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テノントサウルス

てのんとさうるす

白亜紀前期の北アメリカに生息していた草食恐竜。
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概要編集

1億1000万年くらい前の北アメリカに生息していた恐竜でイグアノドンの仲間。名前の意味は「腱を持つトカゲ」。

これは背骨を支える網状の腱(骨と筋肉を繋ぐ筋)が由来。

大きさは6.5メートルとそこそこあるが、この数値は全長の6割強を占める長い尻尾で稼いでいたので本体はそこまで大きくなかったようだ。

 

イグアノドン科としてはとりわけ原始的で、より古い時代(ジュラ紀後期~白亜紀前期)のカンプトサウルスよりも進化の度合いが低かった。

 

発見と命名編集

最初の化石は1903年にアメリカ・モンタナ州でバーナム・ブラウンによって発見された。しかし命名されたのは1970年になってから。

当時の生態系では最も個体数の多い動物の一つだったため、デイノニクスアクロカントサウルスなど当時の北米大陸に生息した多くの獣脚類の獲物となっていただろう。その証拠に、1頭のテノントサウルスと数頭のデイノニクスがまとまって見つかった例もある。

狩り その3
テノントサウルスを襲うデイノニクス(古い復元) だよ

テノントサウルスの尾は武器としてそれなりの威力があったとされ、襲いかかってきた肉食恐竜にもある程度は応戦できていた可能性が高い。

また2008年に彼らは8歳ほどで性成熟したことが判明。成長の早さも、彼らの生き残るための手段の一つだったのだろう。

関連タグ編集

鳥脚類 イグアノドン イグアノドン科

デイノニクス:化石の状況はこいつらが群れで狩りをした可能性が高い事を示唆している。

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