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山本夜羽音

やまもとよはね

カトリック信徒で左翼でメガネフェチのエロ漫画家である。故人。
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経歴編集

1966年7月11日生まれ。北海道浜益郡浜益村(現・石狩市浜益区)出身。本名は山本洋一郎。敬虔なクリスチャンであり、ペンネームは自身の洗礼名「ヨハネ」にちなむ。


父は北海道教職員組合所属の活動家教員でクリスチャンであり、本人も若い頃から政治問題に関心を持つ。

札幌北高校在学時代の1980年代から反原発・反管理教育・反天皇制運動に参加していた。

高校卒業後は群馬県高崎経済大学に進学するも中退。その後はより政治活動に力を入れるようになる。


「即位の礼」反対運動で逮捕された際、拘置所で山本直樹の作品『Blue』を読んで感銘を受け、保釈後、同作の発禁(版元回収)への抗議に都庁を訪れていた山本直樹に「雇ってください」と懇願。「経歴が面白いから使ってやる」と言われアシスタントを務める。


またこの流れで、山本直樹とともに1990年代から反表現規制表現の自由を訴える活動に関わった漫画家の一人となった。


1993年に「玄田生」名義で漫画家デビュー。その後「山本夜羽」の名前で活動したあと、2004年から現在の筆名になっている。「玄田生」は「畜生」をもじったもの。


主に成人向け漫画を執筆した。作風は左派の政治色が強いものが多いが、本人は眼鏡っ子属性であり、多くのヒロインが(巨乳)眼鏡であった。

真希波・マリ・イラストリアスなどが結構な彼のツボにはまるキャラだったらしい。

また、党派性的には道の別れた赤松健もこの属性上話は合ったという。

政治思想的には戦争が元ネタのゲームということで葛藤はあったようだが、やはり霧島の誘惑に逆らえず艦隊これくしょんもプレイしていた。無論鳥海にも心惹かれていたようである。



実姉は同業の水月モニカで、共に同人誌を発行したこともある。

同業のほしのえみこと結婚していたが、離婚している。ただし離婚後も友人としての関係は続いていた。


SNSでも活発に政治的発言をおこなっていたがその言説が物議を醸すことも多かった。

リアルの政治活動も活発に行っていたが一方でトラブルを起こししばき隊系団体を追い出されたりしたこともあり毀誉褒貶の激しい人物でもあった。しかし、思想や党派性が対極の人物とも交流を見せる面もあった。


死去編集

2022年1月、COVID-19に罹患して入院したことを公表。十数年前から持病として2型糖尿病を抱えており、そのために治療にも困難が出ていたという。なお、ワクチンはすでに2回接種していた。

一旦は回復して退院したものの、SNSでその後も後遺症に苦しんでいることを漏らしていた。


同年3月13日の明け方に「(12日に)近所に花見に出かけ、帰宅後仮眠から目覚めたところ急激に体調を崩し、救急車も呼んだが搬送には至らず、自宅で様子を見ることになった」という旨のツイートを投稿。当日の夜は普通に「鎌倉殿の13人」の実況ツイをするなど元気に過ごしていたようであったが、翌日にはツイートが途絶えた。そして15日に、元妻のほしのら親交のあった著名人達から、14日に逝去していたことが公表された。

直接の死因は虚血性心不全とのこと。享年55歳だった。

本人は死去直前の体調不良については、後遺症が原因の自律神経失調症と認識していたようである。



主な作品編集

※R-18作品含む

  • ナイトフラッパー
  • マルクスガール
  • ばちかぶり姫
  • エス~太陽は僕らの敵~
  • 渋谷少女リアル
  • 聖隷
  • 共犯妄想


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