「QRコードの非接触入場は拍子抜けするほど簡単。もう紙のチケットには戻れない」
スターツおおたかの森ホール館長が語るteketの魅力
「QRコードの非接触入場は拍子抜けするほど簡単。もう紙のチケットには戻れない」
スターツおおたかの森ホール館長が語るteketの魅力
千葉県流山おおたかの森駅から徒歩1分にある多目的ホール「スターツおおたかの森ホール」。500人規模のキャパシティがあるこのホールでは、音楽を中心にたくさんのイベントが開催されています。
今回は、スターツおおたかの森ホールの初代館長の筒井秀夫さんにお話を伺いました。スターツおおたかの森ホールでは自主事業として自主公演やイベントも開催されています。ホール側、そして、主催者側の両面でteketの使い勝手や魅力についてお話を伺いました。
筒井秀夫さん
スターツおおたかの森ホール館長。雑誌編集者、広告代理店営業、新聞社フリーペーパー統括を経て、千葉県流山市マーケティング課に任期付職員として入庁。行政イベント、キャンペーン、フィルムコミッション等、市のシティーセールスに7年間従事。任期満了後、映画、テレビ等のロケコーディネートに多数参画。2019年4月スターツおおたかの森ホールオープンに伴い館長に起用され、駅前1分約500席の本格的なホール仕様を前に、いい場所いい音に留まらない企画と実現性を日々追求中。
QRコードの非接触入場が拍子抜けするほど簡単だった
ーー teketを導入しようと思ったきっかけを教えてください。
テレビを見ている時に、スポーツイベントの入退場で顔認証の実証実験をしているものや、スマホを使った入退場をしているニュースを見たんです。我々のホールでもそういったものを導入できないかとネット検索をしていたと時に、QRコードで入退場ができるteketを知りました。
そういった経緯もあって初めは入退場のシステムだと思ったんです。でも、teketを覗いてみたら、電子チケットサービスだということが分かって、チケットの発券もできると。しかも、お客さま側からするとスマホ上だけチケットの購入から発券まで完結できると分かったので、使ってみたいと思い問い合わせ窓口に連絡をしました。
そうしたら、「一度、伺いましょうか?」という話になって来てもらいことになったんです。それであれば、ホール内の職員にも共有したいと思って、小さな自主イベントを試しにteketで販売してみました。
ーー teketでイベントを販売してみてどうでしたか。
イベント作成やチケット販売自体に不安はなかったのですが、QRコードで本当にスムーズに入場できるかが不安でした。その不安を解消してほしくてイベントに来ていただいたのですが、入場はスムーズに終わって、スタッフの数も紙のチケットよりも少なくてよくて、拍子抜けをしたんです。
私としては次の自主事業でも導入しようと思ったのですが、ホール内の職員からするといきなり新しいシステムの導入は「何だ? 何だ?」となりますし、手放しで喜べないと思うので、そこをどうするかが次の課題でした。
ーー 職員の皆さんの理解をどうやって得たのでしょうか。
職員と話をすると「こういうエラーがあります」とか「こういうところが惜しいです」「こういうところが大変です」みたいな話が出てくるわけです。そういう時に、僕自身が「それはですね・・・・・・」とか「たしかに100やったら1回くらいはそういうことありますよ」みたいに説明をして、teket党の党員を増やすようなことをやっていました。そうしてどんどん党員が増えて導入に至った感じです。
ーー 本当にありがとうございます。
あと、コロナ禍で非接触が注目されたことも大きかったと思います。私自身がチケットに求めていた簡便さや、システムの良さなどの特徴より、社会が非接触を必要としていたので俄然説明がしやすくなったというのはありますね。
チケット業務を切り離せるのがホールとしての魅力
―― teketを使っていてメリットだと感じたことがあれば教えてください
ホール側の人間として何がメリットだろうと考えると、チケット業務を切り離せること。ホールの受付を担当している職員は人数が多いわけではありませんし、受付以外にも色んな業務を担っています。
受付窓口でチケット販売をしていると、その応対もしないといけないですし、お金の管理も必要です。売上がどうだとか、締めはちゃんとやったかとか、お釣りを用意したかとか、色んな準備や作業があります。それに紙のチケットは金券ということになるので、1枚でも紛失してしまうと大事になってしまうので、お金と一緒にチケットを金庫にしまうなど、しっかり管理しなければいけません。
でもteketだと、ユーザーの方がクレジットで決済をされてシステムでリアルタイムに今何枚売れているだとか、売上状況までわかります。しかも、どの職員もアカウントとパスワードさえ知っていればシステムに入れるので、チケット販売状況の共有も速いし楽です。それにお金の準備などもしなくていいというのもあります。
あとは、イベント当日のもぎりなどの人員が少なくていいのと、準備時間が短時間で済むのもメリットですね。
結果的にteketを導入して、チケットに関わる延べ人数が減らせたこと、紙で管理していたものをデジタルで管理できるようになったのでペーパーレス化になったこと、それにより安全性も透明性もあがったこと、などが大きいですね。
チケット購入者に一斉配信できるのはteketの魅力であり大きな特徴
ーー 自主事業で公演やイベントを開催されている主催者側ではどうでしょうか。
自主事業をやるうえで大事なのは、公演やイベントのことを知ってもらうためのPR部分です。紙のチケットのときは、紙のチケットの中にある少ない情報と、A4ぐらいのチラシの情報が中心でした。もちろんSNSも活用してはいますが、情報のメインは紙でした。だからこそ、何かあった場合は刷り直さなければいけなかったんです。
でもteketの場合は、チケット情報とチラシ情報が全部入ったようなページをつくれて、そこからチケットの購入もできます。紙のチケットの時は、追加のゲスト出演などの新しい情報をいつでも追加できます。紙のチケットと違って差し替えなどのリスクがないのは良いですね。
それに追加自体すごく簡単ですし、これまででは入りきらなかった情報も詰め込めます。逆に言えば、情報があまりない状態でもチケット販売できるので、後から情報をたしていくこともできます。
あと、チケット購入してくれた方々にメッセージを一斉配信ができるのも大きいです。これは、不測の事態に送る用途もありますが、公演の後に「いかがでしたか」とアンケートを一斉配信することもできます。
これまでは、来場したお客さまにアンケート用紙を配っていましたが、コロナ禍で少し難しくなったのと、面倒くさくて書いてもらえないなどがあって集まりがよくありません。でも、一斉にメッセージでアンケートを送ると、皆さんけっこうちゃんと書いてくださるんです。
それに指定席だったり自由席だったり券の種類が増えると、普通は売るほうにとっては煩雑になってやらないといけないことが増えます。でも、teketだとチケットの券種と価格をさえ決めてしまえば指定席や招待客などの設定も簡単ですし、売上金額(売上予測合計)が出てくるので分かりやすいです。
こういった機能が簡単に、別途料金もかからず無料で使えるのはメリットですね。
ーー 今後もteketを使っていこうと思いますか。
これからももちろん使っていきます。teketであれば、1週間後に公演をやろうと思っても、即準備ができます。紙のチケットだとそんなことはできません。これを知ってしまうともう戻れないですね。
ーー ありがとうございました。
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