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混血のカレコレ

こんけつのかれこれ

『混血のカレコレ』(KAREKORE OF MIXED BLOOD)とは、株式会社Plottが製作するYouTubeチャンネルの第2作目である。
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概要編集

2019年9月15日より開始した、株式会社Plottが製作しているYouTubeチャンネルの第2作目。

同会社制作の『テイコウペンギン』で脚本を担当した比企能博が、原作を担当する。また2022年以降のサブライター回は、主に西山暁之亮氏が担当している。(リンク)


本作は、コラボなどの一部の回を除いて、漫画動画形式で制作されている。

基本的に1話完結であるが、前作との差別化を図る為に、原作回ではストーリー性を意識して制作されている。(※ストーリー編3章以降の原作回とサブライター担当回では、制作時期の関係で設定や時系列の矛盾点などが多い為、前後の繋がりは深く考えない方が良い。)


2022年6月15日より週刊コロコロコミック、同年8月14日よりマンガワンにて、本作のコミカライズの連載が開始している。(詳細は、カレコレを参照)


2022年11月22日から2023年4月5日まで英語版が配信された。

表記は『KAREKORE THE HALF BLOOD』と日本版と異なっている。(ストーリーは1章まで)

こちらはPlottではなく、株式会社Lab316が運営している。

英語版『全力回避フラグちゃん!』と同様にネイティブの声優が各キャラの声を担当している。

日本版との相違点は、opは1代目を使用しているが、デザインは新衣装ver、EDはコラボ回の物を使用している。


2023年4月7日から『P!eceぴーす』に続いて、YouTubeのメンバーシップ制が導入されるが告知され、主に動画に関するメイキング話やラジオ動画、加入者特典のバッジ、チャットやコメントなどで使えるスタンプ等が取り入れられる。(当初は3月24日の予定だったが、後述する事件で延期となった)


2023年7月28日に、本作で各キャラクターの声を担当する声優が発表された。

2023年8月25日更新分のストーリー編3章最終話にて、シディ役が宮瀬尚也氏から露崎亘氏に変わる事が発表された。


諸事情により、非公開になっている回が存在する。

詳細は封印作品を参照。

また、後のストーリーとの辻褄合わせの為に、原作の一部の回は、後に一部修正・追加が行われている。(余談を参照。)


あらすじ編集

西暦2000年、ある日地球は丸ごと「異宙」と呼ばれる異世界へと転生してしまい、「異宙の住人」とも呼ばれる、本来空想上でしかなかった亜人や怪物達の脅威に晒られる事になった。

…それから数十年、決して少なくない被害や問題は起こりながらも人類は「異宙」に適応し、一部の異宙人は普通に現代社会の中で暮らす程になっていた。


そんな世界で一般的にいうところのなんでも屋「カレコレ屋」を始めたカゲチヨヒサメシディの若者3人が、依頼や日常を通してさまざまな問題に巻き込まれたりする物語である。


主な登場人物編集

「俺はクズだからな」カゲチヨ「…ちゅ。」

cv:宮瀬尚也

本作の主人公。吸血鬼ゾンビのDNAを宿す青年。

根暗で捻くれた性格をしているが、根底には確かな優しさを持つ。

カレコレ屋を始めたきっかけは、自分の体を作り替えた組織に復讐する為....??


ひーちゃんヒサちゃん

cv:栗坂南美

本作のヒロイン。雪女カンナカムイのDNAを宿す少女。

明るい性格で、カレコレ屋の中では一番のしっかり者。

カレコレ屋を始めたきっかけは、自分の体を元の人間に戻す為


シディリクエストイラストその1混血のカレコレシディ&ボティス

cv:宮瀬尚也(初代)、露崎亘(2代目)

狼男ホルスのDNAを宿す青年。

カレコレ屋を始める以前はゴブリンと共に野生で暮らしていた為、天然で世間離れしている部分がある。

カレコレ屋を始めたきっかけは、生き別れた母親と再会する為


クリスマスのボティスさんシディボティス

cv:栗坂南美

ソロモン72柱の1つとして数えられる悪魔。

ストーリー編1章での事件をきっかけに、カレコレ屋に住み着くことになってしまう。

他人のドロドロとした関係を見ることが大好きで、依頼主の悩みを更に大きくしようとする事も多々ある。

契約者のカゲチヨの心臓が腐敗していたことが原因で画像左のように弱体化しているが、吸血鬼化もしくは心臓が破壊された時のみ画像右のような完全態に一時的に戻ることが出来る。


好きな人を見た時…ヨーメイ01

cv:城内由茄子

紫色の長髪のオッドアイの少女。

チャンネル登録者数75万人突破記念の主要キャラクターとして登場した。

普段はリサイクルショップのアルバイトをしているが、サブライター担当回ではカレコレ屋の4人目のような扱いを受けている。

卑屈で腹黒なトラブルメーカー寄りの性格。


その他は混血のカレコレのキャラクター一覧を参照。


動画の形式編集

日常回編集

サムネお題をテーマに、カレコレ屋としての日常にして非日常を描いた1話完結の話。原作者が担当している回では、ストーリー編の伏線が張られている場合があるので要チェック。


ストーリー編編集

カレコレ屋と、敵対組織トッププレデターとの戦いを中心に描かれるシリアスな物語。本筋となるストーリーであり、現在は1章から4章まである。

前日談となる過去編は、カゲチヨヒサメシディの各記事を参照。

  • 1章(全10話)

 「俺達はカレコレ屋だ。戦闘で勝つ事が勝利じゃねぇ。依頼を達成する事が俺達の勝利だ。」


ある日、ヒサメがエイファと名乗る3人を作ったという組織の人物によって誘拐され、シディとカゲチヨは救出に向かう。

その過程で組織の名がトッププレデターと知るが、思惑が異なる3人の間に溝が出来てしまう。

数日後、イーラと名乗る女性がカレコレ屋に「トッププレデターから、ボティスという悪魔が封印されている壺を守って欲しい」と依頼がやってくるが、上記の一件で仲が拗れていた三人の足並みは揃わなかった。


一方その頃、トッププレデターからの刺客や3人が見知らぬ混血児、そして最強クラスの異宙人アヌビスが、彼らが依頼された壺を奪おうと動き出していたー。


  • 2章(全8話)

「私今幸せだよ。大好きな仲間がいて、ちょっと気になる人もいたりして・・・ 私今幸せ。だからね・・・ カンナちゃんが泣いているなんて許せない。そんな現実、私が認めない」


カゲチヨ達の担任である神谷からの依頼で、森に住んでいるヒル退治を行なっていた3人は、そこで1人の少年チョコと出会う。

彼の姉のような存在ファミリアはトッププレデターと無謀にも闘うつもりであり、彼らにも協力を要請する。


カゲチヨは今の戦力で戦っても無駄死にだと依頼を断るが、結局抗争を始めたファミリアを放っておけず、結果何人もの危険な混血児達とやり合う羽目に。

相手との戦力差が大きいカゲチヨ、嘗ての友人に手を出す事は出来ないヒサメ、体力が完全回復していない&太陽が沈んでいる為ホルスの力を使えないシディ。


絶体絶命のピンチに陥ったカレコレ屋はどうなるのかー、そして彼らの動きを把握した新たな組織が動き出そうとしていたー


  • 3章(全12話)

「やぁ、君たちが来たって事は準備が完了したんだね。」

「おはようございます。デ・バルボア様。始めましょう、地球征服を。」


神谷の突然の死から1ヶ月が過ぎ、夏休みとなった。

ヒサメとシディは、前章での出来事を踏まえ、修行のためにゴブリンの里に帰郷。一方カゲチヨは補修の為1人残されるが、ボティスに「本来の姿を2人には明かさない」という条件を引き換えに彼女と別の修行を行なっていた。

そんな中、異宙の征服者バルボアが10年に一度行われる地衝祭の際に表に出される争闘結界を破壊して、地球征服を目論もうとしていた。


  • 4章(全12話+前日譚1話)

ずっと続くと思っていたー

「自然の中で、俺は自由だった。社会の中で、俺は不自由だった。なにかを選ぶ時、俺達はなにかを捨てなければならない。」


前章の戦いの副作用でヒサメが倒れ、病院に緊急搬送された。

医師によると、セカンドロットの力の源ともいえるDC器官を中心に彼女の臓器は老衰しており、余命がわずか1ヶ月ほどだと宣告される。

理由を知らないカゲチヨとシディは、前章での戦いの末記憶喪失になったアヌビスと、ヨーメイ、ボティス、スズキを引き連れ、彼女の体を元に戻せる可能性のある生物アナンケーに会いに異宙に向かおうとする。

旅に出る前、アサヲから「人間が作り出したゾンビが何故か異宙で増え続けている」との情報を聞き、また前章での戦い以降、シディが時々ホルスに意識が乗っ取られるという。一方その頃、レイナはレンゲと共に月にゾンビ回収を、歯車の器に覚醒したカゲチヨの回収に向かうユーガ達。果たしてカゲチヨ達は、アナンケーに願いを叶えることが出来るのか、そしてシディがある出来事が引き金となり、これまでの関係が変化していくのだろうか?


  • 5章

いつかこんな日が来るとは思っていた

「アザミは吸血鬼を超えている。それを超えたなにか・・・!! このままじゃ・・・地球は終わる」


2027年10月10日。前章でシディがカレコレ屋を去ってから数日が経った。

彼の場所を探す手掛かりが見つからないカゲチヨとヒサメであったが、そこに有情解放戦線のリーダーであるギバーが彼らにアザミがゾンビを使って地球にいる異宙人だけをゾンビ化しようと目論んでいることを伝えにくる。彼女の言動を不審に思う2人であったが、万が一アザミの目的が達成すれば、異宙人を皆殺しにした事の報復として戦争を仕掛ける可能性が高いと伝え、また依頼を達成することができれば、シディに会わせると言う。

アザミの計画を止める為ドライに協力してもらい、またキモ5にも要請する2人であったが、トッププレデターへの忠誠心の高いフィーア、ツヴァイ、ヒュンフが彼らを阻止しに現れる。互角に戦う一同であったが、そこにソロモン72柱のザガムが現れ、カゲチヨとヒサメ、ドライを異空間に飛ばすのであった。一方、吸血鬼になる前のアザミが描かれるのだが...


サブストーリー編編集

カレコレ屋3人とは別のキャラクターを主役にした短編。ストーリー編のスピンオフかつ補強エピソードとも言える。不定期更新。

新衣装の矛盾があるが、サトウ編とアヌビス編(※)が1章と2章の間、鈴の吸血鬼編が本編の前日談、それ以外は2章と3章の間の出来事となっている。

あらすじなどの詳細は、サトウアヌビスアザミアハトヒビキヨーメイの記事を参照。


※『【第2回】カレコレ質問コーナー【漫画】【アニメ】』では2章と3章の間という発言があるが、サブストーリー編本編では1章でシディと戦った直後だと分かる発言がある。


shorts編集

2022年末より開始した、YouTubeShortsを使った動画。

主な内容は、過去動画の切り抜き、「違和感に気づけるかな?」、if世界でのカレコレ屋の恋愛、2chから引用したネタ、「タップでぴったりと止めると...?」など。


特徴・総合的な評価編集

企画・制作の経緯編集

「『テイコウペンギン』のヒットの影響もあって似たような雰囲気のサンリオのようなキャラクター作品を作るか、コンテンツの幅を広げて少年漫画の王道をつく作品を作りたい」と思っていたPlottのCEOである奥野翔太氏が、同じく「テイコウペンギン」の初期のメイン脚本家でもあった比企能博氏に「マジでやりたい企画を一緒にやりましょう」と案を出し、意見の一致から企画が始まった。(比企氏のインタビューによれば、アベンジャーズのようなものが作りたかった模様である)

奥野氏は、比企氏に「YouTubeアニメで初めて『ストーリー編』を持ち込んだ企画であった為、ストーリー性を意識しつつ、1話完結かつ他のジャンルから当てはまる物は上手く落とし込む」を最低限のオーダーを出しており、現在もその点を意識して制作している。

奥野氏は、『マンガ編集者・佐渡島チャンネル』でのインタビューで「初期のストーリーの展開の速さは、物凄いスピードで制作していた事もあり、『もう少しこうすればよかった』と反省すべき部分もあるが、結果的にファンの方に今でも愛してもらえる作品になった」とコメントしている。


特徴編集

YouTubeアニメの中でもトップクラスに作りこまれた緻密な世界設定と人間関係の描写が特徴。


作品の舞台は、地球が異世界転生した『異宙』と呼ばれる、他のPlott作品とは非常に独立した世界。

一見ライトノベルのような世界観に見えるが、異世界転生の影響で家族を失った孤児、異宙人が自分達が生きる為に人間を襲う、また異宙人も人間から人種差別人身売買などの迫害を受けているなど混沌を極めている。(主人公達が住んでいる地域は比較的安全であるが...)


取り上げられるテーマは、所謂スカッとする話が多い。

作中では、主人公達は自分達を改造した組織を探す一環で、悩みを抱える人の依頼を解決する仕事も行っており、半異世界化し、化学オカルトも我々の世界より遥かに発展した世界観ならではの視点・スケールで描いている。

こうした手法やカレコレ屋の仕事などは、かの「銀魂」にも通じるものがある。


一方で、主人公たちの設定や上述した世界観などは、仮面ライダーシリーズに通じるものがある。

主人公達の解決方法が本当に正しいのかと考えさせられる回が描かれたり、非道な実験とはいえ、異宙人の脅威から人類を守ると謳っている敵組織、中盤からは私利私欲の為に他の人種を迫害する人間を絶滅する組織が登場するなど、「何が正しいのか?本当に正義と呼べるのか?」「仲間のためなら、多くの人間を犠牲にして良いのか?、もしくは多くの人間を救うために、少数を犠牲にしても良いのか?」「強大な力を持つ者の葛藤と苦悩。そして、その力をどう使うべきか?」と問われる内容もストーリー編を中心に強調されている。


またYouTubeの規約上直接の表現はいないが、他媒体だとPG-12相当の年齢制限に引っかかる描写も少なくない。(ヨーメイ過去編、サブストーリー編(アザミ編)、ストーリー編4章は特に要注意)


もちろん他チャンネル同様、少年漫画のような熱い展開や平和なギャグに特化した回、主人公たちが学生である事や視聴者の年齢層的に学校や恋愛に関する話題が多めであり、シリアスが苦手な方でも楽しめるような作品となっている。

初期の原作回では、メインキャラが全く出てこない、あるいはチョイ役程度の体裁が取られる回があるのも特徴的であった。


評価編集

最初の頃はテイペンとのギャップに加え、今より暗い作風だったため、同期のフラグちゃんと比べると過小評価されがちだった(後のコミカライズ版も同様)。

しかし、ストーリー編1章の中盤辺りより、地上波にも劣らない作画のクオリティ、一連の事件を通してチグハグしていた絆を深めていくストーリー展開、そして日常回のコメディ要素の増加など、時が経つにつれ万人に観やすい内容となり、評価も向上していった。


結果、2022年11月段階のYouTubeアニメ(漫画動画含む)では、1日の総再生回数がTOPであり2022年9月の月間再生回数では6000万再生を達成し、YouTube月間再生数ランキング51位を達成している


一方で、YouTubeアニメ共通の問題点である過激な内容も存在はしており、差別化はされているがネタ被りやキャラ待遇の差など、Plottの悪い癖に対する批判的な声も散見され、時期によってその波は大きい。

良く言えばバリエーション豊かというべきか、この様に回や時期によって作風・ジャンルの違いが大きい為、シリアスやバトルを求めるか、恋愛や萌えを求めるかで、視聴者層のニーズや好みも分かれやすく、話ごとに再生数の格差も開きやすい傾向がある。


2022年秋より開始したshorts動画では、登録者や再生数を大幅に伸ばす事に成功したものの、原作から大幅にかけ離れた人間関係や設定無視が問題視され、「本来の魅力が全く引き出せていない」「shorts動画が多すぎて、視聴意欲の低下に繋がっている」などの厳しい声も上がるように。

また同時期の日常回では、ヒサメを中心にした過激なサムネ釣りが増加した上、レギュラー以外の登場頻度が低下、内容のマンネリ化、果てにはメインストーリーのやっつけ仕事等、原作ファンを中心に否定的な意見が見受けられた。

実際に、同時期より原作者の比企氏が通常回の脚本・監修に全く関わらなくなっており、製作陣が設定を理解しておらず原作無視の内容を発信するようになり、結果勘違いをしている視聴者も続出してしまった。


これらの原因は、2022年10月~12月まで放送されていた『アキバ冥途戦争』の脚本担当に比企氏が参加していた事に加え、PlottのCEOである奥野氏が2024年11月にnoteにて以下の事を明かしている(リンク)。以下、時系列順に簡単に記述する。

  • 本来Plottは、クリエイターの楽園になるような場所を目指して、コアタイムなしのフレフレックスやコロナ禍ではほぼフルリモートの体制にして社内交流を図っていたが、社員の増大とその影響で仕事を真面目にする人とそうでない人との差が大きくなった。
  • 上記の影響から、「視聴者に刺さるもの/喜ぶもの」より「自分たちの作りたいもの」が最優先になっており、商業作品としての意識を疎かになっていた。
  • またフルリモートの弊害でコミュニケーションが減り、社内での連携のエラーが多くなった。
  • そうした問題を解決するために、2022年の冬頃に『円満解決!閻魔ちゃん』などの長期間不採算であったチャンネルの打ち切りや出社体制の意向など意識改革を行ったが、同時に離脱するメンバーが出ることを想定して希望退職を募った結果、社員の半数が退職してしまった。
  • 残った社員がこれまで通りの仕事量を全て巻いた結果、社内は大混乱となり、後述の盗作騒動などの炎上に繋がった。また詳細は明らかになっていないが、ストーリー編3章の更新頻度も恐らくその影響であると推測されている。

上記の反省から、社内での改革と共に、カレコレでは2023年10月末より開始したストーリー編4章は、0~8話が翌年3月まで約2週~3週に1度、9話~12話を同年6月中旬から毎週土曜日更新となった。

また2024年3月2日に公開された『もし、カレコレ屋が出会ってなかったら…【アニメ】【漫画】』では、2022年11月26日に公開された『ストーカーに狙われた女子高生、、、【アニメ】【漫画】』以来の1年4ヶ月ぶりに原作者が日常回の脚本を担当した。


※マンガワンを始めとするコメント欄に見られる、度を超えた批判や誹謗中傷コメントの通報は協力を頂きたい。


不祥事編集

2023年3月下旬に投稿された一部のshorts動画に盗作があった事が、元ネタの製作者によるツイートで判明している。これを受けて、本作およびPlottのTwitterからもこの件に対する謝罪が行われた。(詳細はPlottアニメ盗作問題を参照。)


用語編集

現象・生態編集

  • 異宙

本作の舞台。

西暦2000年に突如、地球が転生した世界。

当初は、異宙の文化が流入し世界が混沌に包まれたが、現在はある程度適応できている模様。

それでも地球人に危害を加える異宙人がいるなど、まだまだ問題も残っている。


  • 異宙の生物

異世界転生する前の地球にいなかった種族や生物などを指す。

種類や生態などの詳細は、関連記事「異宙の生物」を参照。


  • 地衝月

10年に1回起こる、一ヶ月間ほど地球と月の表面が近づく現象の事を指す。

昔は空を飛べる異宙人が簡単に侵入出来るようになった事で大パニックだったようだが、下記の「争闘結界」が張られるようになってからは平和になり、その記念で現在は同現象が起こる際に「地衝祭」と呼ばれる祭りが行われている。

サブストーリー編(鈴の吸血鬼編)では、地衝祭で奴隷市が行われている事が言及されている。


転生前にあった月とは異なる物と言われており、調査に派遣しても只の丸い物体らしい。

2021年5月10日に公開された公式Twitterでは、月に行ったものは誰一人帰ってきていないとの事...??(ソース)


組織編集

主人公達が営む店の名前。依頼人から頼まれる仕事をこなす中で、敵組織の情報を集めている。


世界の裏側で暗躍する組織。人類を異宙の浸食から奪還する事を目的に動いているらしいが…。

物語中盤から登場する組織。人類の殲滅を目論んでいるが...。



その他編集

トッププレデターの実験によって、2種類の異宙人のDNAを宿す人間。

セカンドロットと呼ばれる世代はリデュース、カゲチヨは吸血鬼化と呼ばれる強化形態を持っている。また、黄金比を寸分の狂いがない状態で引き出した混血児は重混反応と呼ばれる技能・領域を使用可能である。

  • 争闘結界

16年前(作中の時間では2011年)に、人間に好意的な異宙人が提供した特殊な結界。現在は特殊な乗り物でしか地球に近づく事が出来なくなった模様である。


関連動画編集

本編(1話)
総集編(世界観&キャラ解説)
過去編
ストーリー編1章
ストーリー編2章
ストーリー編3章
ストーリー編4章(1話)
ストーリー編5章(1話)

オリジナル楽曲編集

作詞・作曲:Wataru Okabe/編曲:Yuiko/歌:ヒサメ(cv.栗坂南美)


ヒサメのキャラクターソング。

2021年3月6日にYouTubeにてMV公開、2023年1月12日より音源配信サービスにて配信開始。

【後編】世界から大人がいなくなるとどうなるのか?【コラボ】【アニメ】【漫画動画】』とストーリー編2章6話、4章10話ではインストとして使用された。

また4周年記念で『ブルーダイアリー feat.カゲチヨ【混血のカレコレ4周年】』が公開され、こちらは2023年10月26日より音源配信サービスにて配信開始。


作詞・作曲:meiyo/編曲:前山田健一・ meiyo/歌:meiyo


本作の2代目オープニングテーマ(※ストーリー編4章を除く)。

2022年8月26日より、MV公開&音源配信サービスにて配信開始。

カゲチヨを初めとするカレコレ屋が歌うバージョンも後日公開された


作詞・作曲:Wataru Okabe/歌:カゲチヨ(cv.宮瀬尚也)


カゲチヨのキャラクターソング。

ストーリー編3章最終話のエンディングと、ストーリー編4章のみオープニングテーマとして採用されている。

2023年11月20日より、音源配信サービスにて配信開始。

2024年3月16日にYouTubeにてMVが公開。


作詞・作曲:こやまたくや/歌:ヤバイTシャツ屋さん


本作の3代目オープニングテーマ(※ストーリー編4章を除く)。

2024年4月5日より、MV公開&音源配信サービスにて配信開始。


作詞・作曲:レスポール田中/歌:カゲチヨ・ヒサメ(cv.宮瀬尚也・栗坂南美)


カゲチヨとヒサメのキャラクターソング。劇中未使用。

2024年7月12日より、MV公開&音源配信サービスにて配信開始。


作詞・作曲:レスポール田中 / 歌:ヒサメ(cv.栗坂南美)


ヒサメのキャラクターソング。

2024年に開催されたPlott学園祭で先行公開され、同年8月9日よりMV公開&音源配信サービスにて配信開始。

2024年9月15日更新のストーリー編5章1話『不死の王』より、4代目オープニングテーマとして使用されている。


作詞・作曲:レスポール田中 / 歌:ヨーメイ(cv.城内由茄子)


ヨーメイのキャラクターソング。劇中未使用。

2024年10月30日より、MV公開&音源配信サービスにて配信開始。


作詞・作曲:レスポール田中 / 歌:シディ(cv.露崎亘)


シディのキャラクターソング。劇中未使用。

2024年11月27日より、MV公開&音源配信サービスにて配信開始。


関連書籍編集

  • 『テイコウペンギン アニメbook』(2020年8月12日発売、講談社)

ラストのおまけ漫画に、カゲチヨとヒサメ、シディが登場。(セリフ付きは、カゲチヨのみ。)

  • ブラックチャンネル(小学館)
    • 1巻 Plottコラボ2弾のコミカライズ版を収録。
    • 4巻 ヒサメとシディが幼児化したイラストが描かれたシールが付属。
    • 6巻 ハロウィンの衣装をしたカゲチヨのイラストが描かれたシールが付属。
    • 7巻 タキシードを纏ったカゲチヨのシールが付属。

  • 『カレコレTRPG』(2022年10月19日発売、KADOKAWA)

本作単独の書籍。本編では分かりにくかった世界観や設定の説明に加え、本作オリジナルの異宙人も登場している。


  • 『カレコレ』(小学館)
    • 1巻 2022年10月28日発売
    • 2巻 2023年3月28日発売
    • 3巻 2023年7月28日発売
    • 4巻 2023年12月27日発売
    • 5巻 2024年4月26日発売

上記のコミカライズ版の単行本。詳しくはコミカライズ版の記事を参照。


  • 『カレコレ Novelizations』(2024年9月18日発売、ガガガ文庫)

本作のライトノベル。

著者は、コミカライズ4巻特装版に付属した『産まれ直しの城』でも担当した秀章氏。


二次創作編集

著作権編集

製作元である株式会社Plottにより、混血のカレコレをはじめとする「Plottコンテンツ」に対するガイドラインが2021年3月21日に発表された。以後、二次創作を行う場合はこのガイドラインに従って利用することが条件となる。

詳細は以下のリンク先を参照。

https://plott.tokyo/guideline

余談編集

炎上事件?編集

第1話が公開された際にテイコウペンギンパンダ自分の顔写真と名前を無断で使われたことから炎上させようとする話があるが、この回が投稿された時点では知名度がそこまで上がっておらず本気で信じてしまった人もいたとかないとか...

後にこれの後日談としてカゲチヨが謝罪会見する話が描かれた。(なお、シャチがレギュラー入りする前の話であるが、後日談の話では普通に馴染んでいるという描写のズレがある。)


概要に紹介した回にて、内容が修正・追加された点編集

変更点は、フィーアの首輪の有無。

変更前はヒサメ過去編の公開前だった為、変更後は該当のシーンを追加。また変更前はトッププレデター達がカレコレ屋の名前を本名で呼んでいるという矛盾があったが、変更後はストーリー編同様のコードネーム呼びである。

アナンケーのボイスが、修正前はドスの効いたボイスであったが、修正後はエコーが掛かったボイスに変更されている。(変更前のボイスのリンク)

外部リンク編集


最新情報を配信しているカレコレ公式Twitter。『「かわいいアピールでちゅか~?」SNSで女子高生をいびる陰湿サラリーマンの末路…【アニメ】【漫画】』では、あるツイートと連動している回となっている。


下記に記載してある担当変更により、新たに開設された。


最初はシディが担当していたが、2022年12月よりカゲチヨが担当している。

始めた経緯は、『「私って人気者~♪」迷惑TikTokerになった女子高生の末路…【アニメ】【漫画】』『【アニメ】YouTuberがTikTokを始めたらどうなるのか【漫画】』にて語られている。


原作者が開設しているサイト。こちらでは、比企氏がどの回の脚本を担当しているか分かるようになっている。

サイトが非常に重いので、閲覧する際はPCを使用することを推奨。



関連タグ編集

YouTube

Plott

カゲヒサ

カゲチヨとヒサメのカップリングタグ。

キャラクター人気投票結果

全てはここから始まった伝説の始まり:オリジナルアニメとして。



関連作品編集

  • 銀魂SKETDANCE:何でも屋の3人の主人公が客からの以来を解決する形でストーリーが進む商業作品。特に銀魂は混血のカレコレと世界観が似ている他、SKETDANCEとのコラボも行われたことがある。
  • 憑かれた俺と黒神心霊相談所『俺クロ』...作風が似ているYouTubeアニメ。カレコレの作風にも大きな影響を与えており、2023年1月、3月にはコラボも実施された。
  • 夢見る男子は現実主義者:声優公開とほぼ同じ時期に放送された2023年夏アニメ。カレコレ屋のメインキャスト2名が出演している他、姉妹チャンネルの女性声優もゲストキャラとして出演している。

【Plott運営の他チャンネル】

テイコウペンギン

混血のカレコレ

全力回避フラグちゃん!

秘密結社ヤルミナティー

円満解決!閻魔ちゃん

ブラックチャンネル

太鼓の達人アニメば〜じょん!

MonstersWild

P!eceぴーす

私立パラの丸高校

ハンドレッドノート

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