クロウメモドキ科(Rhamnaceae)は、真正双子葉類バラ目に属する植物の科。
低木や高木、まれに草本。つる性となるものもある。ユーラシア、南北アメリカ、アフリカ、オセアニアの熱帯から温帯にかけて約58属900種が分布し、日本にもクロウメモドキ属、クロイゲ属、ケンポナシ属、ハマナツメ属、クマヤナギ属、ヨコグラノキ属、ネコノチチ属などが分布する。また、ナツメ属は果樹や庭木として、セアノサス属(カリフォルニアライラック)は観賞用として重要である。
花は小型で花盤が発達し放射相称、しばしば枝や托葉が変形した刺がある。果実は液果(ベリー)または多肉果(ドリュープ)になることが多い。