「わたしにも眠れない時はあります。そういう時は広大な草原や、空を漂う雲のことを考えたりします…ええと、羊は数えません。自分がフェンスを延々と飛び越える姿を想像してください…とても安らかにはなれないでしょう！」

プロフィール

概要

神秘学家を特集する雑誌『UTTU』の編集担当の少女。他人の夢に入り込む神秘術を所有している。

頭部が丸ごと羊そのものというシュールな見た目をしているが、手足は人間と同様である。

人間と神秘学家の遺伝子を混ぜ合わせる実験の末、羊の胎内から産まれてきたという特異な出自を持つ。なぜか頭部だけが羊頭へと変貌してしまったらしい。

その身体機能はかなり不安定で、化学繊維の衣服を着用していると喘息発作を起こしてしまう。アレルギー症状を緩和するためにはカントリーミュージックを聴き続けなければならず、ウォークマンとヘッドホンが手放せない。

また身体の成長は12歳相当で止まってしまったが、実年齢はそれ以上に重ねており、性格も冷静で落ち着き深い。

バトルでの性能

「戦闘よりも、机で原稿を仕上げる方が好きです。」

通常スペルこそ素直だが、アルティメットが風変わりなサポーター。

しかし彼女の真価はアルティメット発動後の「夢遊」状態でこそ発揮される。

洞察1では自身がスペルを使用しなければ、敵ターン中の味方の被ダメージが軽減する。

洞察3になると「夢遊」状態であれば自身のHPを回復し、更にHPが90%以上になっていれば隣接する味方のHPも回復してくれる。パーティの2番目に配置するのがベター。

「勝利の保証はできません…取材では戦ったりしませんから。」

• デバフスペル《叶わぬ安眠》

「あなたはだんだん眠くな～る…」

クローン羊を敵陣に飛び跳ねさせる。

敵2体にダメージを与え、更に「危惧」のデバフを付与しメンタルダメージに弱くする。

「心を開き、夢を抱いてください。」

• バフスペル《芝生での対話》

「どうか拒絶しないで。」

カントリーミュージックを流し、味方を羊毛で覆う。

味方全員に2ターンの間、メェプルの攻撃力に基づくシールドを付与する。

「ケガをしないでくださいね。」

• アルティメット《ここへ、夢の奥へと》

「あなたの眠りをお守りしましょう。」

羊毛のハンモックに包まれて眠りにつく。

味方全員にシールドを付与し、更に自身を3ターンの間「夢遊」状態にする（塑像5凸では4ターンに延長する）。

「夢遊」状態では通常スペルが発動できなくなる代わりに、《羊跳び》なる特殊スペルを毎ターン追加で生成する。《羊跳び》はメェプルの行動と見做されないため、洞察1の効果と両立できる。

また補充されたメェプルのスペルは別の味方のスペルに置き換わる。「未完成の調律」を設定すれば不要なメェプルのスペルを除去できるため相性が良い。

《羊跳び》は通常スペルの行動の間に「挟んで」使うことで、左側に置かれたスペルのランクを1増やし、右側に置いたスペルのランクを1下げる。アルティメットの場合は何も影響しない。一番最初に《羊跳び》を選択するとメリットを享受できないのでくれぐれも注意。

ローリスクで味方のスペルランクを上昇できる便利なスペルだが、特殊スペルの仕様上《羊跳び》を最後に使うことはできず、必ず1枚は右側に通常スペルを置く必要がある。なるべくアルティメット、あるいはランク低下の影響が低いスペルを配置しておきたい。

「夢の羊飼いをさせてください。」

余談

英語版名称のBarbaraは「Baa Baa」という羊の鳴き声のオノマトペに由来しており、これに基づき日本語版のメェプルも「メェメェ」から取ったものとなっている。

中国語の数羊羔はそのまま「羊数え歌」の意味。

元ネタが実在したクローン羊「ドリー」であることは明白だが、あちらは当然ながら羊同士の遺伝子から生まれたのに対し、メェプルは人間と神秘学家の“女性同士”の遺伝子から生まれた存在である。

この設定が開示されるや否や「業が深すぎる」「思想が強すぎる」と界隈に震撼が走ることになった。

関連タグ

リバース:1999　重返未来1999　REVERSE1999　리버스1999

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