カタログスペック
型式番号 | ZM-S27G |
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頭頂高 | 14.8m |
本体重量 | 8.2t |
全備重量 | 19.9t |
ジェネレーター出力 | 5,960kw |
スラスター総推力 | 75,820kg |
装甲材質 | ハイチタン合金ネオセラミック複合材 |
機体概要
トムリアットの強化発展型MS。第37話で初登場し、地球クリーン作戦で始めて実戦投入された。
背部に可動式バーニアを採用しており、ヘリ形態時の安定性とMS形態時の機動性、白兵戦能力が向上しており、ツイン・ラッドを使っての作戦行動も可能となっている。
ビームローターはゴッゾーラのビーム発振機3基型から2基型へと改良され、構造の簡素化・省エネルギー化・低コスト化を実現。
ビームローターはトムリアットやメッメドーザのように複数を装備するのではなく、ゾロ同様腕部と背部で付け直す方式に先祖返りした。
スラスターの総推力が見直されており、宇宙世紀150年代のMS平均推力値を下回っていたゾロやトムリアットの欠点が改善されている。
装甲材はアビゴルでテスト導入されたハイチタン合金ネオセラミック複合材を採用したことで、より強固かつ軽量化に成功しており、ヘリ型可変MSの集大成と言える機体である。
また、新規武装として頭部のショックバイトが追加。
頭部両脇からクワガタのアゴのように噛みちぎることができる。有効射程はビームサーベルよりも狭く、超至近距離に限定されるが、相手の意表を突く攻撃を行える。劇中ではV2ガンダムのコアファイターに組み付いた際、スタビライザーを文字通り噛み千切った。
主なパイロットはドゥカー・イク隊の副官レンダ・デ・パロマ、同隊の整備係シシリー・フィツィーネ。
ザンスカール帝国が巨大ローラー作戦を成功させたことで、連邦軍及びリガ・ミリティアと休戦協定を結ぶのだが、独断で雪辱戦を行うドゥカー・イク率いる一部モトラッド艦隊に2機が投入され、LMを襲撃した。
レンダはそれまでは行動を共にしていたドゥカーと同じ機体、もしくは複座式の機体に同乗していたが、ドゥカーはこの回に限っては別機体ジャバコに搭乗している。
シシリー機は、北海での戦闘でV2にコックピットを攻撃され死亡。レンダ機も二度目の戦闘で中破し、母艦リシテア級エムに帰艦するもブリッジを撃たれドゥカー共々戦死したため、レンダ最後の搭乗機体となった。
武装
頭部ショックバイト×2
脚部4連マルチポッド×2
ビーム・ローター(シールド)
ビーム・トマホーク×2
ビーム・ライフル