ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

メアリー・世良

めありーせら

メアリー・世良は『名探偵コナン』の登場人物である。
目次 [非表示]

「まだ信用するには程遠いが…

 もしも彼がしびれを切らして私の事を尋ねたらこう答えなさい…

 領域外の…妹だとな…」


CV:田中敦子(初代)(後に萩原千速も演じる)→本田貴子(二代目)(「ホテル連続爆破事件」以降)


概要編集

ホテルを転々とする世良真純と行動を共にする少女。巻き毛のショートヘアと目の下の隈が特徴で、中学生くらいの容姿をしている。

その幼い見た目に対して言動は大人びているのを通り越して高圧的かつ威圧的な印象を与え、数々の修羅場を潜り抜けたと思われる実績から裏打ちされた自信からか、他者に対してもどこか見下した言動や過小評価をする事が多い。


真純との関係を訊ねられたら領域外の妹と告げるよう指示する、コナンからは真純が所持していたハンカチに "Mary" という名の刺繡が施されていたことから、「メアリー」が「領域外の妹」の本名であると推測されていた。


コナンが落とした蝶ネクタイ型変声機を短時間で使いこなし、彼の代わりに眠りの小五郎の推理ショーを披露する程の洞察力や冷静な分析力を持っており、コナンによって仕掛けられた盗聴器も容易く見破っている。


更には病弱の身でありながら逃げようとした犯人の急所を的確に突いて一瞬で気絶させる身を隠すために命綱を付けながら自力でベランダの裏にしがみつく等の身体能力も持ち合わせる。


緋色の弾丸』では身体が小さくなりながらも、真純が相手をしていた沖矢昴(≒赤井秀一)を圧倒していた。



正体編集

その正体は赤井秀一羽田秀吉世良真純の実母にして赤井務武の妻。

更には黒ずくめの組織に協力していた科学者である宮野エレーナの実姉であり、宮野厚司の義姉。宮野明美宮野志保(灰原哀)の伯母。


日本人とイギリス人のハーフである日系イギリス人。実年齢は53歳。旧姓は「世良」、現姓は「赤井」。夫同様にMI6に所属している。

また、真純が他人から貧乳であることを指摘される度に「(胸は)母さんも巨乳だったから、これから大きくなる予定」と言い張る通り、家族で海に行った時には40代という年齢でビキニ姿で素晴らしいプロポーションを披露している。

だが現在はAPTX4869の影響で中学生くらいにまで幼くなり、また時折咳込む様子からも身体的に病弱化してしまっている模様。


かつては女性らしい口調だったが、10年前に夫の務武が消息不明となった後、務武の口調を真似て感情を表に出さないようになった。これは子供達の父親代わりとなり守ることの決意であり、自分の子への愛情は深い。

夫に対してもそれは同様で、連絡の取れなかった彼に変装して近づいたベルモットに対し、泣きながら激昂して銃を突きつけた。このことからも普段は冷静を装っているものの、根は激情家である可能性が高く、この点に関しては娘の真純にも受け継がれていると言える。


黒ずくめの組織には自身の生存に気付かれないようにすべく様々なホテルに停泊する形で移動し続けており、唯一現状把握している真純に託して自身の姿をあまり見られないよう外出もしていない。ただし、MI6は現在のメアリーの状況を把握している様で、劇場版『緋色の弾丸』ではMI6の部下達が運転していると思われる車に乗っている様子が描かれている。子供の姿のまま日本へ渡航出来たのも、組織からの支援があった為と推察される。

しかし、慎重な対応をとっている反面、解毒剤を入手して元の姿に戻ったら即座に娘と二人で組織への「反撃」に出ようと安易に考えている等、やはり猪武者な危うさを感じる部分がある(FBIの捜査官が次々と射殺された事件以降は、コナンだけでなく工藤優作でさえも組織を甘く見た事を痛感している)。


来日前編集

17年前まではMI6の一員として活動しながらイギリスで暮らしており、妹の夫である厚司の研究に協力を申し出た烏丸グループのことを「胡散臭い」と感じ、出資を受ける事に反対していた。


その後、消息不明となった務武からの指示で来日。日本を「平和な国」と評する。しかし、3年前に務武がロンドンで目撃されたという情報を聞きつけ、本人か確認するために真純を連れてイギリスに滞在していたが、「ホームズの黙示録」と同時期に、ヴォクスホール・ブリッジベルモットにAPTX4869を飲まされ(摂取方法はキスによる口移し)、直後にテムズ川に落下。


細胞の後退化はしたものの絶命を免れ、真純の元に戻って事情を説明しさらなる潜伏生活を余儀なくされるが、ウィンブルドンの中継にたまたま映ったコナンの存在を知り、10年前に会った工藤新一という少年とそっくりであることから、「薬か何かで元の姿に戻っている」という仮説を立て、母子揃って再び日本へ渡り、現在に至っている。


対人関係編集

長男。

死んだと報されたまま生存は把握しておらず、逆に秀一には真純の言動から幼児化していると推測されている。


次男。

羽田家に養子入りした彼を巻き込まない為なのか、連絡をシャットアウトし音信不通のままでいる。そのため秀一とのつながりや同棲中の恋人の婦警のことも知らない。

将棋タイトル七冠を達成した際には嬉しさゆえに珍しく母親の顔に戻り、満面の笑顔を見せている。


妹の娘であり、自身の姪に当たる。

自分達と血縁関係にあることは真純と共に気付いていない模様。


10年前に会っているが、自分達の事を忘れていた(その場に居合わせていた蘭の方が「以前どこかで会ったことがある」と言っていた)事から、一方的な失望感と不信感を抱いているようで「まだ信用するには程遠い」とまで評しているが、頭が切れることだけは認めている。

実際、真純がコナンから姿を見た自分の素性を聞かれる場合を予め想定しての「領域外の妹」であり、これは「TER(領域)をSISTER(妹)から外す」→「SIS=英国の秘密情報部(旧:MI6)」を、コナンが読み解けるか試す意味もあったと思われる。

赤井家の家族関係と現状について既に把握されているのだが、いざとなれば力づくの実力行使も厭わない姿勢が災いしてか、「メアリーと真純が灰原を狙っている」という疑心を抱かれ、状況次第では敵にもなり得るとして警戒されている。また、最近ではコナンが常備しているAPTX4869の解毒薬を手に入れるため、真純を使ってコナンを誘い出す事もしばしば。


余談編集

先述した通り、萩原千速がアニメに登場した際は田中敦子氏が兼任しているが、メアリーとは対照的に「コナンに(絡みで)個人的な恩義があり初対面時から協力的だった」ことから、アニメを観ていた視聴者達から「同じ役者だけど、演じ方でこうも違うもんなのか」と驚嘆され、千速の方を「コナンに協力的な方の田中さん」として扱い、逆にメアリーを「コナンに非協力的な方の田中さん」として扱うネタがひっそりとあったりする


しかし、田中氏は2024年8月20日に逝去。同年12月放送の「ホテル連続爆破事件」以降は、後任として本田貴子氏がメアリーを演じることになったが、千速も兼任するかどうかは現在のところ不明である(千速は2024年に掲載された原作エピソードで再登場しているが、アニメ版でアニメ化されるには約2年近くかかる事がほとんどの為、決定までに時間がかかるものと思われる)。

2代目の本田氏は過去に少年時代の白鳥任三郎を演じており、主要キャラを演じるのはそれ以来となるが、メアリーの実年齢(53歳)とほぼ同じ時期に就任している。


関連イラスト編集

Mary x Big Benお仕事メアリー

メアリーの寝顔


関連タグ編集

名探偵コナン

赤井家 赤井務武 赤井秀一 羽田秀吉 世良真純

務メア

関連記事

親記事

赤井家 あかいけ

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 347592

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました