すごかったですね。木曜日の感謝祭から始まってフットボール三昧。カレッジフットボールは好試合・接戦・アップセットが満載。意地が炸裂する地域内・州内ライバル校対決がレギュラーシーズン最終週を堪能しました。
最大のアップセットになったのは昨季のディフェンディングチャンピオンでありながら今季の新体制で成績の上がらなかったランク外のMichiganが敵地でNo. 2 Ohio Stateを接戦の末13-10で倒した試合。双方ミスは多くそれもレッドゾーンでのターンオーバーが多発。カレッジだなあというそういう試合ではあったんですが、3TD差予想の圧倒的に優位とされていたOhio Stateを北のライバルMichiganディフェンスが最後まで守り続けてロースコアゲームを制しています。決勝点はMichiganのFGが決まったもの。MichiganのPKのDominic Zvadaは50ヤード以上をバンバン決めるNFL行きしそうな選手。レンジも長いのですが決勝点はチップショットの距離からで楽々決めてます。対するOhio StateはFGを右に左に2本外しての敗戦。このキッカーはこの冬のうちに転校ではないでしょうか。下手にキャンパスに戻っても居場所がなさそう。それともプレーオフで汚名挽回の機会があるか。
このOhio Stateの敗戦でOhio StateはBig Ten優勝戦進出に失敗。代わってNo. 4 Penn StateがBig Ten優勝戦に進み次週No. 1 全勝Oregonと戦うことに。今季のレギュラーシーズンでは両校は対戦なし。
Ohio Stateは対Michigan4連敗。その前までOhio Stateの8連勝だったのが現Ohio State HC Ryan Day時代になってから対Michiganでの成績が1勝4敗。Ohio State自体の成績はその期間も悪くないので目立たなかったのですが、今回は全米No. 2のOhio Stateがホームで不成績に終わったMichiganを相手という状況で、それでもMichiganにやられたのはダメージが大きいです。
火曜日の第4回CFPプレーオフランクでどこまで順位を落とすのか。Penn StateとGeorgiaとNotre Dameには抜かれそう(SMUにもかも)なのでOhio Stateがプレーオフ一回戦でホームゲームを開催できるかぎりぎりになりそうです。
試合後にはMichiganが旗をフィールド中央の「O」のロゴ文字の上に立てようとするのをOhio Stateの選手が不快として両軍の選手が入り乱れて大もめ。警備の警察官たちが催涙スプレーを使用して選手たちを撃退してやっと両軍を分けました。相手がフットボール選手でそれも多人数、警察官でも素手ではとても対処しきれないのでしょうから催涙スプレーの使用は是とすべきなのでしょう。
この騒動の余波はこの日の別の試合でもあり、No. 3 Texasが@No. 20 Texas A&Mを倒した試合では警備の警察官たちは試合が終わるとTexasの選手がA&Mのロゴのエリアを囲ってTexasの選手たちが示威行為をするのを予防という行動に出てました。
このTexas@Texas A&M戦はTexasがSECに今季移籍したことで復活した州内ライバル戦。地元ファンの熱さと動員数では全米有数の@Texas A&M戦(公式発表109,028動員)、そして勝ったほうがSEC優勝戦に進出という復活ライバル戦としてはこれ以上の舞台もそうないという設定での試合。地元Texas A&Mは前半さっぱりで17-0でTexasリード。後半に入って試合の流れがA&Mに来そうな場面は何度かあったのですが結果は17-7でTexas。Texasは移籍初年度で次週のSEC優勝戦へ。4敗となったA&Mの方はプレーオフの望みもなく通常ボウル戦へ。
SEC優勝戦のTexasの相手はNo. 7 Georgia。金曜日のホームでの試合で州内ライバルのGeorgia Techに大苦戦を強いられましたが延長戦8度の末44-42で逆転勝ち。Georgia Techは堂々の試合だったのですが大アップセットを逃してます。
大変な試合で全編見ていたんですけどすごかったです。Georgiaはこういう出だしが悪い試合はここ数年強い強いと言われていても割と多いチームで、後半の盛り返しは期待できるチーム、チーム全体としてのスタミナを感じさせるチームではあるんですが、この試合は盛り返しのタイミングが遅くやっと最後になんとか追いついて延長戦。初めてのリードは延長戦に入ってから。
とは言えなんとか勝ちきって2敗でSEC優勝戦行き。もしGeorgia Techに敗戦していたら3敗でSEC優勝戦行きで、つまりはSEC優勝戦に勝たなければ4敗となってプレーオフ進出もできない一か八かの勝負になってしまいそうだったわけですが、なんとか逆転勝利で2敗でランクのポジションも維持。SEC優勝戦で敗戦してもプレーオフを逃す可能性はほとんどなくなったと想像できます。
今季始まる前は全米制覇本命視されていたGeorgiaが大きく回り道はしましたがSEC優勝戦到達。Texasの様子を見ているとTexasオフェンスは怖くない。回り道はしたけれどGeorgiaがSECを制覇してプレーオフも一回戦回避して好ポジションにつけられるところまで来ました。
他では1敗だったACCトップMiami-FLが冴えない試合で敗戦、2敗目を喫してACC優勝戦進出に失敗。試合開始から21−0とリードしながらの逆転敗戦で見た目も悪い。次回ランクでどこまで落とされるか不安視される負け方と言えましょう。
ACC優勝戦はNo. 9 SMU対No. 12 Clemson。しかしながらClemsonはライバル戦でNo. 15 South Carolinaに逆転負けして9勝3敗でのACC優勝戦進出です。ACC優勝戦に勝たなければプレーオフ出場もたぶんできなさそう。
州内ライバル戦を制したSouth Carolinaは前項でも書きましたがCFPランクですぐ上に直接対決で敗戦した相手であるAlabamaとOle Miss(いずれも最終週勝利)が壁になっていてClemson戦では気持ちよく勝ったんですがプレーオフ進出はきつそうですが、選抜委員会のお眼鏡にかなう可能性はあるのかないのか。
最大のアップセットになったのは昨季のディフェンディングチャンピオンでありながら今季の新体制で成績の上がらなかったランク外のMichiganが敵地でNo. 2 Ohio Stateを接戦の末13-10で倒した試合。双方ミスは多くそれもレッドゾーンでのターンオーバーが多発。カレッジだなあというそういう試合ではあったんですが、3TD差予想の圧倒的に優位とされていたOhio Stateを北のライバルMichiganディフェンスが最後まで守り続けてロースコアゲームを制しています。決勝点はMichiganのFGが決まったもの。MichiganのPKのDominic Zvadaは50ヤード以上をバンバン決めるNFL行きしそうな選手。レンジも長いのですが決勝点はチップショットの距離からで楽々決めてます。対するOhio StateはFGを右に左に2本外しての敗戦。このキッカーはこの冬のうちに転校ではないでしょうか。下手にキャンパスに戻っても居場所がなさそう。それともプレーオフで汚名挽回の機会があるか。
このOhio Stateの敗戦でOhio StateはBig Ten優勝戦進出に失敗。代わってNo. 4 Penn StateがBig Ten優勝戦に進み次週No. 1 全勝Oregonと戦うことに。今季のレギュラーシーズンでは両校は対戦なし。
Ohio Stateは対Michigan4連敗。その前までOhio Stateの8連勝だったのが現Ohio State HC Ryan Day時代になってから対Michiganでの成績が1勝4敗。Ohio State自体の成績はその期間も悪くないので目立たなかったのですが、今回は全米No. 2のOhio Stateがホームで不成績に終わったMichiganを相手という状況で、それでもMichiganにやられたのはダメージが大きいです。
火曜日の第4回CFPプレーオフランクでどこまで順位を落とすのか。Penn StateとGeorgiaとNotre Dameには抜かれそう(SMUにもかも)なのでOhio Stateがプレーオフ一回戦でホームゲームを開催できるかぎりぎりになりそうです。
試合後にはMichiganが旗をフィールド中央の「O」のロゴ文字の上に立てようとするのをOhio Stateの選手が不快として両軍の選手が入り乱れて大もめ。警備の警察官たちが催涙スプレーを使用して選手たちを撃退してやっと両軍を分けました。相手がフットボール選手でそれも多人数、警察官でも素手ではとても対処しきれないのでしょうから催涙スプレーの使用は是とすべきなのでしょう。
この騒動の余波はこの日の別の試合でもあり、No. 3 Texasが@No. 20 Texas A&Mを倒した試合では警備の警察官たちは試合が終わるとTexasの選手がA&Mのロゴのエリアを囲ってTexasの選手たちが示威行為をするのを予防という行動に出てました。
このTexas@Texas A&M戦はTexasがSECに今季移籍したことで復活した州内ライバル戦。地元ファンの熱さと動員数では全米有数の@Texas A&M戦(公式発表109,028動員)、そして勝ったほうがSEC優勝戦に進出という復活ライバル戦としてはこれ以上の舞台もそうないという設定での試合。地元Texas A&Mは前半さっぱりで17-0でTexasリード。後半に入って試合の流れがA&Mに来そうな場面は何度かあったのですが結果は17-7でTexas。Texasは移籍初年度で次週のSEC優勝戦へ。4敗となったA&Mの方はプレーオフの望みもなく通常ボウル戦へ。
SEC優勝戦のTexasの相手はNo. 7 Georgia。金曜日のホームでの試合で州内ライバルのGeorgia Techに大苦戦を強いられましたが延長戦8度の末44-42で逆転勝ち。Georgia Techは堂々の試合だったのですが大アップセットを逃してます。
大変な試合で全編見ていたんですけどすごかったです。Georgiaはこういう出だしが悪い試合はここ数年強い強いと言われていても割と多いチームで、後半の盛り返しは期待できるチーム、チーム全体としてのスタミナを感じさせるチームではあるんですが、この試合は盛り返しのタイミングが遅くやっと最後になんとか追いついて延長戦。初めてのリードは延長戦に入ってから。
とは言えなんとか勝ちきって2敗でSEC優勝戦行き。もしGeorgia Techに敗戦していたら3敗でSEC優勝戦行きで、つまりはSEC優勝戦に勝たなければ4敗となってプレーオフ進出もできない一か八かの勝負になってしまいそうだったわけですが、なんとか逆転勝利で2敗でランクのポジションも維持。SEC優勝戦で敗戦してもプレーオフを逃す可能性はほとんどなくなったと想像できます。
今季始まる前は全米制覇本命視されていたGeorgiaが大きく回り道はしましたがSEC優勝戦到達。Texasの様子を見ているとTexasオフェンスは怖くない。回り道はしたけれどGeorgiaがSECを制覇してプレーオフも一回戦回避して好ポジションにつけられるところまで来ました。
他では1敗だったACCトップMiami-FLが冴えない試合で敗戦、2敗目を喫してACC優勝戦進出に失敗。試合開始から21−0とリードしながらの逆転敗戦で見た目も悪い。次回ランクでどこまで落とされるか不安視される負け方と言えましょう。
ACC優勝戦はNo. 9 SMU対No. 12 Clemson。しかしながらClemsonはライバル戦でNo. 15 South Carolinaに逆転負けして9勝3敗でのACC優勝戦進出です。ACC優勝戦に勝たなければプレーオフ出場もたぶんできなさそう。
州内ライバル戦を制したSouth Carolinaは前項でも書きましたがCFPランクですぐ上に直接対決で敗戦した相手であるAlabamaとOle Miss(いずれも最終週勝利)が壁になっていてClemson戦では気持ちよく勝ったんですがプレーオフ進出はきつそうですが、選抜委員会のお眼鏡にかなう可能性はあるのかないのか。
ACC: Clemson vs. SMU
Big Ten: Oregon vs. Penn State
Big 12: Iowa State vs. Arizona State
SEC: Texas vs. Georgia
で、どこもカンファレンス移籍組が1校は進出したんですね。
https://pbs.twimg.com/media/GdsmYqYWoAA0wDQ.jpg
drbcs
がしました