米大手保険会社CEO、米マンハッタンで射殺 ホテル付近、男が逃走

ニューヨーク=真海喬生
[PR]

 米大手保険会社ユナイテッドヘルスケアの最高経営責任者(CEO)が4日、米ニューヨークで撃たれて死亡した。米メディアが一斉に伝えた。

 報道などによると、同社CEOのブライアン・トンプソン氏は4日午前7時前、ニューヨーク市マンハッタンのホテル付近で胸などを撃たれた。病院に搬送されたが死亡が確認されたという。この日は投資家説明会があり、ホテルを訪れていたという。

 撃ったのは覆面をかぶった男で、ホテル付近で待ち伏せしていたとみられている。男はトンプソン氏に向けて何度も発砲し、逃走。警察が行方を追っている。動機は不明だ。

 同社は米国の主要株価指数ダウ工業株平均」にも選出されているユナイテッドヘルス・グループの中核子会社。米国を中心に世界で10万人以上の従業員を抱える巨大企業だ。トンプソン氏は2021年からCEOを務めていた。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません