ラス前となるCFPランキングが発表となっています。プレーオフ12枠の最終枠に入ったのは3敗No. 11 Alabama、Alabamaにも抜かれて圏外転落となったのはACC2敗 No. 12 Miami-FL。今季のしくみではプレーオフ枠は12枠ですがBig XIIの優勝校がどこになっても第5のカンファレンスチャンピオンとしてプレーオフに加わる。Big XII優勝戦に出場するNo. 16 Iowa StateでもNo. 15 Arizona Stateの勝者がプレーオフ当選してNo. 12のMiami-FLは弾かれることになってます。

最終選考前の次週は試合のあるチームが限られていて、試合のない学校同士の順位は今週から次週にかけては動きようがない。よって当落線上のNo. 11 Alabama > No. 12 Miami-FLはもう動かないと考えてよい。
Miami-FLよりランクが上で次週試合があって敗戦するとMiami-FLを下回る可能性があるのはNo. 5まで上げた2敗Georgiaしかなさそうですが、よほど惨敗しない限りGeorgiaがそこまで落ちてくるかは疑問で、概ねプレーオフに出場するat largeの7校はほぼ決まったと考えても良いように思います。

各カンファレンスの優勝戦の都合でNo. 10 Boise StateがMountain West優勝戦の相手のNo. 20 UNLVに差し替わったり、ACC優勝戦でNo. 17 Clemsonが勝ってしまうとカンファレンスチャンピオンとしてプレーオフに当選してその代わりにNo. 8 SMUが去るという具合に入れ替わりはあってもat largeの方の7校はほぼ固まったという見方です。

あるとすれば1敗SMUや1敗Boise Stateがカンファレンス優勝戦で惜敗の場合に2敗でat large圏内にとどまる場合。現在最後のat large枠に選抜委員会の偏愛で当選の位置にいるNo. 11 Alabamaとの争いがどうなるかということになります。

ただ先週末に快勝だったSouth Carolinaの順位も上がらず、1敗の1回戦回避の立場から4点差敗戦での僅差で落ちてきたMiami-FLをあっさりAlabamaの下にしたところからして2敗SMUや2敗Boise StateがAlabamaの上にとどまるのは至難と考えるべきか。
またGeorgiaが3敗目を喫して落ちてきた場合に、Georgiaとの直接対決で辛勝ながら勝っているAlabamaをGeorgiaの上にするなどということもやるかもしれません。

他では2敗目を喫したOhio StateがNo. 6にとどまったのが目立ちます。これでOhio Stateは一回戦のホームゲーム開催も固めたのではないか。今週Ohio StateやNo. 4 Notre Dameのホーム辺りは極寒。2週間先の気象はまだわかりませんが、以前に書いた南の学校が極寒のプレーオフで凍死というのが実現する可能性が高まってます。