※『ソニック×シャドウTOKYO MISSION』の重大なネタバレがあるため閲覧注意
これが終われば後には何も残らない。
概要
ソニック×シャドウTOKYO MISSIONに登場する実写化されたシャドウ。ゲームでのシャドウについてはこちら。
50年以上前にオクラホマの田舎に落下した隕石から見つかった究極生命体であり、本作ではジェラルドによって作成された存在ではなくソニックたちと同じエイリアンとなっている(作中に登場した隕石の形状からブラックドゥームの存在も視聴者からは疑われている)。
東京某所にて封印から目覚めGUNの隊員たちを蹴散らし、駆けつけたチームソニックも返り討ちにしている。
「人類への復讐」の為に行動しているのは原作のソニックアドベンチャー2と共通しているが、その過去の違いにより少しだけスタンスが異なっており、ジェラルドと再会するまでは生き方にも悩んでいた様子で当初GUNに関しても自分を放っておいてほしいと認識していた。
性格
全体的に原作より冷徹な性格になっている節があるが、ナックルズを驚かせたりとコミカルな一面も見られる。
ソニックのジョークの数々に対しては「喋れば喋る程ぶちのめしたくなってくる」と言ったことも。
逆に昔はマリアの遊びに付き合ったり仲良く映画を見たり等、ゲームより比較的柔らかい印象を受ける。
ゲーム版の過去のシャドウは自身がブラックアームズ由来であることに悩んでいたのに対して、こちらのシャドウは地球に来る前の記憶がないことに悩んでおり、自身の持つエネルギーに関しても不安視していた。
ソニックが大切な家族を失ったが仲間や新しい家族を手に入れて幸せになれたのに対してシャドウは家族同然のマリアを失ってそのまま何も手に入れられず悲しみや憎しみを募らせたと正反対である。
容姿
当然ソニックと瓜二つ。
原作と比べると目が繋がっていないといった変更点も見られるが、エアーシューズはほぼ原作通りのデザインとなっている。
瞳はズームしてる時には怒りに燃えているような演出が入る。
能力
ナックルズのパンチを受け止められるパワーを備えている。
そのナックルズ曰く「俺が前戦ったハリネズミよりずっと強い(本人の前で)」らしく、チームソニックを相手に優勢に戦っていた(パンフレットでは速さはソニック並、強さはナックルズ並、頭の良さはテイルス並と例えられていた)。
ソニック同様にとてつもないエネルギーを持っており、作中では「カオスエネルギー」と呼称されている。針一本のエネルギー量もソニックと同等だと思われる(作中では直接的な描写はカットされているが、ジェラルドが110歳になってもあれだけの肉体を維持できているのもこのおかげである)。
このエネルギーを送り込むこともでき、作中ではバイクにエネルギーを送り込むことでソニックと互角のスピードを実現させていた。
トゥーン版のようにカオスエメラルド抜きでカオスコントロールないしワープ能力を使用可能。
ゲームでは
シャドウジェネレーションズにて東京が舞台のステージと実写シャドウのスキンがDLCとして配信。
こちらはゲームのシャドウが実写の世界に迷い込んでこの姿になると言うものなため厳密には実写版のシャドウではなくあくまでも実写版なのは見た目だけで中身はゲーム版シャドウ。使える力もそのままなためカオスコントロールやカオススピアも使用可能。ゲーム版のシャドウなためスピンアタックも使用している。
使用中はボイスもキアヌ氏のアフレコになる。そのため日本版では姿どころか言語も声も丸ごと変わってる。
ちなみにこのボイス収録のためにDLCストーリーの台本をまだ内容も決まってない段階で催促されたり、ボイスは送られてきたもののそのボイスが誰のものなのかは伏せられていたりした、などのエピソードがあった様子。
ホワイトスペースではいつもの声。
売りがキアヌボイスだったこともあってか、森川氏のアフレコは間に合っていない模様。
余談
実写版ソニックはキアヌ・リーブス好きな様子が見られたが、まさかの本人が本格参加となった。
それに伴い、日本語吹替版にはキアヌのフィックスである森川智之が担当し、こちらも原作ゲームで担当している遊佐浩二を彷彿とさせる演技になっているので双方ともに評価が高い。
また、ソニックvsナックルズに登場したシャドウはスーパーソニックのCGモデルを流用してるため少しデザインが異なる。