概要
ある人や組織によって何らかのアイディア・企画などの案が生み出されるも、その当時の(世間一般の)技術や知識のレベル、常識的な感覚から実現し得なかったものが、後年になって実際に行われた、生み出されたことに対する評価。
あるいは、発表された当時は先進的・独創的すぎてまともに評価されなかった、受け入れられなかったものが、時代を経て良さが理解されるようになった、正しく再評価を受けるようになったもののこと。
案の時点である程度「適切な材料や高度な技術さえあればできる」という見通しがついているものもあれば、あくまで絵空事だったのがそっくりなものが後年になって全く無関係なところで登場したという「予言」めいたものもある。
(※投稿日は2020年だが、設定としては1990年代~2000年初期辺りをイメージしていただきたい)
悪い意味で「時代が追い付いてしまった」もの
とあるSF作品やディストピアもので作品発表当初はこんな未来は嫌だなと現実離れしたものとして受け止められていたものが、現実の科学技術の発展や社会情勢の変化で時代が追い付いてしまったと呼ばれる事例も多々あったりする。
pixivにおいて
投稿当時、時代を先取りしすぎてしまったがために埋もれていた作品が、長い時を経てようやく評価された時に付けられるタグ。
ほかにも、あくまで予想で作られたネタが現実のものとなったときにも使われる。特に二次創作の場合、たまたま公式の展開と似たものを先んじて公開していた場合「公式が追いついた」というタグが付くことも多い(例えば、「別作品とのクロスオーバーネタを投稿してから、2作品が正式にコラボすることが発表された」「二次オリのキャラと同じ名前のキャラが本編に登場した」など)。
たまに、ある作品の時代設定や、なんらかの予言・予想で挙げられていた年になったことそのものを表すことがある。