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カザモリ・マサキ

かざもりまさき

カザモリ・マサキとは、『平成ウルトラセブン』シリーズの登場人物(メイン画像一番右の人物)。
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演:山崎勝之

概要編集

『誕生30周年記念3部作』から登場した新生ウルトラ警備隊の隊員。

身長174cm、体重60kg、血液型AB+(『EVOLUTION5部作』エピソード1でシラガネ隊長が閲覧していたプロフィールより)。

実直な性格で女性隊員たちからは「カザモリ君」と呼ばれることが多いが、本人は君付けで呼ばれることがあまり好きではない。


ヴァリエル星人との戦いでウルトラセブンモロボシ・ダンと出会い、以降はダンがその姿を借りて入れ替わるようになった。入れ替わっている間はカプセル怪獣のカプセルに収納されている。

ただセブンはカザモリへの配慮なのか、ダンの姿にも愛着があったからなのか、隊の中にいる時だけカザモリの姿を借りており、セブンへの変身もダンの姿で行うことが多かったが、状況によってはカザモリの姿から直接変身することもあった。


当初はセブンが姿を借りたカザモリの雰囲気がカザモリ本人とは大きく異なっており、対面したフルハシ参謀にはセブン=ダンだと見抜かれ、カザモリ本人はフルハシ参謀から問われて困惑する場面もあった。


『1999最終章』ではヴァルキューレ星人との戦いの際、星人に憑依されたことでダンに自らを撃たせて瀕死の重傷を負い(命を落としたともとれる状況だった)、直後にセブンにカプセル怪獣のカプセルに収容され治癒の日を待つことになる。その間、セブンはカザモリの姿を借りて地球で活動したが、この時はカザモリ本人と雰囲気が近くなっていた。本人は最終話での戦いの後に蘇生し、カプセルから解放されている。(完全版では、解放されたあとに指令室でカザモリ本人が隊員たちから生きていたことを喜ばれるシーンが追加されている)

『EVOLUTION5部作』ではウルトラ警備隊を退役して喪失感に明け暮れながら旅をしており、さらには言動が大人びていた。


ダンのカプセルの中にいた頃の記憶もなかったが、セブンの超能力が宿っており、ペガッサ星人によるダーク・ゾーン事件を経て超能力が覚醒。ネオパンドンが出現した際、額に開眼した「天の目」から発した光と、馬の首暗黒星雲に幽閉されていたセブンが変化したミュー粒子が合わさって完全に一体化し、新たなセブンとなった(本作のセブンの声は、ダン役の森次晃嗣氏ではなくカザモリ役の山崎氏が務めている)。その後は一人称が「俺」からダンと同じ「私」に変わっているなど、人格の融合が進んでいるような描写がある。


すべての戦いが終わった後、どこへともなく旅立っていった。


余談編集

演じる山崎氏は、『1999最終章』ではカザモリというよりダンを演じている感覚で撮影に臨んでおり、森次氏の細かい癖を真似た。


山崎氏は『仮面ライダー555』にてゲストの敵役である赤井/カクタスオルフェノク役を演じている。このとき、1回だけだが仮面ライダーファイズに変身しており、「ウルトラ戦士と仮面ライダーの両方を演じた役者」の1人になった(他には5人いるが、いずれも演じたのはある)。

また、後に『ウルトラマンオーブ』にも主要登場人物の1人である早見ジェッタの父親役としてゲスト出演している。幼少期のジェッタにヒーローとはどういう存在かを語るという短いながらも美味しい役回りでの登場に、視聴していたファンを驚かせた。

そして、2019年のアニメ版『ULTRAMAN』では主人公の早田進次郎のモーションアクターを担当した。


関連タグ編集

ウルトラセブン 平成ウルトラセブン モロボシ・ダン

ジン - 『ULTRASEVENX』でのセブンの変身者。


歴代ウルトラマンの主人公系譜

朝日勝人 → カザモリ・マサキ → マドカ・ダイゴ

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