演︰佐藤健(実写版映画)
概要
本作の事実上の主人公の一人である好中球。全身真っ白な服に青白い肌、ハイライト無しの虚ろな目つきが特徴で、右目が髪の毛で隠れている。
もう一人の主人公(ヒロイン)に当たる赤血球AE3803とは1話で肺炎球菌駆除の現場で出会って以来、体内のあちこちで遭遇し、よく行動をともにする。
本作における好中球の中でも代表的な立ち位置であり、作中で「白血球」「白血球さん」等と呼びかけられるときは通常彼を指すが、白血球同士で個体を区別して呼ぶ必要がある場合に個体識別番号の1146番が用いられる。「U-1146」とも呼ばれる。由来は「いいシロ」の語呂合わせで、学術的な意味はないとのこと。
無愛想だが優しい性格で、急いでいるにもかかわらず血小板の仕事を手伝ってあげたり、方向音痴な赤血球AE3803の道案内で同行してあげたり、仕事を邪魔させないよう細菌を瞬殺していたりする。ウィルス感染やがん化した同じ人体の細胞を殺さざるを得ない時は、(結局キッチリ殺すが)その理不尽な境遇に同情する優しさも有する。
劇場版『はたらく細胞!!最強の敵、再び。体の中は”腸”大騒ぎ!』では、乳酸菌をかばう一般細胞と知りあい、体内をともに冒険する。
しかし、仕事に熱心なあまり自分の身を顧みないところがあり、4989番には「もう少し自分に優しくなれ」と言われてしまっている。
実は骨髄球時代に赤芽球時代のAE3803と出逢っていたりする。
赤芽球を襲っていた緑膿菌に立ち向かい、こてんぱんに叩きのめされた上で「赤芽球を差し出せば助けてやる」と言われても断固拒否する等、勇猛果敢で正義感の強い性格だった。
実写版映画でも基本的な設定と役回りは原作と変わらないが、原作におけるとある敵が自身と因縁の深い病気に変わっており、さらにより現実に即した描かれ方になっているため、後半では壮絶な戦いに身を投じることになる。
演者の過去の出演作から「白塗りの抜刀斎」と呼ぶ視聴者もいる。
pixivでは
前記の通り、作中での「白血球」は基本的に彼を指しており、pixivでも単に「白血球」「好中球」と検索すれば大抵彼の画像が出てくるが、彼個人のイラストを探す場合、本記事名の他に1146、U-1146が使われる(投稿数は数字だけの「1146」が多い)。