『黒獣2』の登場人物で、第一作から百数年後のニグラムスティア帝国の女帝。一介の娼婦から、美貌と性技で前国王の寵姫にまで上り詰めて篭絡し、前国王に死によって女帝の地位を得た。その正体は北方より流れ着いた“ティーフリング”と呼ばれる淫魔で、強力な”魅了”の力で周囲を篭絡し、その生気を奪っている。また、自己中心的かつ享楽的な性格をしており、他者の苦悩に無理解であることに加え、命令が二転三転することも多い。
『黒獣外伝』では奴隷としてニグラムスティア帝国に売り飛ばされた幼少期の姿が描かれ、第一作の登場人物と関りがあることが描かれた。