概要
動物占い(どうぶつうらない)は、生年月日から性格を動物にたとえて占う占い。
陰陽五行思想を基にした四柱推命の十二運星を動物名に置き換えた(例:沐浴→チータ)ものを中心に日本で生み出された。この占いは、心理学者でもあった増永篤彦が行った、日干から日支に引いた十二運とある種の性格分類に相関があるとの説が基本にある。基本的には12の動物と4つのグループに分けられる。1999年頃にブームとなり、性格診断、相性診断、恋愛占いができるものなど様々な動物占いが誕生し、派生した占いも多数ある。なお、「動物占い(R)」は株式会社ノラコムの登録商標。
初期のキャラクターデザインは玖保キリコ。(株)ノラコムが小学館と離れていた一時期(2001年〜2005年頃)は版権の関係で松下進だったことがある。2008年12月1日より、動物占い(R)誕生から10周年となるためキャラデザインが前田ヒロユキとなる。現在公式サイトにて、2011年7月1日よりキャラデザインが変更されることが告知されている。
動物キャラと4グループとカラー
動物に割り当てられた各色は生まれた日の十干に対応している。イエロー(甲)、グリーン(乙)、レッド(丙)、オレンジ(丁)、ブラウン(戊)、ブラック(己)、ゴールド(庚)、シルバー(辛)、ブルー(壬)、パープル(癸)
地球グループ(自分軸、目標指向型、漢字表記)
虎(6色:ブラック、レッド、ブルー、オレンジ、ブラウン、パープル)
狼(6色:レッド、ブルー、オレンジ、ブラウン、パープル、ブラック)
猿(6色:レッド、ブルー、ブラウン、オレンジ、パープル、ブラック)
子守熊(6色:オレンジ、パープル、ブラック、レッド、ブルー、ブラウン)
太陽グループ(自分軸、状況対応型、カタカナ表記)
ペガサス(4色:イエロー、グリーン、ゴールド、シルバー)
ゾウ(4色:グリーン、シルバー、イエロー、ゴールド)
ライオン(4色:イエロー、グリーン、ゴールド、シルバー)
チータ(4色:イエロー、ゴールド、グリーン、シルバー)
満月グループ(相手軸、目標指向型、ひらがな表記)
ひつじ(6色:オレンジ、パープル、レッド、ブラック、ブルー、ブラウン)
黒ひょう(6色:ブラウン、オレンジ、パープル、レッド、ブラック、ブルー)
新月グループ(相手軸、状況対応型、ひらがな表記)
こじか(4色:イエロー、ゴールド、グリーン、シルバー)
たぬき(4色:グリーン、シルバー、イエロー、ゴールド)
5アニマル
今までの動物を「本質」とし、同じく四柱推命をもとに「表面」「意思決定」「希望」「隠れ」の4つの動物を導き出し、より深く性格や相性を占う。
表面
他人に見られている、または他人に見せているキャラ
意思決定
何かを考えるとき、ものごとを決断する時にあらわれるキャラ
希望
本当はなりたいと思っているキャラ
隠れ
ピンチのときや、土壇場の状態に追い込まれたときにあらわれるキャラ