アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

自分でやるスポーツ

ニンジャジム

ボルダリングのジムのことは先日書きました。ついでこれも書いておこうかなと思ったのがニンジャジムです。Ninja Gymなどでグーグル検索でもしてもらうとわかりますが全米けっこうな数があります。
これもニュービジネスと言えるでしょう。但しこれは忍者を養成するものではないです。刀も手裏剣も黒装束もでてきません。American Ninja Warriors、日本名SASUKEの米国版ですね。あれ向けの練習トレーニング環境を提供することに特化したジムです。
今日試しに我が近隣を検索したらなんと5箇所もありました。そんなにあるのかと衝撃を受ける数です。数だけならボルダリングジムより多いじゃないか。

当ブログではよくやるアメスポのジャンル比較の話題のためにGen Z世代の調査を最近参照しました。この調査にはジャンル比較にeSportsが含まれていた模様で、eSportsgがMLBとほぼ同レベルの支持をうけていることが示されていました。eSportsはホッケーサッカーを知らぬ間にさっさと抜いていたという調査結果になってます。

それで思ったのですが、Ninja Gymの普及やチャンネルを合わせるといつでも放送しているかのようなAmerican Ninja Warriorsの様子。あれってひょっとしてその手のスポーツジャンル人気調査の選択肢に「American Ninja Warriors」を含めたら「好き」票がそうとうに集まるんじゃないのかと。

eSportsなら「あれはスポーツじゃないだろ」と概念的に排除することができますがそれとは違ってNinja Warriorsをスポーツではないと切って捨てることはできません。そして再放送も含めて年がら年中同番組が放映されているということは視聴者の人気も高いってことのはずです。数年前のピーク時には600万人以上が視聴したのが昨今は半減してますが、それでも昨今も300万人は確保。10年以上放映し続けて平均でこの数字は相当すごい。あとはこれをスポーツジャンルとして認定するかどうかだけのようにも思えます。

Ninja Gymはたぶんアスレチックの基準が高い場所になってそうな気がします。元体操選手だったりその他の運動能力自慢が集まってそうです。ボルダリングジムはもっとカジュアルな客層。ビジネス経営なら客層の裾野を考えるとボルダリングの方が有利な可能性は高いでしょう。安全面でもたぶんボルダリングの方が有利。職業を持つ大人にとって安全性は無視できない要素です。

まったく別のアングルから優劣を見れば分厚いTVでの視聴者を既に確保しているという点ではNinjaの方が圧倒的に強い。アメリカに住んでいたらたいていの人は知っているであろうAmerican Ninja Warriorsは人気娯楽番組として確固たる地位を築いているように見えます。新興スポーツで観戦人気が牽引して参加人口が増えていったというとX Games系がそうだったかと思いますが、短期集中放送イベントのX Gamesと違ってAmerican Ninja Warriorsは(収録は短期間でしょうが)放映は毎週ですから視聴者獲得の力では後者の方に強みがあります。

ボルダリング

この夏実はボルダリングのジムに誘われて何度か行ってました。いい歳してボルダリングかよと言わないでください。我が地元ジムはもちろん20代の若い人が圧倒的に多いんですけど白髪のご年配の常連さんもいたりで自由の国アメリカだなあという感じがしました。

私の行っていたところは大型のジムで100人ぐらいはいつ行ってもいる感じでした。多いときはさらに5割増しぐらいかな。これだけ入るならビジネスも成立するなぁと相変わらず採算性が気になってしまう。
女性の比率が高いのも目立ちます。ざっと5割弱は女性客。これなんかも20世紀から続く女性解放の成果なのかなという気がします。ほぼ半数が女性でも不自然さもなく活気があります。一般論として人口の半分を占める女性も顧客になるならばその産業は男性だけにしかウケない産業より市場は二倍です。


ウォールクライミングのジムは10年以上前にも参加したことがありましたが、そこの壁は高さがあるのが特徴でボルダリングには力が入っていなかった。五輪競技採用前の時代だったからかと思うんですが競技ルールは意識されていなくてビレイ訓練や安全装備のインストラクションが必須。ヘルメット着用も必須。現実の岩登りの安全な場所での練習・シミュレータ・疑似体験的な色合いが強かったです。

でも今は方向性が全然違う。短いミッションを皆がおのおのトライしてみる感じでゲーム性が強い。難ミッション達成してもせいぜい1分程度だし落ちる人は数秒ですぐ落ちるから回転が早い。これは今の人に合ってるのはすごくわかる。一つの壁にいくつかのレベルがほどよく混在しているのもスキルレベルの違う人の登りを自然に見られて良い。ゲーム配信観戦に似てるとさえ言える。気楽。初期段階では背が高い手足が長い方が有利な場合が多いんですが中級になってくるとそれを否定するようなミッションが出てくるというビデオゲームのレベルがアップしていくのと似た感覚もまたそれ風なのです。よほど股関節が開かないとここには足をかけて力を入れられないとかあってそこを工夫して乗り越える知恵を絞る。最初は針に刺されたような痛みで簡単にボロボロになっていた指が耐えてくれるようになってミッションをこなせたときの達成感がやみつきになる人がいるのもわかる。
あと女性の方が有利な可能性のある課題もあります。男性だと指が2本しかかからない小さめの手がかりに女性だと3本かかる場合があって体重保持に有利になりうるんですね。この辺の不利が有利に転換する絶妙さも楽しいです。

ボルダリング専門ジムだと壁の高さも必要ないし下も床ではなくて全面クッションなのでこれならめったにケガもしないしまず死にようもないしビジネス保険の額でも昔の高い壁より安いかもなとも思えます。高さがさほど必要がないのでジムを開設する建物物件も多いはずなので今後も全米各地に広がっていく可能性が感じられます。

一方昔行っていた高い壁のあのジムはそれはそれで別のアドバンテージはありそうです。今は改装して同じ高い壁でも五輪競技を意識してスピード競技やリード競技がやれるようになってたりするのかなと想像。ボルダリング専門ジムとの差別化も生き残り方向かなとは思います。ちょっと偵察に行きたい気分。


見るスポーツとしてのボルダリングと自分でやるボルダリングにはかけ離れた技術とパワーと発想力の差が如実にあってどれほどのボルダリングのジム会員が競技観戦に目を向けるかどうかはわかりませんけど、他の幾多の新興五輪競技よりは自分でやれる機会が多い分チャンスは他の競技よりもあるかもなあとも思いました。

ゴルフ場問題再浮上

先週末の段階で南部ジョージア州が一時閉鎖されていたビーチを再開。ビーチが長く閉鎖されたままのカリフォルニア州などとの差異が議論を呼んでいます。

個人的にはあれもダメこれもダメってやっていたら中期戦は戦えないという意味で今回のジョージア州の措置には反対ではないです。タイミング的にもSocial distancingでの6 feetの距離をとるという行動が定着してきている時期でもあるので、Social distancingが確保できるなら野外、明るい太陽・紫外線の下での散歩ぐらい良いじゃないか、というのが第一印象ですが、懸念も当然あります。Social distancing破りをする人が出てくるのは確実ですから。犬とか連れてくる人は当然出るし、犬や子供たちのような予測不能な動きをされたらSocial distancingは維持しにくいです。フリスビーや各種ボールなどの使用で知らず知らず汚染を広げる可能性もある。また解禁のタイミングが他州など社会全体におよぼす警戒の緩みを指摘する向きもあります。そういう批判的な意見も理解は可能です。


似て若干非なるものにゴルフ場の解禁問題があります。地方政府に方策が委ねられるため実態は全米でまだら模様になっているかと思いますが、ゴルフ場が各地で閉鎖されたり、ゴルフを楽しむ人を批判したりということが数週間前に話題となりました。それがここへ来てゴルフ場再開OKに舵を切る自治体が出てきているようです。
これに関しても個人的にはゴルフぐらい個人の距離を維持しやすいスポーツは他にないだろ、これがダメなら近所の散歩もできないわ、と思っていました。気をつけるのは室内となるクラブハウス周りとトイレ、レンタルカートの除染ぐらいではないのか。あとはボール洗浄機の操作部ぐらい?

私自身はゴルフをしないので個人的には損も得もないのですけれど、なんでも抑圧すれば良いというのは違うんじゃないかなあと当初から思っていたわけです。感染拡大予防が目的なのに、禁欲生活が目的かのように勘違いしてる人がいるのではないか。
もちろんこれには行政側の「不要不急の外出は控えてください」という強い要請、または同様の行為を法律で禁止するなどがあったせいでもあります。それを聞いた人からすればゴルフは不要不急だろと言いたくなるのもわかるわけです。生活習慣の変更を急速に広めるためには端的に不要不急の外出不可という言い方になった行政側の都合はわかる。
ただSocial distancingが励行できるなら散歩もゴルフも良いでしょう。というか家に篭りっきりでまったく太陽光を浴びない生活も健康に悪いでしょうし。ゴルフ場なら分別ある大人がほとんどでビーチのような予測不能な接近も比較的少ないと予想できます。


繰り返しになりますが中期戦になるのは目に見えてるのですからイラつくのはまずいです。それも早い段階から。日本ではコロナ疲れという端的な表現が既にできてるようですが、そりゃまだ早いよ、という。なにがしか楽しみを見つけてリラックスしないともちません。

月給制の日本と違って週給制隔週制になれたアメリカでは失業時のカネが枯渇するまでのタイミングがずっと早い。雇用側の解雇の裁量権も大きいため職を失った人は多く、不安とストレス、そして現実問題として明日の飯はどうなるんだ家賃も払えないという不安を抱える層は多い。長いところでは既に1ヶ月以上になる異常生活。そういう中で楽しげにゴルフをやってる姿をローカルニュースで見かけるといらつく→通報→禁止という連鎖はわからないでもないですが、それは根本的には感染防止措置とは関係のない問題でしょう。
外出禁止令発令当初はそういう混乱もあったかと思いますが、この異常な時期が日常化してくるタイミングでもあり、ゴルフ解禁、良いんじゃないでしょうか。

Bianchi購入

買いました自転車。陽気に誘われて。
以前から自転車には乗っていたんですが今回はロードモデル。Bianchiと言えばchelesteと呼ばれる独特の水色緑がイメージカラー。Ferrariったら赤というのと同じ世界なんですが、でも購入したのはchelesteに非ず。納車は来週。楽しみ。

Lance ArmstrongがTour de Franceを連覇しまくっていたころでもその放送はOLN(Outdoor Life Networkの略)というマイナーケーブル局(いま成長してスポーツ中継に路線変更、中堅と言えるぐらいに育っていて、今度名前もVersusと変わる予定)が行っていて、見るスポーツとしての存在感はテニス、ゴルフと言った他の「一般人がやる、できるスポーツ」なんかと比較してもかなり見劣りがします。確かにテレビ見てる暇があったら自転車乗りは自転車乗るからね。

しかしこのブログ見てたらやたら私はどうにもテレビっ子でスポーツ番組ばっかり来る日も来る日も見てるみたいなのに、自転車も乗ってる水泳もやってるキャンプにも行く凧揚げもしてるっていったいいつ普通の社会生活してるんですかね。もうひとつ新しくやってるスポーツ(なのか?)があるんですが、もう少しうまくなったら書きます。
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