「ゼロゼロドライバー!」
「ゼロ!」「ゼロ!」「ナイン!」
「カ・メ・ン・ラーイダー! ゼロ・ゼロ・ナインー!」
「009、島村ジョーはサイボーグである。世界征服を企むブラックゴーストに立ち向かうため、比類なき力と技を手に入れ、さらなる変身を遂げるのだ!」
概要
東京ドームシティGallery AaMoで開催されるバンダイのなりきり玩具総合リアルイベント「NARIKIRI WORLD 2024」で展示される、「サイボーグ009」60周年記念として、石ノ森ヒーローの二大看板である「サイボーグ009」と「仮面ライダー」が同一の世界観だったら…というIFのプロットに基づく特別企画。
他の石ノ森ヒーローが仮面ライダーとコラボする作品は往々にして見られたが、石ノ森ヒーローが仮面ライダー化するというコンセプトは非常に珍しい。
- 「サイボーグ009を生み出したアイザック・ギルモア博士と、仮面ライダーを生み出した緑川弘がもしも出会っていたら?」
- 「恐怖の武器商人黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)と悪の秘密結社ショッカーが実は極秘裏に通じていたら?」
- 「もしもゼロゼロナンバーサイボーグが仮面ライダーの変身ベルトを装着したら?」
というコンセプトで二つの世界観が融合する。
本作の世界観においてはギルモア博士もサイボーグ化しており、000のNo.を自らに与えている。
なお、仮面ライダーシリーズはいわゆる1号からZXまでの昭和ライダー(TVシリーズ)の世界観からの出典となる。
会場では変身ベルト「強化人間再活性化腹帯ゼロゼロドライバー」と専用携行銃「スーパーライドガン」が展示される。
メンバー対応表
デザインは総じて仮面ライダーの仮面や胸部装甲を装着したゼロゼロナンバーといった感じでマスクのクラッシャーはしまう事ができる。
一方で仮面ライダー000はプロトタイプ故か、仮面がモノクルのように左半分を覆うタイプになっている。
なお、設定画は原作調のものと『CALL OF JUSTICE』などの劇場用作品に近いリアル調のものの2種類が存在する。
名称 | 変身者 | 元ネタ |
---|---|---|
仮面ライダー000 | ギルモア博士(000) | 仮面ライダー1号 |
仮面ライダー001 | イワン・ウイスキー(001) | 仮面ライダーZX |
仮面ライダー002 | ジェット・リンク(002) | スカイライダー |
仮面ライダー003 | フランソワーズ・アルヌール(003) | ライダーマン |
仮面ライダー004 | アルベルト・ハインリヒ(004) | 仮面ライダースーパー1 |
仮面ライダー005 | ジェロニモ・ジュニア | 仮面ライダー2号 |
仮面ライダー006 | 張々湖(006) | 仮面ライダーストロンガー |
仮面ライダー007 | グレート・ブリテン(007) | 仮面ライダーアマゾン |
仮面ライダー008 | ピュンマ(008) | 仮面ライダーX |
仮面ライダー009 | 島村ジョー(009) | 仮面ライダーV3 |
余談
メンバーの人選は多種多様。
パワーファイターである005と2号、水中戦の得意なXと008や空中戦の得意な002とスカイライダー、サポーターポジションの003とライダーマンといったわかりやすい組み合わせのものから、カメレオンとあだ名される007とマダラオオトカゲがモチーフとされるアマゾン(共通項が“爬虫類”)、状況に応じて様々な武器を使い分け、ミサイル兵器を持つ004とスーパー1の組み合わせといった凝った人選もある。
006とストロンガーのようにどうしてそうなったという組み合わせも…(電撃を使える0010が敵キャラであるので無理もないが)。
009とV3には共通項があまり無いように思われるが、V3は仮面ライダー1号・2号の長所を組み込まれて誕生したように、009もまたゼロゼロナンバーの集大成的存在として作られた。
加えて009もV3も天涯孤独の身であるという共通項まであり、二人の人気の高さも加味するとこの組み合わせになるのもむべなるかな。
関連タグ
プロトタイプZX:仮面ライダーを主題とする漫画における、ゼロゼロナンバーのオマージュキャラ。
仮面ライダー001:東映の映像作品における同名ライダーはこちらにて。