概要
シャドウバンとは、ユーザーが検索候補やタイムラインに表示されなくなる事による事実上の垢BAN現象である。
Twitter(X)
ほとんどの場合はTwtter(現在はXを名乗らされている)でのことを指す。
当時から現在XとなってまでTwitter運営はシャドウバンは存在せず、あくまでも「ツイートのランク付け」を行っているだけだと主張している。
だが事実上として、一定レベルの状態でセンシティブ表示をしてない人の検索に表示されなくなるので、この境目をシャドウバンと呼んでいる状態だと考えられる。
またアカウント単位のものとツイート単位のものが存在する。
シャドウバンの症状(アカウント単位)
シャドウバンと一言で言うものの、複数のシャドウバンがあることが確認されている。単純なランクにあるわけでは無いようで、「アレにはかかってるけどコレはかかってない」ということは稀ではない。
話題バン(サーチサジェスチョンバンの一種)
話題タブの検索に表示されなくなる。症状としては最も軽いもの。
加えて、これ以上の症例だとフォロワー外のおすすめTLに表示されなくなる。(ただし、フォロワーの〇〇さんがRTと表示されている時は出てくることはある)
半数以上の人はおすすめTLを見ていると言われるので、新規フォロー獲得がガタオチするので非常に害悪である。
ついでに言えばおすすめユーザーにも表示されなくなる。
最新バン(サーチサジェスチョンバンの一種)
話題バンがより重度になったもの。検索の最新タブでも表示されなくなる。
アカウント検索バン(サーチサジェスチョンバンの一種)
ID検索してもアカウント検索タブに出てこなくなる。おすすめバンと併発することが多い。
おすすめバンが解除されているのにこのバンが解除されていない場合、簡単におすすめバンや最新バンを食らうと言われている。
アカウントおすすめバン(サーチサジェスチョンバンの一種)
検索に文章を入れた時、候補としておすすめされなくなる。
正確にIDを入れていても出てこなくなる。
アカウント検索バンと併発することが多いが、稀に別個に発動する。
サーチバン
上記が更に酷くなりクオリティフィルターに関係なしに表示されなくなる。
ゴーストバン
通知なども表示されなくなり、事実上存在しないようなものになってしまう。
リプライデブースト
リプライ表示の優先度が下げられる、つまりはスパム扱い。
酷くなると「攻撃的な返信を表示」を押さないと表示されなくなる。
攻撃的なツイートをしたつもりがなくてもエッチなのはダメ!死刑!などのミーム・定型句だったり、作者ではなく漫画の中の登場人物等に暴言を吐いてしまう人は少なくなく、そのつもりがなくてもスパム扱いされている人は多いので気をつけること。
新規アカウントバン
新規アカウントは強制的に数ヶ月のシャドウバンを食らうことが知られている。
スパムかどうか判定するための期間だと言われるので、通常の交流を心がけよう。
日本バン
日本製のアカウントは理不尽バンされやすいことが知られている。差別である。
せめて国設定を日本以外にしておこう。
強制センシティブ
全てのツイートがセンシティブ扱いになる状態。センシティブ設定だと上記と同じく新規フォロワーの獲得が難しくなる。
設定がこれで固定された場合、二度と解除されることはない。また新規フォロワーもほとんど獲得できないので事実上の凍結に等しい。
シャドウバンの症状(ツイート単位)
「軽センシティブ判定」などとも呼ばれるもの。
基本的にはアカウント単位のものと種類は同じで、投稿後約1分で隔離判定が行われる。これを繰り返すとアカウント単位にも影響が及ぶとされる。
肌色のものがアウトだと言われているが、センシティブな画像をグレースケールにしても弾かれることがある。つまり形状自体も学習されている。
特に人間の股の形状に敏感に反応するようで、パンツ等を履いていても股間アップなどはかなり危険。
また長期間経った後に急に隔離が行われていることがある。これは人力での報告が原因であると言われている。
シャドウバンの予防
上記のシャドウバンは点数制であることが明らかになっている。そのため点数を減らすような以下の行為を避けることが必須とされる。
- ハッシュタグの乱用をする
- 大量のいいねやリツイートをする
- Twitterの規約違反に当たる行為をする(主に大量のフォローや投稿などbotと間違われるような行動)
- 上記のツイート単位のシャドウバンされるような投稿をする
- 過激な発言をする(エッチなのはダメ!死刑!などミームにも注意)
その他、減点だと言われているのは
- シャドウバンされているエロ画像などのRT
- 非表示にされているリプ(スパム扱いされている)に返信すること
- 大量の再掲載や、他人の画像の転載
実際、同じ画像を10枚より多く投稿すると11枚以上は検索から弾かれる模様で、再掲載のし過ぎは禁物。また画像リプも同じ画像が何枚も貼られている扱いになると思われ危険である。
ちなみに減点のツイートはいつまでも減点されつづける模様。過去に遡って削除しておくこと。
逆に加点行動は
- 他人に迷惑をかけずに時間が経過する
- 相手にリプを送られる
が加点行動でありる。積極的に迷惑でない交流を心がけよう。
周期性がある?
Yahooリアルタイム検索などで、「シャドウバン された」「シャドウバン 解除」等を検索し、時間ごとの呟きを確認するとピークが見られることが確認されている。
一定期間ごとに点数の低い人をシャドウバンしていると言われている。
ウミガメのスープで予防出来る?
ウミガメのスープなどに代表される、リプライを送ることで進行出来る系統のゲームを開催することで合法的に相手に大量のリプライを送ってもらう方法が知られている。
シャドウバンの確認
サブアカウントから検索できるか確認するのが一番安全である。
ツールも存在するが、判定されなくても実際にはかかっていることがあるので注意!
シャドウバンの解除方法
点数制であることから上記のような加点行動を取り、減点行動を避けることが第一である。
過去のツイートが減点の要因になっていることもあるため、過去ツイートを削除した結果シャドウバンが解除されるようになった人も少なくない。
Twitterシャドウバン疑惑の歴史
Twitterにおいては、以前から絵師やコスプレイヤーなどがシャドウバンされることが多かった。しかし、2022年10月に言論の自由を大事にする方針を明確にしているイーロン・マスクが同社を買収、CEOに就任してからは、シャドウバンが次々と解除されたという声が上がった。このことから、当時のTwitter運営がシステムを悪用し言論統制を行っていたのではないかという疑惑が上がった。なお、当時のTwitter運営はイーロン・マスクによってリストラされてしまったため真実は闇の中である。
当時のTwitter社員が意識高い系のツイートをしたり、仕事中に飲酒、パーティーなどを行っていたことから彼らは自分たちの事を陽キャだと思っていたに違いない。そのため絵師やコスプレイヤーなどのいわゆるサブカルチャーを制裁、排除する事で、InstagramのようなキラキラしたSNSに変貌させる野望を持っていたのかもしれない。
創作メインで活動している場合は肌色の面積が多いイラストなど成人向けの要素が強い画像を頻繁に載せているとシャドウバンされやすい傾向がある。
その他のSNSのシャドウバン
現時点で確認されてるものではtiktok、Facebookなどもある。
関連イラスト
ウマッターにて。