シカゴ
しかご
シカゴ(英語:Chicago)は、アメリカ合衆国のイリノイ州に属する都市。同州最大の都市でミシガン湖に面し、超高層ビルが立ち並ぶ。アメリカで3番目である266万5039人(2022年7月推計)の人口を擁し、市名の由来は先住民の言葉で「野生のニンニクあるいはタマネギのある場所」という意味である。この地は風が強い事で知られ、ウィンド・シティという別称がある。
1795年8月にアメリカは北西インディアン戦争に勝利し、この地の一部の地域はグリーンビル条約に従い、先住民族による軍事的地位の為に引き渡された。1803年8月にアメリカ陸軍はディアボーン砦を建設し、1812年8月にイギリス軍とその先住民の同盟国に破壊された後に再建された。
1816年8月にセントルイス条約が締結され、この条約でオタワ族・オジブワ族・ポタワトミ族は追加の土地をアメリカに譲渡した。1833年9月にシカゴ条約が締結された後、ポタワトミ族は彼らの土地から強制的に移住され、ミシシッピ川の西に送られた。1833年8月に町として成立した後は1837年3月に市に昇格し、この地はアメリカ東部・西部の間の重要な交通の拠点となった。
元々は穀物の交易所から発展した都市で、現在でも世界最大の商品取引所があり、芸術・音楽などの文化活動が活発である。都市交通として地下鉄と高速鉄道があり、アムトラックによるアメリカ各地への長距離鉄道がある。高層建築が立ち並ぶ大都市でもあるが、中でも1973年9月に完成したシアーズタワー(2009年7月にウィリスタワーに改称)が有名で、1996年6月にマレーシアのペトロナスツインタワーが建設されるまで世界一の高さを誇った。
他の都市との関係
大阪市とは姉妹都市であり、どちらも商業と金融の街である・かつて国内随一の中心地であり、後に国内の中心都市(第2の都市だった)、歴史があり、どことなくガラが悪いが人情味溢れる市民性、更に移住者や転入者ばかりとなったニューヨーク(東京都と姉妹都市)とのライバル関係などの共通点がある。現在は人口・経済力で新興都市のロサンゼルスに抜かれてしまっているが、今もシカゴがアメリカで第2の都市という認識が多くのアメリカ人に根強くある。
それもそのはずで世界で最初に高層ビルの建設ラッシュが行われた、いわば昨今のダウンタウンの基礎が築かれた世界で最初の近代都市がシカゴだからである(超高層ビルの本数はロサンゼルスの2倍以上)。これはかつて体験したシカゴ大火が関係しており、市街地作りに、火に強い鉄筋コンクリートが推奨されたため。
ちなみに、シカゴの人は大阪市の巨大なダウンタウンを見ると自分の街によく似ているという感想を抱くという。大阪市は都市計画に対しニューヨークのマンハッタンを参考にしているが、そのマンハッタンもシカゴのダウンタウンを参考にしているからである。
1917年4月にカナダの作家・ベキシログラファーであるウォレス・ライスが提案したものが採用され、当初は星が2つある状態で始まった。1933年10月にその3つ目が追加された後、1939年12月からは4つ目になって現在まで存続している。白いフィールドの3つのセクションと2つのバーは都市の地理的特徴・星は歴史的な出来事・その先端は重要な美徳または概念を表している。
北アメリカ4大スポーツリーグと呼ばれる競技では、5チームが本拠地としている。
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