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20~40代の会社員に聞いた「2025年仕事の目標」、3位昇進、2位新しいスキル取得、1位は?

2025.01.05

今年も残りわずかとなった。年末は仕事について一年を振り返ったり、来年の目標について考える時期でもある。「働きもの」というイメージが強い日本人は、来年の仕事の目標として何を掲げているのだろうか。

Preply(プレプリー)は、日本の働く人々の価値観を深く理解するため、20歳~59歳の会社員を対象に「来年の仕事の目標」や「仕事に対する意識」について調査を実施したので、詳細をお伝えしよう。

今一番仕事において求めているもの・来年の目標、第1位はともに「給料アップ」

仕事において今一番求めているものは何ですか?と尋ねたところ、第1位は「今より高い給料(39.7%)」であった。続いて第2位が「休日の増加 – 週休3日など(16.5%)」で、休みが欲しいという人よりも、もっと稼ぎたいと考えている人の方が多いことが判明した。

年代別に見てみると、30代と40代が特に今より高い給料を求めていることが分かった。30~40代は、家族の生活費や子どもの教育費、ライフステージの変化や老後について考えるタイミングも多くなり、より高い給料を求める割合が特に高いのかもしれない。

20代を見てみると、今一番求めているものとして「リモートワーク」「フレックスタイム制度」と回答している人の割合が、他の年代よりも多いことが分かる。20代の若い世代は、より多様で自由な働き方を求めている傾向にあるようだ。

50代は特にワークライフバランスを求める割合が比較的高く、プライベートも重要と考える人も多い。

また、来年2025年の仕事の目標を尋ねたところ、第1位は「給与アップを達成する(32.7%)」であった。

続いて第2位は「新しいスキルや資格を取得する(21.2%)」、第3位は僅差で「転職する(12.3%)」という結果に。

世代別に見ると、30代が特に「給与アップ(40.0%)」や「転職(15.3%)」と回答した割合が比較的高いことが分かった。

前の質問で30代は今後のキャリアにおいて、給与面に不安に感じている割合が高かったため、現職での給与アップや、転職先での給与アップに積極的な可能性がある。

対して20代は「新しいスキルや資格を取得する(28.7%)」と回答した割合が高いことが判明。給与アップや転職よりも、まずは新しいスキルを習得して自分の市場価値を伸ばしていこうと考える傾向が強いようだ。

また、50代は「現状維持(20.7%)」と回答した割合が、他世代と比較して非常に高いことが分かりる。長年キャリア形成をしてきたと考えられる50代なので、現状に満足している人も多いようだ。

今後のキャリアの不安、第1位は「給与面」

今後のキャリアに対して何に不安を感じるかという質問に対して、45%が「給与面」と回答。日本の給与が上がらないと叫ばれている背景もあり、今後の自分の給与がどうなっていくのか不安を感じる人が多いことがうかがえる。

年代別にみると、30代の半数以上が給与面に不安を感じていることが分かった。また「ワークライフバランス(21.3%)」と回答した人も比較的多く、30代は特にライフステージの変化が激しい世代のため、金銭面やプライベートとの両立について特に不安を感じている世代のようだ。

逆に20代は給与面と回答した人が35.3%で他の世代と比較すると少なく、スキル不足や昇進の機会の有無などにも不安を感じていることがうかがえる結果に。

50代は「年齢によるキャリア制限(22.7%)」と回答している人が比較的多く、定年の歳がどんどん引き上げられる可能性がある中、高齢になっても活躍できるのかについて不安を覚える人も多いようだ。

仕事よりプライベート重視な人が約66%と半数以上を占める

現時点において、仕事とプライベートではどちらを重視していますか?という質問に対して、全体では「プライベート・どちらかといえばプライベート」と回答した人が約66%であった。

対して「仕事・どちらかといえば仕事」と回答した人は22.0%で、プライベート重視の割合が大きく上回っている。

世代別に見ると、20~40代が「プライベート・どちらかといえばプライベート」と回答した人が多い傾向で、50代は仕事重視の人の割合が他世代に比べてやや高いことが分かる。

以前は仕事に人生を捧げるという意識の人も比較的多かったため、年齢を重ねた現在も仕事重視の人の割合が高いのかもしれない。

20代は仕事で感謝されることに対して「ネガティブな影響がある」という意見も

仕事で労ってもらったり、感謝を感じると、仕事のモチベーションにどう影響するか?という質問に対して、全体では「モチベーションが高まる・少し高まる」と回答した割合が64.5%と多い傾向にあった。一方で、「特に何も変わらない」と回答した人は28.5%存在した。

世代別に見てみると、「モチベーションが高まる・少し高まる」と回答した割合が、若い世代になるにつれて少なくなることが判明。

20代は逆に「ネガティブな影響がある」と回答した割合が他の世代と比較すると高く、感謝の言葉をプレッシャーに感じてしまう場面もあるのかもしれない。逆に50代はネガティブに感じる人が2%とかなり少数派であることが判明した。

仕事への感謝の言葉として言われたい言葉、第1位は「あなたがいてくれて助かりました」

仕事への感謝の言葉として言われたい言葉の第1位は、「あなたがいてくれて助かりました(40.7%)」であった。

「いつもありがとう(34.2%)」は第2位となり、シンプルな感謝の言葉よりも具体的に誰かの役に立てたと感じるような言葉を言ってもらいたい人が多いことがうかがえる結果に。

第3位は「仕事の質がいつも高いですね(24.0%)」、第4位は「この仕事はあなたのおかげで成功しました(21.5%)」であった。具体的な褒め言葉もビジネスパーソンの心に刺さる傾向にあるようだ。

調査概要
調査期間:2024年11月8日
サンプル数:600
調査対象者:日本在住の20歳~59歳(会社員)
調査方法:インターネット調査
※オンライン英会話レッスン Preply(プレプリー)調べ

関連情報
https://preply.com/ja/online/english-tutors

構成/Ara

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