秀吉(大河ドラマ)
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ひでよし
1996年度NHK大河ドラマ。
原作は経済学者として知られる作家・堺屋太一の『秀吉~夢を超えた男~』『豊臣秀長』『鬼と人と信長と光秀』を脚色、脚本は竹山洋。
本作では竹中直人演じるエネルギッシュな豊臣秀吉と赤井英和演じる石川五右衛門が昔からの友人であるとされ、五右衛門が処刑される第48回では秀吉自身が処刑を見届ける舞台劇のような演出がとられた。
なお、本能寺の変では徳川家康による陰謀説を採用し、松平信康の事件で織田信長を恨んだ家康が明智光秀に謀反をけしかける内容となっている。
演出面では実弟・小一郎、母・なかの死は描かれたが、朝鮮出兵の失敗や甥・秀次の切腹までは描かれず、秀吉のサクセス・ストーリーが主題となっている。
なお、秀吉が右手で5文字を強調しながら言う決め台詞「心配御無用!」は、その年の流行語となり、後に竹中が再び秀吉を演じた大河ドラマ『軍師官兵衛』でも使用された。
豊臣家
農民から天下人へとなりあがった一代の風雲児。
明智光秀に友情を感じながら、出世のためにはたがいに嫉妬心をあらわにする。
- おね(演:沢口靖子)
足軽と侍大将の娘という、身分の差を乗り越えて藤吉郎が娶った糟糠の妻。
秀吉の弟。秀吉の無茶ぶりに苦労する補佐役。
秀吉の母。
織田家家臣
実はこの「秀吉」の結末は二種類あり、本放送の最終回は一人になった秀吉が段々畑を照らす光に向かって歩いていく秀吉と豊臣一族の衰退を暗示した儚い演出だったが(なお、竹中曰く秀吉の史実に基いた末路まで演じたかったという)、総集編ではラストが同じく段々畑のシーンだが秀吉が「さよなら!あぁ~~~!(花吹雪で飛ばされる)来年の大河ドラマ・毛利元就もよろしく!心配御無用!」という全く違う結末になっていた。
ある回では、竹中直人のキンタマが映り込んでいた。
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