基礎データ
全国図鑑 | No.0755 |
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アローラ図鑑 | No.178 |
ガラル図鑑 | No.340 |
ローマ字表記 | Nemasyu |
分類 | はっこうポケモン |
タイプ | くさ/フェアリー |
たかさ | 0.2m |
おもさ | 1.5kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | はっこう/ほうし/あめうけざら(隠れ特性) |
タマゴグループ | しょくぶつ |
各言語版での名称
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | ネマシュ | 寝ます+マッシュルーム |
英語 | Morelull | |
ドイツ語 | Bubungus | |
フランス語 | Spododo | |
韓国語 | 자마슈 | |
中国語 | 睡睡菇 |
進化
ネマシュ→マシェード(Lv.24)
概要
ポケモンサン・ムーンから登場するきのこのような姿をしたポケモン。
パラス系統、キノココ系統、タマゲタケ系統に次ぐきのこモチーフの種族。それぞれが第1世代・第3世代・第5世代で登場していることから奇数世代は新規のキノコポケモンが登場する法則が出来ている。
名前の由来は寝ます+マッシュルーム。
きのこの笠に発光体を持ち、PVではボールから飛び出した個体が笠を点滅させている様子が確認できる。
またばらまく胞子にも発光体があり、弾けた時は特に強く光る。この胞子の光には強力な催眠効果があり、明滅を見ていると強い眠気に襲われてしまう。ネマシュはこの胞子を獲物を無力化させたり身を守るための武器にしている。
ちなみに過去に危険を感じた大量のネマシュ達が一斉に胞子をばら撒いた際、偶然上空を通りかかった飛行機が大事故を起こしかけたという事例があったらしい。
更にねむりごなまで覚えるという正に
『相手を眠らせる事に命をかけているポケモン』である。
このような特徴を持ちながらもタイプはでんきタイプではなく、モンメン・エルフーンと同じ草とフェアリーの複合である。
三脚のような根を持ち、夜行性のネマシュは夜中にこの脚で住処を移動するほか、同種族とコミュニケーションを交わしたり、他の生物からエネルギーを吸い取る能力を持っている。
笠が光るきのこ、という特徴からモデルとなっているのはおそらくヤコウタケ。
ヤコウタケは実在する光るきのことしても知られ、最近は自宅で光るヤコウタケを育てられる栽培キットが発売されるくらいに定着している(ちなみにヤコウタケは食用ではない。同じく光るキノコであるツキヨタケに至っては稀でこそあれ死亡例すら確認されるくらいには猛毒である。)。
ただしヤコウタケの主な分布は伊豆諸島の八丈島要するにナナシマであり、ゲームの舞台であるハワイ周辺には存在しない。
ところがどっこい、妖精感増しましなそのデザインから、イギリスをモチーフとしたガラル地方に生息しており、現地のポケモン図鑑では頭の傘は食用に適していて、傘を取られても一晩で再生すると解説されている。
このあたりは“一晩”つながりでヒトヨタケをモチーフにしてると考えられるが、あちらは「“一晩”で傘が溶けてしまう」キノコである。
食用“ではあり”、味もネマシュないしマシェードの由来であるマッシュルーム(ツクリタケ)に似た食感と味とされるが、イタリア語のコプリーヌから命名された成分・コプリンがだいたい1週間の間はアルコール耐性をゼロにしてしまい、お酒と呑もうものなら悪酔いで大変なことになるので、「飲んだら食べるな、食べたら飲むな」である。
もしかしたら催眠にまつわる逸話が多いのも、ヒトヨタケとしては悪酔いによる昏睡症状もモチーフとして取ったからなのかもしれない。
実写版名探偵ピカチュウでは浮遊能力を持っている事が判明している。
特性は分類と同じはっこう、きのこポケモンお約束のほうしの二つ。
あくしゅうのような仕様変更がない限りは戦闘で全く役に立たないはっこうは無意味なため戦闘で使うならほうし一択か。ただしこちらもほうしの効果でねむり以外の状態異常が発動するときのこポケモンのお家芸キノコのほうしがくさタイプ以外にも撒けなくなるというデメリットも抱えている。
キノコのポケモンだが、頭部にある傘はなんとなくアレっぽい。
ポケモンGO
2022年10月14日から実装され、2023年11月7日から色違いも実装されている。
こちらもきのこ系の例に漏れず捕まえると貰えるほしのすなが多い部類に入るが、他の多く貰えるポケモンと異なり捕獲率が異様に低い。
このため野生で出現しやすいイベントでは、ほしのすなを求めて今日も誰かがきんのズリのみとハイパーボールを投げている。
使用トレーナー
アニメ版
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
「ネマシュ?」
- SM29話で初登場。光る胞子の催眠効果は、光を数秒程度見続けなければ防げる。くさタイプのモクローとアママイコにも効いていたので、キノコのほうし等の粉技ではない可能性が高い。
- とある森で楽しくキャンプをしていたサトシたち6人とその手持ちポケモン達だったが、突然スイレンが真昼間に怪談を始めた。「この森に入った人はいつの間にか眠ってしまい、目が覚めるとガリッガリに痩せてしまう」。
- 怪談通り、1人また1匹と姿が消えては、眠った姿で発見される仲間とポケモン達。サトシにも小さな影が猛スピードで走り寄り……。
- 目を覚ましたサトシとピカチュウ達ポケモン全匹とスクール組ほぼ全員はガリガリに痩せ細っていた(サトシのポカブ初登場時を思わせるほどの衰弱ぶりで、ロトムはバッテリーが大幅に低下していた)。強い空腹感を訴える被害者たちは作りおきしていたカレーとポケモンフーズで元に戻ったが、直後犯人は1匹のネマシュだと判明。その胞子に眠らされ、脚代わりの根で養分を吸われたせいであった。判明後もサトシは追い払おうとせず、カレーを食べながら受け入れた。
- 紆余曲折あって限界まで養分を蓄えたネマシュは、夜の行軍をするネマシュの大群に合流し、1本の大きな木に辿り着く。そこで数百匹近くの仲間とともに一斉にマシェードに進化し、集めたエネルギーで花を咲かせサトシたちを感動させた。SM編では3種類目の進化となった。
- 別れ際マシェードとサトシが指をあわせるシーンがあるが、これは某SF映画のパロディと思われる。
- またヤレユータンが経営するカフェに、複数の別個体がランプシェードのバイトとしてマシェードと共に訪れている。
ゴウのネマシュ
新無印では55話に登場。ガラル地方のルミナスメイズの森に生息していた野生個体で、近くを通りかかったゴウにゲットされる。
その他
SM | 39話・59話(回想)・71話・84話・87話・99話・113話(クイズ)・121話 |
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映画『名探偵ピカチュウ』
中盤、フシギダネやキュワワーと共に登場し、ティムと怪我をしてしまったピカチュウをミュウツーの元へと案内した。 傘を発光させながら無数のネマシュが画面内を飛び交うシーンはとても幻想的な光景となっており、ファンからの評価も高い。
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター ポケモン ポケモンSM ポケモンUSUM
0754.ラランテス→0755.ネマシュ→0756.マシェード