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SSS9

すりーえすないん

映画『ゴジラVSビオランテ』に登場する人物。

演:マンジョット・ベティ


概要編集

中近東にあるサラジア共和国所属のエージェント。

「SSS9」とはコードネームで「サラジア・シークレット・サービス・ナンバーナイン」の略称。


常に無口・無表情であり、サングラスで顔を隠している。任務遂行のために淡々と行動し、顔色一つ変えることなく冷酷かつ的確に人を殺すことが出来る。


ゴジラによって破壊された新宿でG細胞を秘密裏に採取していた某国の工作員を奇襲し、彼らからG細胞を奪い取ってサラジアに持ち込んだ。

その後、かつて白神源壱郎が働いていたサラジアの生物研究所所長の指示でサラジアから日本に戻っていた白神を監視し、米国のバイオ企業が背後にいる産業スパイ「バイオメジャー」がその白神によってG細胞から作り出した「抗核エネルギーバクテリア」を奪おうとした際にも妨害を仕掛けてそれの横取りに成功する。


しかし、その抗核バクテリアは桐島と権藤の手ですぐに奪い返されてしまい、今度は二度と日本で抗核バクテリアを作れないよう白神の暗殺を命令され、ビオランテとゴジラの決戦後、空へと昇天していくビオランテを見上げていた白神を狙撃して殺害した。


すぐに逃亡を図るも、桐島とのカーチェイスで前方不注意で派手にクラッシュを起こしてしまい、彼と殴り合いになるもうっかりM6000TCシステムの上に立った所に黒木特佐の起動させた人工雷の直撃を受け一瞬で消し飛ばされた。


バイオメジャーのメンバーを追って白神の研究所に入ったらそこでビオランテに襲われてあきらかにビビっていたり、飛行機がゴジラの影響で飛べないことに腹立てたり、ブラインドを開けたら目の前にゴジラが居てまた苛立ちを見せたりとなど感情的でコミカルな面もあった。


余談編集

演者のマンジョット・ベティ氏は俳優ではなく、外国人俳優の通訳のためにやってきた事務所の人である。

当初はサングラスをかけずに撮影を行っていたが、マンジョット氏の目が優しすぎるとしてミッション時はサングラスをかけているという設定になった。

結構老けているように見えるが、これでもマンジョット氏は当時19歳である。

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