買ってしまう
※写真はイメージです。
一眼レフカメラをまんまと買いました|葛|note
まんまと悪魔の口車に乗せられて一眼レフカメラまで手にしてしまった方がいました。
そう、ぱくたそ教は「楽しければいいのです」というただ一つの変わらない教えを流布しています。すしぱくさんに色々教えてもらい一眼レフ買いました。
(中略)
何から何まで初心者(そもそも一眼レフとミラーレスってどう違うのから)の私に面倒がらずに教えてくれたすしぱくさんに御恩を返すためにも……!
あと、実は今まで他の方の撮った写真は好きでも自分で写真撮るのは嫌いだったんですけど、それ、ぱくたそで覆されましたね。なんか楽しそうなんですもん。
楽しければいいのです。というすしぱくさんの言葉に趣味嗜好まで影響されたユーザもいたよっていう。
また、ぱくたその中の人である「すしぱく氏」も今年、14年務めた会社を「楽しければいいのです」と言いながら辞めて、今後はぱくたそに注力するなど、「楽しければいいのです」という教えを体現している。
会社辞めました。 | ぱくたそ公式ブログ
多くの人にとって、仕事が楽しいと言うのは幸せなことだが、そうもいかないのが人生というもの。
それでも尚、楽しくやれて、なおかつそれで生きていけるなら最高のことじゃないかと心の中でみんな思っている。口にはださねど、それを羨ましく思ったり、妬ましく思ったりもしている。
だからこそ、すしぱく自身が楽しそうでなければならない。
彼は、そんな「楽しい」を多くの人に示し、多くの人が影響を受け、そして一眼レフを買ってしまうのだ。
結局私はこの悪魔が大好きだ
だからここであえて言わせてもらうよ。
ぱくたそが大好きだと。
なんでこんな悪魔が好きかというと、ぱくたそはとても人間らしいんだ。
多くの無料素材サイトが存在するけど、ぱくたそだけが、人とコミニュケーションをとっているんだよね。
例えばWeb屋なら無料素材、商用利用可能な素材を求めて、いろんなサイトにお世話になったりもしたことがあるでしょう?
でも多くの無料素材サイトには、あなたが求めていたものがあるだけなんだ。
わかるかな。
「あなたが求めていたもの」だけがあるんだ。
例えば全然違う話に聞こえるかもしれないんだけど、馬車や馬に乗っている時代に、モーターもなければエンジンもない、そんな世界では、もっと馬力のある馬が良い、もっと糞の臭くない餌がほしい、もっと馬が長生きする方法が知りたい、そう考えるんだ。
決して、車がほしいなぁなんて考える人はいないってことだよね。
ぱくたそはね、そんな馬車が欲しいあなたに、車を提案するんだ。
車の使い方も知らない人に、車の使い方の説明もせず、どう?って。
こんな画像、一体どうやって使えばいいのかって話なんですよ。
女性サンタをゲットしたゲス顔ドイツ人ハーフ
でもね、みんなそんな画像を自分たちのとてもニッチな部分で活用し始めるんだ。
例えばこの画像。
こんな画像を使って記事を書くなんてどうかしてるぜ!なんて思っている人はまだ馬車の時代の人なんだ。
少なくともこの画像を使った記事は今のところ200件を超えている。
少なくともぱくたそが提供する素材は、私達の斜め上を行っている。
それが役に立つかどうかではない。それがぱくたそらしいかどうかという理由で公開に至る。
もちろん中の人達は人の役に立てればいいと思っているのかもしれない。
普通はね、画像を探す人は、自分が考えたストーリーがあって、そのストーリーにそった画像を探すもんなんだ。クリスマスイベントのWebページを作っているなら、自分がもつイメージとストーリーに合う画像を求めるものなんだ。
しかし、少なくともぱくたそを利用するユーザーは、自分が求めているものを探していたはずなのに、そうではない別の何かに引き寄せられ、そしてその引き寄せられた画像のストーリーを、自分たちが提供したいストーリーに入れ込んでいるんだ。
この現象はぱくたそにしかない、オンリーワンコンテンツと言ってもいいよね。
これこそが悪魔の所業。
悪魔的奇手。
これがブロガーなら、自分が今書こうとしているストーリーが、悪魔の力によって生み出された画像によって、内容が変わって書いてしまうこともあるってことなんだ。
もちろん、イメージ通り画像を使う人だってたくさんいるけど、ぱくたそは、ストーリーのサポートを行ってくれることもあるんだよね。
過去に、「ぱくたその画像が主人公となっている記事」を書いたことがあるって人、結構いますよね。新作が出た時にわーっと書いちゃう人もいました。これって無料素材屋を大きく超えている事を意味しているんだよね。
中の人も人間味があふれる
さて、くどいようだけど、ぱくたそには魅力的なモデルが多い。
しかも、彼ら、彼女達は、実はただのサラリーマンと言う人も多いのだ。
例えば上で紹介した一眼レフを持った女性。
普通のゆるふわWebクリエイターです。
ちなみに独自のルートで入手したプライベート画像がこちらになります。(本人に記事に使うので下さいって言っただけです)
デザイン、コーダーとして活躍中で、どちらかというと家でだらーっとしてマイクラやったりモンハンしたりする系女子です。ゴスロリ、コスプレも趣味という中々多趣味な人です。だからぱくたそモデルになかったのかもしれませんけどね。
ちなみにこちらが男装コスプレに挑戦した姿となっております。※プライベート画像なのでフリー素材ではありません。
Twitterアカウントはこちらになっております
https://twitter.com/kanata420
お友達やお仕事仲間になりたいという方は是非。(あみさん了承済みで、私が勝手に言ってるわけではありません!)
さて、続いてはこちら
国内のニュースサイトでも普通に顔をよく見かけるLalaさんです。
みんな相当この方の画像にはお世話になっているかと思います。しかし、よく見かける顔だけどどんな人かわからない!
そう、そんな人のために次の4つ聞いてきました。もっと聞いておけばよかった。
ちなみに普通のOLさんで、東京に行ってみんなでご飯などを食べに街へ繰り出すと、酒と肉の匂いにつられていつの間にか横に座っているとても良い人です。
【好きなもの】
お酒、お肉、美味しいもの
※プライベート画像なのでフリー素材ではありません。
【好きなこと】
美味しいごはん屋さん探し
【趣味】
ポールダンス
【好きな人】
西川貴教、山田孝之、綾野剛
ちなみにポールダンスは趣味のレベル超えてるくらいパないです。
そんなわけでプライベート写真をいただいたのですが、好きなモノが『お酒、お肉、美味しいもの』というだけあって、ほとんどがご飯食ってるかビール飲んでるか、ご飯食ってるかビール飲んでるか、お酒飲んでるか肉食ってるかしかなくて全部ボツになりました。
他にはセクシーすぎてどう頑張ってもAdSenseバンされるだろっていうのばかりで、ギリギリOKなのがこの写真です。
※フリー素材ではありません。
しいてあげるならスマホ撮ったお酒を目の前に会心の笑顔になるLalaさんをお楽しみ下さい。
こちらも以下がTwitterアカウントとなっております。是非チェックしてみてください。
https://twitter.com/lalas_ark
さて、いよいよこの方、真打ち登場
この記事を見ていただければ分かる通り、随所にでてくるこのOZPA氏。
https://twitter.com/OZPA
私はこのOZPA氏の事を語らずには終わることができません。
幾度と無く会う予定を立てているにもかかわらず、私が東京にいくと、大体東京から消えているという悪魔四天王の1人で、最初にあったのは、、、、いつだったかな・・・数年前の、、、なんていう忘年会だったかな・・・なんだかブロガー忘年会の時でした。
語らずにはいられませんが、あまりにも文字数が多くなりすぎたので、OZPA氏の事は来年書くとしましょうね。
OZPAの表4←ブログもあるのでよろしければ覗いてみてね。
というわけでですね
ものすごく脱線してしまいましたが、ぱくたそは中の人達を含めて、本当に人間らしいサイトだなぁということが言いたかったわけです。それが良くも悪くもね。
でも人ってそういうもんじゃない。良いだけ100%なんてことは無いだろうけど、ぱくたそは、ぱくたそだってことです。
きっとまた来年も、書き始めたら急に脱線したくなるような、ストーリーを持つ悪魔的魅力満載の写真をいっぱい公開してくれるに違いないので、心より応援しております。
ぱくたそ - フリー写真素材・無料ダウンロード
それでは、また。
※ちなみにこの記事は、初動から完成まで9日かかっておりますゆえ、言ってることが急に変わっている部分がございますが気のせいです。