東芝がコンパクトカメラ向けの1/2.3型2000万画素裏面照射型センサーを発表

東芝が、コンパクトデジタルカメラ向けの1/2.3型・2000万画素BSI(裏面照射)型CMOSセンサーの量産を発表しました。

デジタルカメラ向けCMOSイメージセンサの発売について

  • 1/2.3型の撮影素子サイズで業界最高解像度となる20メガピクセルを実現したBSI(裏面照射)型のCMOSイメージセンサ「TCM511CL」を開発し、2013年夏から量産を開始する。
  • 業界最小となる画素サイズ1.2マイクロメートルの画素を採用。独自の画素設計技術とプロセス技術により、従来の16メガピクセルの製品(画素サイズ1.34マイクロメートル)と比較して、飽和電子数が単位面積当たり15%改善している。
  • 動画撮影においてもフレームスピードを、1080pで60フレーム/秒、720pで100フレーム/秒を実現。
  • 2015年度には市場シェアの30%を目指す。

 

コンパクトカメラ用のセンサーは現在ソニー製が中心となっていますが、東芝の新型センサーがどこまで対抗できるのか興味深いところです。この新型センサーは1/2.3型・2000万画素ということなので、画素ピッチ的にはかなり厳しいと思いますが、新技術でカバーしているようですね。どのような画像が出てくるのか興味深いところです。