天音月夜
あまねつくよ
「私と月咲ちゃんはずっと一緒でございます」
「これで月咲ちゃんを守れるお姉さんになれたでございますか?」
月咲の双子の姉にあたる、解放を望む魔法少女。
普段から筝曲、毛筆、舞踊などの稽古に勤しみ、優れた腕前を持つ。
後輩や同期からの信頼も厚いが、気を許せる仲の人は居ないため、妹の月咲と一緒にいるのが最も心が安らぐ。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
いろはたちと敵対する勢力「マギウスの翼」の幹部「白羽根」として活動する魔法少女。月咲という双子の妹がおり、主に2人合わせて「天音姉妹」と呼ばれる。
正面から見ると月咲と瓜二つでどちらも大きな赤いリボンを結んでいる等殆ど見分けがつかないが、髪型が杏子に似た幅の広いポニーテールである、妹よりも体型がグラマラス、などの違いがある。
妹と比べると落ち着いた雰囲気で、「〜でございます」等、基本的に相手をおちょくったような奇妙な丁寧語が特徴だが、妹の発言に同意する時だけは「ねー」と少しだけ砕けた口調になる。
祖母の影響で普段から筝曲、毛筆、舞踊などの稽古に勤しんでおり、いずれも優れた腕前を持つ。母校の水名女学園でも筝曲部の部長を務める。後輩や同期からの信頼も厚いが、気を許せる相手は月咲のみである様子(本人いわく「努力と我慢と月咲ちゃんは裏切らないでございます」)。
知性的で上品な性格に見えるが、学業の方の成績は月咲と同様かなり悪く、結構抜けているところもある。また、追い詰められると負け惜しみを言う悪癖があるようだ。
そして、妹にも言えることだが、自分たちの攻撃を喰らって動かなくなった鶴乃を慌ててみたまの店に担ぎ込む等、敵に対して非情に徹しきれないところがある。彼女らからすれば「魔法少女の解放」を目標とする自分たちこそ正義なので、当然と言えばそうだろうか。いずれにせよ、根は悪い人間ではない。
メインストーリー上では、いろは以外で初めてドッペルを使用した魔法少女である。ドッペルを出せるという点だけでも魔法少女としてはかなり攻撃力が高い部類に入るはずだが、どうも作戦のレパートリーが乏しいと言うか、詰めが甘いと言うか、自分たちの攻撃に対して相手が反撃して来た場合の対策をしっかり立てていないがために敗北を喫することが多い。
ちなみに、「天音」とは月夜・月咲の父親の姓であり、月夜の現在の姓(母親の旧姓)は明槻(あかつき)である。
みたまとは同級生であり、彼女の過去について知っている数少ない人物の一人である。
姉妹でお揃いの奇術師のような衣装に変身する。姉妹でそれぞれ腰元の帯の色と下半身の衣装が異なり、月夜は青色の帯で前垂れの付いたミニスカートを着用している。ソウルジェムは姉妹で共通して八角形のフレームの中央に石がついたデザインで、太極図様の文様が入る正円形となっている。位置は胸元。色は赤。
中指に紐で繋がれた篠笛から攻撃力を持った音色を放って攻撃する。
第5章では月咲との合体技「笛花共鳴」を披露した。相手の頭に直接音を響かせて動きを封じることができる。ただし、動きを封じることができるのは1人につき1人であり、合計2人までしか使用できない。また、笛を落とすと魔力が途切れ、技が解除されるという欠点がある。
コネクト「共に奏でるでございます」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | Charge後ダメージUP[Ⅸ] & 確率でクリティカル[Ⅶ] & 月咲にコネクトで攻撃力UP |
★5 | Charge後ダメージUP[ⅩⅠ] & 確率でクリティカル[Ⅸ] & 月咲にコネクトで攻撃力UP |
2018年2月9日から、コネクトスキルに特殊効果「月咲にコネクトで攻撃力UP」が追加された。
マギア「桜隠れ」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅴ] & Charge後ダメージUP(全/3T) |
★5 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅶ] & Charge後ダメージUP(全/5T) |
「思いをこめた一撃、お受けになってくださいな」
英語表記は「Cherry Blizzard」。月夜が篠笛を吹き鳴らすと、フィールド全体は満月の光に照らされる。
専用メモリア「月夜の宝物」
ひどく懐かしく愛おしい。見つけたときからそうだった
吹いて見れば心が温もり、音は風に乗って舞っていく
音よキミはどこへ行くのか
行く先はいつも決まっている。遠い私の妹のところへ
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | 天音月夜 |
イラストレーター | mepo |
メインストーリー
第1部『幸福の魔女編』
第4章『ウワサの守り人』
「そのままご不幸になられて辛酸をお舐めくださいませ」
「お通りになるなら、命を賭してお臨みくださいませ」
神浜市参京区に纏わる「ミザリーウォーターのうわさ」の毒牙にかかってしまい、それを司るウワサを倒すために「マギウスの翼」のアジトに侵入してきたいろは、フェリシア、杏子とやちよと鶴乃に対し手下の黒羽根たちを差し向けるも、不甲斐ない手下たちを倒して進んで来た彼女らに対し姉妹揃って直々に立ちはだかる。
最初は自分たちの武器である「音」が反響する閉所で優位に立つも、鶴乃の機転から大声で笛の音をかき消されてしまい、追い詰められるうちにソウルジェムに穢れが溜まって行く。
それでも、今度はその穢れの中からドッペルを召喚して一行に大ダメージを与えて魔力も回復し、「ドッペルは魔法少女の解放の証」と勝ち誇る。
しかし、ドッペルをもってしても彼女らにトドメを刺すには至らず、逆にドッペルを召喚したことで穢れが消え、切り札を使い切った形になってしまい、自身はやちよに脚を打たれて立てなくなり、月咲は鶴乃にツボを突かれて一時呼吸困難に陥り2人とも敗北。その後、梓みふゆに回収されて引き上げていった。
第5章『ひとりぼっちの最果て』
みふゆに回収されて引き上げる時、迂闊にもいろは達の前で自ら変身を解除していたため、鶴乃に制服のデザインを覚えられて通っている学校を割り出されてしまう。そして、鶴乃とフェリシアの計略にまんまと引っ掛かってファミレスに連行される。ちょっと幹部。
実際のところ、2人は「電波塔のうわさ」に関して何か新しい情報が得られればそれで十分だったのだが、うっかり口を滑らせてマギウスの翼が電波塔で何らかの計画を進めていることをバラしてしまう。ちょっと幹部!
折り悪くこの日は彼女は放課後にお稽古事があり、とっとと逃げ出そうとするがフェリシアに食い逃げ呼ばわりされて追い回され(本人は「確かにお金払ってませんけど、私のミックスジュースは(鶴乃に)あげたはずでございます」と弁明していた)、偶然出会ったほむらも巻き込んで2対1での戦闘になり、遂にしつこさに負けて「電波少女」のうわさに関する情報を一部教えたことでようやく解放された。ちなみに、本人はこのミックスジュースの件をかなり根に持っていた。
その後、いろはたちは彼女らが追っている謎を解くためにとあるパスワードが必要であることを知るが、それを受けて月夜は妹を引き連れて電波塔の鉄柱に記してあるパスワードを消しに向かう。あの、そういうのって普通は下っ端の仕事では……。
しかし、間一髪で鉄柱下に鶴乃・フェリシアが到着し、慌てて溶剤を直接柱にかけようとして中身をこぼしてしまう。何をしているのか……。
名無し人工知能のウワサが倒された後は、せめて一矢報いようと再度いろは達の前に立ちはだかる。月咲との合体技「笛花共鳴」でいろはとやちよの動きを封じるが、以前ウワサの結界内で技の練習をしていたため、同じく結界内にいたさなに弱点を知られており、音をも跳ね返すさなの盾にひるんだ隙に笛を叩き落とされてしまい敗北。
第7章『楽園行き覚醒前夜』
第8章『偽りに彩られ神浜』
第9章『サラウンド・フェントホープ』
マギウスを裏切る。
第10章『浅き夢の暁』
最終決戦では、海浜公園に誘導されたワルプルギスの夜を固定するために笛花共鳴を使用する。
第2部『集結の百禍編』
第8章『夢のなごりに芽吹く花』
これまで内緒で妹に出会っていた事が家族にばれ、家から出る事も妹に会う事も禁止された事がみふゆの口から語られている。
第9章『光差す正機迷宮』
プロミストブラッドが二木市に戻る事を妹に伝えたが、ネオマギウスに加わった彼女はそれをひめなに流してしまう。
月夜もそれに気づいており、妹のように自ら行動を起こさなければとひめなの計画を阻止すべくテレパシーで多くの魔法少女に情報を伝えて電波望遠鏡に集める。
第10章『疾走ドラスティックラバー』
姉妹で力を合わせれば人々の暗示が解けると踏んでみふゆと共に妹を探しに行く。
その過程でみたま、十七夜と出会い二人を改心すべく部活の後輩やあした屋の子供達に協力を取り付け、東西の学生会議や市長の記者会見の音声を流した。
その後タケを里見メディカルセンターへと運ぶ途中で妹とみふゆと再会し、戦いが終わった直後に妹含む周囲の魔法少女達との協力で人々にかかった暗示を解いた。
魔法少女ストーリー
天音月夜
- 第1話「もうひとりの私」
- 名無し人工知能のウワサ戦の直後、アリナに何故魔法少女になったのか、それを聞かせてくれたら今回の失態はチャラにすると言われ渋々過去を話すことを決めた月夜と月咲。
- 月夜は昔、今よりずっと忙しく稽古や部活に追われていた。月夜の元の姓は“明槻”。次の芸術文化祭に向けて箏曲部長として、梓みふゆの後輩として舞踏や毛筆などの稽古を頑張る日々。みふゆは先輩として多忙な月夜を心配する。
- 水名区の女は、先祖が積み上げた歴史に恥じぬよう相応の教養を身につけなくてはいけない。今では殆ど廃れた文化を明槻家は重んじていた。
- しかしその精神は、いくつもの稽古を強要される月夜にとって、心も身体も蝕むものでしかなかった。
- 学校では部活に明け暮れ、家でも祖母に厳しくしつけられる毎日。そんな自分を見失いそうなときには、幼いころ父から渡された一本の篠笛を時折持ち出して奏でるのが、当時の月夜にとって癒やしになっていた。
- 家から少し離れた自分の名を与えてくれた神社で笛を奏でる月夜。鳥居を抜け家へ帰る途中、自分とそっくりな少女を見たことを思い出す。「さっき、私、私とすれ違ったでございます……」これが月咲との初めての出会いだった。
- 私と、ずいぶん似ていたでございます
- 第2話「会ってはいけない子」
- あの夜、自分とそっくりな少女と出会ってから月夜は恐怖に怯えていた。そのせいで部活動にも力が入らない。「怖いでございます」と涙を浮かべていると、みふゆに悩みをもっていることを指摘され、月夜はあの夜のことを話す。
- 「あれは影の病……ドッペルゲンガーにございます!」自分と瓜二つなものを見ると死ぬと祖母から言われてきた月夜は恐怖を隠せない。そんな月夜にみふゆはもう一度あの神社に行って確かめてきたらどうかとアドバイスする。月夜は恐る恐る再びあの神社へ行くことを決意する。
- そしてそこでまたしても瓜二つな自分と出くわしてしまう。同じ動きに同じ言葉……「やっぱりドッペルゲンガーでございますーーー!」
- しくしくと泣きながら死ぬ覚悟を決める月夜に、ドッペルゲンガーは問いかける。「ねえ……あなたも、天音月咲……?」と。名前が違うその相手に「私は明槻月夜でございます」と名乗る。
- 月咲と名乗る少女は何もかも自分と酷似していた。この神社で名を貰ったことも、笛を気晴らしにここで吹くことも。
- 「やはり……ドッペルゲンガー……?」「早く逃げないと!」と逃げだそうとする二人。だが二人同時に同じ方向に逃げた際にぶつかってしまう。その時二人の胸からよく似ている笛が落ちた。月咲のは月夜のと同じ、ただ少し違うのは笛に塗られた半円の印。月咲のは月夜の笛のと半円の向きが逆であった。
- 笛に刻まれた銘が同じもの、つまり父の物であると気がついた月夜は、笛を並べる。すると印が満月になる。そして確信する。月咲と自分は双子であると。
- その後、月咲と話す中で、自分たちの父親は天音竹工房で職人をしていることを知り、自分も過去に“天音”の姓であったことを知る。
- そこからは堰を切ったかのごとく、二人は自分たちの話をしはじめた。月夜は稽古漬けの毎日の愚痴を月咲に話す。双子という境遇もあって、月咲は月夜にとって初めて自分の本音をよどみなく話せる相手になった。
- こうして二人は互いの連絡先を交換し、度々出会うようになる。だがそんな蜜月の時は長くは続かなかった……
- 父様から貰った笛には、意味があったのでございますね
- 第3話「そしてまっさらになる」
- 神社で月咲と日々の不満を話すのは、お互いのことを理解し合える幸せなひととき。だがそれと同時に、深く付き合えば付き合うほど相手の気になる側面が見えてくるようになった。
- お嬢様育ちの月夜にとって月咲の挙動は行儀が悪く、身なりを気遣っていないように思え、月咲のざっくばらんな行動は乱暴に見え、合えば合うほど二人の間にはズレが積み重なってくる……
- 心開ける唯一の友人であった月咲がどんどん崩れていくような気がして、不満が膨れ上がっていく月夜。母にどうして父と別れたのか聞くと「二人の差を埋められなかった」「生まれも育ちも愛さえあればなんとかなるのは幻想だった」と言われ、「一度、自分の気持ちに傷がつくと修復がつかなくなるから、月夜は自分に合った人と付き合いなさい」と母から忠告され、その言葉は月夜にとって鋭く突き刺さり、呪いのように残り続けた……
- 「私たちはわかり合えない」「私たちは結局違う存在」そんな気持ちが膨れ上がってくると、見た目は似ているのに正反対な自分たちが奇異な目で見られているように感じ、ついに互いの不満を語る口火が切られ、喧嘩に発展。月咲との蜜月の時はあっけなく終わってしまう。
- それからしばらく月咲とは会わなかった月夜。みふゆに心配されながら、稽古はさぼって笛を吹いて帰ろうと河川敷で笛を吹く。が、少しも心が癒やされない。この時月夜は気づく。月咲が唯一の理解者であったことに。「月咲ちゃんと話したい……」
- そこに祖母から稽古をサボったことを叱る旨のメッセージが届く。「明槻家の名に泥を塗るつもりか」「次の稽古は今日の分の倍になるよう先生にお願いした」「暫くは送り迎えをする。自分では動かないように」それらのメッセージについに月夜の不満が爆発する。「何が明槻の家でございますか!」それ以前に自分は月夜という人間、私はおばあ様の人形じゃない、私は私と涙ながらに叫ぶ。そこで意識が途切れてしまった。
- 次に目がさめると、月咲とともに病室にいた。みふゆ曰く「ストレスが原因じゃないか」と。双子は同時に倒れてしまったのだ。
- 月咲とは見た目が同じだけの別人、と思っていた月夜にみふゆが「正真正銘の双子ですよ」と小児科の先生から聞いたと告げる。
- その先生は、天音姉妹が初めて担当した新生児で、二人が産まれてすぐに互いの手を握っていたのが印象に残っていたらしい。
- その話を聞き、「私は産まれてすぐに月咲ちゃんを受け入れていた」ことに気づき、つまらないことにこだわっていた、今までのことはまっさらに忘れてやり直したいと決意する。そして二人は「生まれも育ちも全部捨てて真っ白になってお互いを支えていこう」ともう一度神社で名をもらったときからやり直すことを誓い合う。そして二人は互いの存在を認め合う。
- だがまた気持ちがすれ違うとき、もう二人の心はきっと耐えきれない……母親の言葉に縛られていたとき、二人の前にキュゥべえが現れ、「だったらその誓いを願いにしてみないかい?」と魔法少女として契約を迫る。そして月夜と月咲は願う。「もうお互いを嫌いになりたくない」と。
- こうして魔法少女になった二人。アリナはいい話を聞かせて貰って創作意欲が湧いたと帰り、月夜も帰りに神社で久しぶりに笛を吹いていこうと月咲を誘う。
- 味方はお互いだけ、私と月咲ちゃんはずっと一緒でございます
上記のエピソードを月咲視点で描く。
期間限定イベント
月咲と連携し、色々あって本調子ではなかった鶴乃に勝利。マギレコ主人公勢に対する、今のところこれが唯一の白星である。
第5章での雪辱を果たすが、鶴乃が動かなくなったことに動転し、みたまの調整屋へと担ぎ込む。
実際のところ、鶴乃が起きなかったのはソウルジェムに穢れが溜まりすぎたためで、怪我そのものは大したことがなかったのだが、そのことを知った際には心底ほっとした表情を浮かべていた。どうやら、姉妹はあくまでもマギウスの目的を邪魔されたくないだけであり、相手を殺したいなどとは考えていない様子。
その後、鶴乃がドッペルを召喚した際には驚いていたが、そのあまりに残念な姿を「まるで成金の趣味でございます」と評し、「(前回の)ミックスジュースの分は笑わせていただきました」と茶化した。
メイン部分には登場しないが、鏡の魔女による一連の事件によってグリーフシード不足に陥っていたことがチャレンジクエストで語られている。
トリック☆トラブル☆学園祭〜パクッと解決!つむぎにおまかせあれ!〜
本イベントで初めて後輩の七瀬ゆきかが魔法少女であることを知る。沙優希を巡った文化部と運動部の争いの仲介を試みるが聞き入れてもらえず、実行委員のつむぎに助けを求める。
テレビアニメ
第7話で初登場。マギウスの翼に入ったフェリシアと杏子を案内したが、杏子にフクロウ幸運水を飲んでもらえなかった。
いろは達が拠点に来た時は象徴の魔女の手下達を差し向けたが、マギウスの翼を抜けことにした杏子と魔女に恨みを持つフェリシアによって、使い魔を全滅させられてしまう。
そして妹と同時にドッペルを発現させて一同を苦戦させたものの、いろはにウワサを潰されてしまう結果となった。その後、ウワサを潰されたことに気づいてやって来たみふゆと共にその場を去る。
続く8話ではひとりぼっちの最果てのウワサを捜索するいろはに後をつけられ、ただで帰す訳にはいかないと屋上の魔女を差し向けた。いろはに誰かを監禁している事を問われると二葉さなの名を漏らしてしまう。後からチームみかづき荘のメンバーたちが駆けつけると「邪魔が入った」と言い残し、その場を去った。
第11話では放課後に待ち伏せしていたいろはに弱みを握られ、ねむとの面会を求められたため「みふゆさんに相談させて下さい」と伝えて解放された。
なお、先に述べたように月夜の学校特定からの確保は原作にもあるのだが、アニメ版では校門でいろはが待ち構えてることに気づいたにもかかわらず「裏口ではなく正門から、鞄で顔を隠すという目立つ体勢で、小声で『失礼するでございます…』と言いながらいろはの前を通り過ぎようとして捕まる」という、原作より残念な捕まり方になっていた。それでバレないと思ったのか、暗に見逃してほしいとの意思表示だったのかは定かでは無いが、いずれにせよいろはに捕まってしまった。
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