森林の整備・保全のために山中に設けられた道。基本的に材木の伐採・搬出や、山林の保全・監視車両の出入りなど林業のために設けられるが、登山や渓流釣り、狩猟などのアクセスや、山村の生活道路など一般の人々の交通手段としての役割を果たしている場合も少なくない。片側1車線の舗装道から、オフロード車でも難渋する悪路まで様々。
日本の法律では、森林法の規定に基づいて設置され、道路法に基づいて設置される通常の道路とは扱いが異なる。かつては林業施業を目的としている林道も一般道と同じく自由に入れたが、近年は事故やオフロード愛好者らに荒らされることを懸念し、入り口にゲートを設けて通行止めとするケースが増えている。ただし、林道は道路法に基づく道路はないのでマウンテンバイクなどで侵入したとしても罰則は基本的に無い。
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