概要
折り込みパイ生地を葉の形に焼き上げた、フランス発祥のスイーツ。パルミエ(palmier)は「ヤシ」の意で、ヤシの葉を象って作られたことから名付けられた。
表面がキャラメリゼされ、カリカリした食感が特徴。また、サクサクした軽い食感はクロワッサンに似ているが、酵母は入っていない。チョコレートでコーティングしたものも。パティスリーでは掌大の大きさで売られている。
作り方
パイ生地を両端から中央に向かって巻き、1センチ幅にスライスする。これによりヤシの葉型(ハート)になる。側面に砂糖をまぶして焼く。
派生種
- シュヴァンスオアー:ドイツのパルミエの派生種。「豚の耳」の意。顔ほどの大きさから掌サイズまで様々。味はプレーンや端にチョコがかかったもの、シュガーグレイズされたものがある。バター風味で、ふんわり軽い食感。ベーカリーで売られてる事が多い。
- 源氏パイ:日本発祥のパルミエの派生種。三立製菓の開発者がフランスに視察したさい、パルミエを安価に作る方法がないかと、思案した末に開発したもの。